ツレがうつになりまして。のレビュー・感想・評価
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うつ病への見方が変わりました。
ずっと気になっていた映画です。うつ病の知識はなく、ただ病んでいる人というイメージでした。しかしこの映画を観て、大変な中にも暖かい幸せがあり、心温まるすごくいい作品でした。漫画家ならではの絵日記で描かれて行く日常がすごく可愛らしかったです。なんだか幸せを貰った気持ちになりました。見て損はありません!
あたたかみのある作品。
うつ病を身近なテーマに
うつ病になった夫と
それを支える妻の夫婦愛
夫婦愛といいつつも
べったりしたものではなく、
爽やかさがある
終盤に急にアニメーションが登場したり
講演会にデキナイさんや上司が参加していたり
そういった部分はちょっとよくわからなかった。
こういった病気に関わる映画は
いろいろ意見が分かれると思いますが、
社会にある程度うつ病を知ってもらえるので
個人的には良いのでは?と思います
全体的には好きな映画です
鬱ッテ?笑えて泣けて。夫婦の絆を。
まず初めに思ったんですが、これはもしや安浦刑事の家ッ!????
そんな懐かしいドラマを思いだしながら鑑賞…
とにかく感心しちゃう!!同じ女として…。ツレのツレが凄く素敵な奥様なんだよなぁ…仕事辞めなきゃ離婚するっ!!
なんて…更には自分が鬱になったって不思議じゃない環境の中…。支えてくれる、傍にいるって事は本当に素晴らしい事。
本当の鬱に対しての知識もなく、周りの言う「最近鬱だわー」とは全く違う【鬱】。偏見もあると思うし接し方とか凄く悩む…でも作品を通して変に気張らなくていいのかなって。
そんなに重苦しい作品ではなく所々で笑えて、でも泣けて、凄く楽しめました♪
しかし、ツレは周りの人の環境に恵まれてるなぁ。
優しいゆえに几帳面で繊細ゆえの鬱…複雑な心境になった。だからこそあんなふうに支えられる妻になりたいと思えた。
オススメしてくださったH様に感謝。
宮崎あおいさんみたいな奥さんだったら、特に問題ないと思うけど・・・。
自分もうつ病になるかもしれないと思い、(頭が重くてやる気がないということなら、もうなっているのかもしれないけど・・・)興味があったので、見てみました。
しかし、これならうつ病は関係ないかな?
ちょっと重くなるけど、癌や心臓病、脳梗塞、若年認知症などの他の病気でもいいと思った。
これはうつ病というより、宮崎あおいさんを見る映画です。
とにかく可愛いし、やさしいし、同時に男前ですごくかっこいい。
「ツレがウツになりまして、仕事をください!!」と編集者にせまるシーンは、女性だからかもしれないけど、本当にかっこよくてシビレました。
こんな人がいたらすばらしいな、という気持ちで見ていました。
だけど、世間一般的には、うつ病で会社辞めるなどということになれば、夫の方は「星守る犬」の西田敏行さんみたいになりそうな気がする。
面白かったけれど、宮崎さんが見たくて見たのではなく、うつ病になったらどうなるのか?ということを見たかったので、その辺が不満でした。
ツレ、会社、辞めちゃえば?
映画「ツレがうつになりまして。」(佐々部清監督)から。
私としては「うつ病」を理解する、というよりも、
まわりの人の接し方がとても参考になった気がする。
特に、うつ病になった主人公が発する台詞、
「その食欲、羨ましいよ」「うつ病なんかになってごめんね」
「申し訳ない・・」「どう頑張ればいいんだよ」等は、
私のメモがそのまま、こんな台詞は要注意、となるのだから。
しかし、私が今回気になったのは、妻が夫を「ツレ」と呼ぶことへの違和感。
「ツレ」とは、もちろん「つれあい」(連れ合い)のことであり、
辞書によれば「行動を共にすること。また、その人」
「配偶者。また、夫婦の片方が他方のことを他人にいう言い方」とある。
他人に紹介する時「私のつれあいです」などと使うとばかり思っていたので、
「どうした、ツレ?」「ツレ、会社、辞めちゃえば?」
「ツレは、ここにいていいんだよ」「私の隣にツレがいてくれてよかった」
「ツレ、割れないであることに価値があるんだよ」と、連呼されると
物語より、その単語の使い方が気になってしまった。(汗)
タイトルの「ツレがうつになりまして。」は、一番最後の「。」が気になるが、
あとに「・・仕事を下さい」という台詞が続いたので、OKとしたい。
私は、妻に「ツレ」って呼ばれたら、正直、嫌だなあ。
本当に心温まる映画
なかなかよかったと思います
なかなかよかったと思います。
取り上げているテーマは「うつ」で、なかなか辛い状況が描かれているのですが、一貫してほのぼのした雰囲気。くすりと笑え、泣け、あったかい気持ちになれます。ストーリー展開は、だいたい予想通りでしたが、それでも充分満足できました。
宮﨑あおいと堺雅人はさすが。
宮﨑あおいは、ああいうマイペースで頑張らない役をキュートに演じるのが本当に上手。役柄と本人が完全に一体化して見えました。
堺雅人は、几帳面過ぎてうつになってしまうというキャラにピッタリで、本人的にはどんより落ち込んでいるのに、はたから見ると妙なおかしさをかもし出していて絶妙だと思いました。
この二人は、大河ドラマ『篤姫』で、徳川将軍と正室を演じましたが、それ以上にお似合いの夫婦役だったと思います。
宮﨑あおいは、実生活の方では夫と別居などと報じられていますが、作品中で彼女自身が言っている台詞がまるっきり矛盾していて、あらためて役者って大変だなあと感じました。
あとはやっぱり、イグアナのイグの存在が、ストーリー展開には大して影響はないものの、いい間を作っていてよかったと思います。
うつという病気については、この映画を見ただけで理解できるわけもないでしょうが、特別なことではないと感じることはできました。
ふんわり夫婦
こんなにツレーのに(涙)
素敵な奥さんです
「篤姫」を見ていなかったので、この二人が夫婦役ってどうなんだろう?と思いましたが、予想以上に素敵な夫婦でしたので驚きました。
宮崎あおいさんのハルさんは、ツレを支えるしっかり者でもありながら、チャーミングですし(部屋着もかわいい!つい服ばっかりに目がいってしまいました)
堺雅人さんは、今までツレのような役柄を見たことがなかったので、本作での堺さんは、新鮮に感じました。
私は過去にうつ病にかかったことはありませんが、うつのような兆候が現れることがあるので、「頑張れ」と言われて余計に落ち込むことや、「自分がいなくなっても誰も困らない」と自分を責めることが、私とダブって涙が出ました。
観終わった時、心がほっこりする作品です。
主演二人に拍手!
夫婦が繋がっておりまして。
以前、NHKドラマでやっていた本作を見ていた。
ハルさんを藤原紀香、ツレを原田泰造が演じていたが、
映画版のキャストをみて、絶対こっちだろう♪と思った。
実際に観てみて、もちろんこちらが圧勝!の出来。
ドラマ版では、どうもうつに対しての描写がキレイすぎるし、
加えてハルさんも生活感ないし(ワザとだらしなくしてたけど)
個人的にイマイチだったので、こちらを観て素直に感動した。
しかし宮崎あおい、いま私生活でもこんな感じなのかな(汗)
夫婦なんだから苦労がまるでない、なんてことはないけれど、
どちらかがいっぱいいっぱいになった時、片方の支えなしで
見事に立ち直れた例など聞いたことがない。人間は弱いのだ。
自分ひとりで何でも頑張ろうとするツレのような人間は、必ず
どこかで歪みが出てくる。私の周囲にもうつを患った人がいて、
どうして「頑張って」と言っちゃいけないのか考えたことがある。
常にいっぱいいっぱいで頑張っている人にさらに「追い打ち」を
かけることになるのだそうだ。責められていると感じてしまう…
私はまずそんなこと思わないけれど^^;でも、そんなデリケートな
心身の相手に、気の置けない台詞などとても言える訳がない!
頑張らなくていいんだよ~v
ダラダラするのが仕事なんだよ~v
ホラ、ゴロゴロと寝っ転がってお昼寝しようよ~v
映画の中でハルさんが言う台詞はせめてものアドバイスだ。
自分が好きな仕事をやってこられたのは、
結婚してからもずっと幸せに生きてこられたのは、
なにはなくともツレの存在。自分を愛して励ましてくれる存在
あってこそ、だったのだ。ということに気付く回想シーンには
ポロポロと涙がこぼれた。宮崎あおいが演じると、なんでだか
ハルさんがだらしなく見えない(爆)夫想いの妻、になっている。
何とか会社を辞めさせて(あれが原因だし)薬と怠惰を徹底させ、
代わりに自分がバンバン漫画を書くぞ!と意気込むハルさん、
とはいえ仕事が少ない。売れっ子なら味わわない苦労を支える
のが、ハルさんのご両親である。この両親がすごくいい。
結局この物語は、繋がって繋がって相手にたよることから学ぶ、
ひとりで考え込まなくていいこと、抱え込まなくていいこと、
他人でもなんでもいいから吐き出して、喚いて、声に出してみる、
愚痴を言ってはいけない、なんてことはないのだ。
言い過ぎるから、嫌われるということである^^;
でももし、迷惑がられても嫌われても、自分のことをちゃんと
分かってくれる相手がひとりでもいるなら、それでいいじゃない!
完全無欠の人間など、この世にはいないのだから。
私のように言いたいことを言っている(書いている)人間が
黙々と頑張っている人にとやかく言えることではないのだが^^;
しかしそれが辛いのなら、我慢しなくていいんだよ!と言いたい。
聞きたくないことは右から左へ流してしまう、これもいい方法だ(爆)
うつの実態、私は介護したわけではないので詳しくは分からない。
何よ、ドラマでこんなに明るく描いちゃって…と思う方もいるだろう。
でも私はこの原作をおおいに褒めたい。
くだらないひとコマに、こんなにも夫婦愛が満ちているのだから。
(しかし妻が夫をツレ。と呼ぶのには驚き。名前で呼んであげても^^;)
優しさがいっぱい♪
NHKで実写ドラマ化もされた
細川貂々の同名コミックエッセイの映画化です。
物語は~
漫画家の晴子(宮崎あおい)は真面目な性格の夫のツレ(堺雅人)と
のんびりと幸せな日々を送っていました。
しかしある日、ツレが「死にたい」などと言い出して・・。
病院での診察結果は“うつ病”。
晴子は原因が仕事のストレスだと考え、ツレに会社を辞めさせますが
病状は一進一退を繰り返します。
そんなツレをゆっくり見守りながら
晴子はツレの様子をイラスト日記に綴っていく。というストーリー。
宮崎&堺の夫婦役は、NHK大河ドラマ“篤姫”に続いて2度目。
ということもあってか、とっても良い雰囲気~♪
“うつ病”という重いテーマの映画ですが
穏やかに、温かく物語が進行していきます。
頑張らない!
コレって患者さんにとっても、支える家族にとっても
大事なことなんですよね~。
キャストで光っていたのは、晴子のお母さん役の余貴美子っ!
優しくて優しくて優しくて。
ほど良い距離感で娘夫婦を見守っていますよ。
バファリンは半分が優しさで出来ているらしいけど
このお母さんは全部、優しさの塊です。
こんなお母さんに私もなりたいっ!まさに目標です。
それと患者さん仲間の吹越満。
ツレの環境とは違う、悲しい患者さんの役。
出番は多くないんだけど存在感あるわぁ~。
この映画を観ている時、気になったのが
斜め後ろに座っていたオバサマ2人組。
ペチャクチャ話す話す。ホント!とっても迷惑でした。
【上映中は私語を慎む】って、基本ですよね。
でも私も近頃は1人で映画を観てばかりだからなぁ・・
子供と出掛けた時には気をつけなくちゃ!!
でね。更にチッ!って思ったのが
ツレが苦しんで、体を丸くして布団にくるまり泣くシーン。
何回かあるんだけど、その度にそのオバサマたちがね
笑うんですよ。
作品の楽しみ方は、人それぞれだから良いのだけど・・・。
実は私、産後うつの経験者。
だからツレの苦しさが痛いほどわかって、切なくって。
“自分はダメだ。”“こんな私でごめんなさい。”
映画のツレと同じように
本当にそんなことばかりを考えて口にしていたの。
今だから笑っても話せるけどね。
だから、イラっとしちゃったワケ。
この映画、うつ病なんて関係ナイって思っている人にも
観ておいてほしいな~と感じました。
こんなストレス社会ですからね。
いつ、自分が、大切な人が患うかもしれませんから・・・。
“ツレがうつになりまして”星は4つです。
幸せな
良い作品にめぐりあえました。
鬱病の症状やそれに対する周囲の言動をおもしろく、わかりやすく表現されていました。
私は、鬱病と診断されてはいませんが、数年前ツレさんと似たようなことになりました。映画を見ながら、その時のことを思い出し、辛いと感じる場面がありました。
でも、ツレさんに対するハルさんの言葉に私も勇気づけられました。私もハルさんみたいなパートナーにめぐり会いたいです。
映画そのものというよりは、この作品を知ることが出来て良かった。
自分が精神的にまいってる時に観ると良いだろうな。
この映画を観たことをきっかけに原作の本を購入しました。今日から読み始めてます。
映画の細かいことを言うと、宮崎あおいがオシャレでした。
あと、絵が飛び出す所が、ん?って思った。いきなりの現実離れ映像だったし…。
また、ツレさんだけでなく、ハルさんやハルさんの両親、仕事場の人など様々な人のことをやっているのも見やすかった。鬱病の人って、世の中にたくさんいるんだな。
全132件中、101~120件目を表示









