劇場公開日 2012年3月2日

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「戦火を駆ける奇跡の馬」戦火の馬 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0戦火を駆ける奇跡の馬

2012年3月4日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

…というタイトルでも良さそうな、一頭の馬ジョーイの数奇な物語。
このジョーイがとても美しく凛々しく、俳優で例えるならトム・クルーズやブラッド・ピットのようにスクリーン映えする。
ヤヌス・カミンスキーによる美しい映像やジョン・ウィリアムズによる雄大な音楽が存分に活かされ、大画面で観るに相応しい、感動娯楽巨編。

戦争によってアルバートとジョーイは引き裂かれてしまうが、ジョーイが戦地で出会った人間は、馬を愛してくれる人たちばかり。
それはドイツ兵士も然り。
そこに、平和主義のスピルバーグの良心が表れていた。

ご都合主義とかベタな展開と感じる人もいるだろうが、ここまでストレートな映画は最近見てなかった気がする。
とにかく、“イイ映画を観たい”という人にオススメ。
気持ちのイイくらいのスピルバーグ映画。

近大