「破壊的なエピソードがほしい」三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 ホノろさんの映画レビュー(感想・評価)
破壊的なエピソードがほしい
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伝説よりも、ハデに行こうぜ。
このキャッチコピーをしらないまま、鑑賞。
1993年の三銃士のイメージから、どんなことになろうとも誇りを持った三銃士、が喧嘩っ早い色好きな三銃士へ。ストーリーの軽さに拍子抜け。
キャッチコピーを知ると、確かにルイ13世の時代を再現し舞台とする他の作品と違い、最先端のトラップに守られたお宝や武器、4人VS大勢の戦闘、王族貴族たちの衣装のファンタジーな視覚効果がてんこもりだった。
そちらを重視していたなら、ストーリーの物足りなさをつついても仕方がないのかしら。難しいことを考えずに見られた。
ただどうしても、不憫な三銃士の背景。
陰謀や裏切りの悪役よりも馬に謝らなかったが為にただ一人葬られ。
そして、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」が響かない悲しさ。
その場その場は楽しめても、やはり三銃士が持つ古典的なイメージが吹き飛ばしきれないかった印象。もっとハデに吹き飛ばすエピソードか何かを創ってほしいな。
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