「スカッと楽しめる快作」三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 αさんの映画レビュー(感想・評価)
スカッと楽しめる快作
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日本では世代によってはNHKでやってたアニメでなじみの深い「三銃士」。
それだけにお決まりのセリフ
「一人はみんなのために、みんなは一人のために」
も高まる!(出てくるのは最後の最後だけど)
ポール・アンダーソンの映画はいつも娯楽に徹していて、
リアリティよりもテンポ重視でサクサク進むから小気味よい。
登場人物に必要以上の苦悩とかそういうのはなし。
でも一応、成長はするから見ていて達成感もある。
3Dの使い方もなかなかよかったのではと思いました。
たとえばラストのノートルダム寺院の屋根の上の決闘シーン。
俯瞰で地上までの高さをうまく表現していたと思います。
オーランド・ブルームとクリストフ・ワルツが悪役ですが、
安易にその2人を倒して解決!とならないところも、
単純明快な映画にしてはうまくまとめたなぁ…という感じ。
とりあえず今回はマッツ・ミケルセンを倒してレベルアップ!
2人の悪役が健在で、まだまだ出番はこれからという感じもあったので、
続編ができるなら期待できそう。
個人的に今年はロブ・マーシャルの「パイレーツ・オブ・カリビアン」が
なんだかモヤモヤっとして消化不良だったんで、
こういうの期待してました。
案外、ポール・アンダーソンに「パイレーツ~」を撮らせてもいいんじゃない?って気がしました。。
ゴア・バービンスキーと似た感じで、良くも悪くも色がなく、
そつない娯楽映画が撮れる人なので。
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