「アンダーソン's三銃士」三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 あさりさんの映画レビュー(感想・評価)
アンダーソン's三銃士
三銃士関係の作品はこれが初めて。
だからこそ、すんなりアンダーソンの三銃士の世界にのめり込めたんだと思います。
映画は「伝説よりも、ハデにいこうぜ」という言葉通り。
ド派手なアクション、ド派手な衣装、ド派手な建造物…飛行船だとかいろいろツッコミどころは満載ですが、そんなの全然気にならない!
やっぱり、こういう映画を撮らせたらアンダーソン監督は強いな〜としみじみ感じました。
なぜか引き込まれちゃう…テンポがいいんですよね。それに、展開が早い!
そそくさと話が進んでいくので、ツッコミが多いのも逆に潔い感じに仕上がってます。笑
アトスポルトスアラミスとダルタニアンが仲間になるのも、空中戦になるまでの展開も、ダルタニアンとコンスタンスの関係も、いちいち雑にぶっ飛ばしてるんだけど、観終わった後に爽快感しか残らなかったので良いのでは?
ミレディ役のミラジョボビッチも綺麗でした。中世ヨーロッパの衣装が意外にもよく似合う。コンスタンス役のガブリエラワイルドも可愛かったし。
何より、ローガンラーマン!
オーランドブルームやミラジョボビッチなど、敵役にたくさんベテランが名を連ねたからか、新人のローガンはちょっと存在感には欠けたかも。
でもその地味さが今作のダルタニアンにはぴったりだったんじゃないかな〜
周りがド派手だったらのもあってか、ダルタニアンはすごく感情移入出来る、愛すべき主人公だった。
それに、フレッシュさに関しては言うことないし!
パーシージャクソンの時からカッコよかったけど、やっぱりダルタニアンのローガンはまた一味違う気が…しないでもない。笑
ラストのコンスタンスとのテンポの良い掛け合いからのキスは素敵でした。
終わり方がかなり好き。爽快です!