カイジ2 人生奪回ゲームのレビュー・感想・評価
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カイジのパチンコ沼の話
期待しすぎちゃったかな
うーん
1作目のほうが全然良かった
あまり面白くありませんでした。
おそらく、悪役が悪役として機能していないことが原因ではないでしょうか。1作目では、香川照之が観客をとことん"ムカつかせ"、スクリーンに引き付けていましたが、2作目の伊勢谷友介にはそれができていなかったように思いました。それから、俳優のことで付け加えるとと、吉高由里子があまり輝いていない(珍しい)のが残念でしたね。
脳内で原作と違うところや、足りないところを補ってしまったせいか、たいへん面白かった。
原作も今まで出た分はすべて読んだし、アニメも全話見ました。
個人的には原作と違うという抵抗感はまったくなかったし、逆に脳内で、違うところとか、足りないところをおぎなってしまったせいか、すごく面白かった。
前作で、かなりエピソードやキャラクターを使ってしまったので、どうなるかと思っていたけど、ちゃんと「モンスターパチンコ人喰い沼編」になっていました。
それどころか、すごく短かったけど、地下チンチロ編も入っていたし、人間競馬編みたいな話も入っていました。
新ゲームは、和也編みたいなゲームというか、作品は違うけど、賭博覇王伝零の前のシリーズに出てきたみたいなゲームでした。
とにかく、いろいろ思わせぶりに入っているので、ちょっと出た瞬間にそのエピソードを思いだし、脳内で継ぎ足してしまった。
キャラクターでは、吉高由里子さんが演じている、石田裕美の使い方がすごくうまい。
原作では息子で、地下帝国で働かされている人なのだけれど、それを娘にして、うまくふくらまし、みごとにストーリーに組み込んでいて感動した。(残念ながら、演技の方は?でした。)
香川照之さんの演じている利根川もよかった。原作では出てこないけど、前作で遠藤を使い切ってしまったので、遠藤の代わりみたいな役で、原作の遠藤の行動と重ねて見ていた。
残念だったのは、前作は社会派の傑作みたいな面があったのに、その辺がちょっと少なくなってしまったこと。
せっかく利根川出しているのだから、前作みたいな説教とか、カイジ箴言みたいなセリフが欲しかった。
最後に原作者の福本さんが登場して、やたらはしゃいでいたのが、微妙に面白かった。
たぶん福本さんの頭の中でも、とてもいい映画になっていて、本当に楽しかったのではないかな・・・?
一つの賭博に焦点を絞ったのが良かった
総合:65点
ストーリー: 60
キャスト: 65
演出: 60
ビジュアル: 70
音楽: 65
原作が好きで読んでいるのだが、第1作では物語を2時間に詰め込むために原作の物語をはしょりすぎで数多くの賭博を登場させたことで一つ一つの話が希薄化されてしまい、原作の良さが出ていなかった。今作では巨額パチンコである「沼」に焦点を絞ってこれに多くの時間をかけているため、前作に比べてじっくりと腰を据えて一つの賭博に対する準備と息詰まる攻略戦を見せてくれた。ライオンがわざわざ登場して、3000万円の賭けにわずか300万円で命が売り買いされるような演出のわざとらしい安っぽさなどは相変わらずあるし、原作ほどの心理的な重圧を感じないが、それでも1作目よりは全然楽しめた。
原作同様、この作品には基本的に女はいらないと思う。それでも登場してくるのは、映画として集客をして興行収入を上げるためには仕方がないのだろう。だが敵役の伊勢谷友介が苦労して這い上がってきた歪んでいるが頭脳明晰という役でずっといい演技を見せていて、倒すべき敵としての存在感があった。そのぶん緊迫感はずっと高まったと思う。
原作には到底およばない
何も考えずに勧善懲悪ストーリーとして楽しむべき
同名の人気漫画を実写化した第2弾。
藤原竜也演じるカイジが、また大借金を抱え、帝愛の主催する一大ゲーム“沼”に参加する。
今回の敵は、伊勢谷友介演じる一条。地下から這い上がって来た傲慢な男。
“昨日の敵は今日の友”のように、香川照之演じる利根川は今回は味方(?)だ。
他人を落としてまで這い上がって来た一条に対するように、カイジたちは“仲間”や“信頼”や“絆”を訴える。
でも、所詮ギャンブルで身を滅ぼした面々なので、あまり説得力が無いような…?
「1」の時もそうだったけど、いわゆる勝ち組=帝愛の人間たちがあまりにも人を見下し過ぎる非人間的に描かれている為、見ててちょっとイイ感じがしないというか、リアリティに欠けるというか…。
まあ、勧善懲悪とすればメリハリがつくし、ストーリーも何も考えずに見れば楽しめるんだけど…
伊勢谷友介のハイテンションな怪演は面白かった。
藤原竜也は…いつも通りの舞台チックの熱演。
演技に圧倒。
カイジ1を観たのは高校3年の時。
2はずっと心待ちにしていました(^o^)/
2も当時「1」を一緒にみた友達と観ることに…。
まず第一に思ったのは、
俳優陣の演技が表情や語り具合が独特で素晴らしく演じており壮観でした。
主役の藤原竜也さんや脇を固める生瀬勝久さん、山本太郎さんなどもちろん良かったのですが
今回伊勢谷くんがイケメン過ぎる悪役がなんともハマりました✨
ストーリー的には1と違った雰囲気を出しておりますがすんなり話しに入れ込めます😁
しかしゲームが2つだけで先が読めるストーリー展開が若干ありました。
カイジの肝は『意外性』なので3を作ることがあればもっとびっくりするような感じにしてほしいです✨
それでも軽いギャグや役者のアドリブは最高です★
最後までハラハラドキドキ‼
カイジ1の緊迫感にはまり、2は絶対観ると心待ちにしてました。
期待通りにラストまで何が起こるか分からなくて、手に汗握りました。
今回は心理戦というよりは、頭脳戦で沼のいろんな仕掛けに圧倒されました。
個人的に好きなのは、姫と奴隷で、それぞれの役者さんの演技がとても面白く、緊迫感があり、見応えありました。
チンチロや姫と奴隷の部分ももっと観たかったので、⒋5にしました。
原作どおりに作っていれば・・・
強烈な原作の実写化に果敢に挑んだ、という一点において評価すべき本作。
あのパチンコ台をよく再現しましたね~。素晴らしい!
この一点以外は、正直原作に対してぼろ負けの状態です。
演技?マンガ原作ということを馬鹿にしていませんか?大げさに演じれば良いというものではないのですよ。
ストーリー?原作はギリギリの極限状態に追い込まれるからこそ、カイジの見せる人情とか人間味が良くも悪くも際立っていいたのです。原作に無い吉高由里子のキャラやら、香川照之のキャラやら出して浪花節的なカラーを加えようとしたことで余分な脂肪がたっぷりとまぶされてしまいました
また、地下の仲間のためにカイジは奮闘するわけですが、冒頭のあれっぽっちの展開で、あれほどの仲間意識を持てるカイジ君は正直人間としてキケンなくらい寂しがりなんだろうと思いました。地獄チンチロと、パチンコだけに焦点を絞ったほうがよっぽど良い出来が期待できたと感じます。余計な創作は自殺行為、という典型例ですね。
不満は最後の小ネタにも。ラストにカイジがまた嵌められるところ。原作は「ずるいけど、うまいな~、コイツ」と思わせる展開でしたが、映画版はただ騙しただけ、窃盗といっても良いでしょう。知的工夫が足り無すぎです。あんなに頭悪い人だったんだーとの認識が残りました。
製作陣、反省してください。
最後までハラハラどきどき
カイジ自体初めて見たのですが、広告に釣られて面白そうと思い鑑賞してみました。もちろん予習など全くなく、いきなり、しかも2からの鑑賞です。
感想として・・・とても面白かった!!
まだ原作を見ていないのでわかりませんが、原作を読んだらもっと面白いのではないかと思う。
なにより・・・
・常に裏の裏を突く心理状況
・自分が絶望の淵に陥るといった際のギリギリの心理描写
・だますか?だまされるか?の駆け引き
・相手の戦術を攻略する戦略の構築
・ギャンブルにはまっていく人間の心模様
が実によく映画で表現されているし、人を知る上でもとても勉強になる作品だなと思います。
しかし・・・
藤原さん、香川さん、生瀬さん、伊勢谷さん
演技うますぎます。。。
ざわざわ・・・、わざわざ
「ごくせん THE MOVIE」などの作品と手掛けた佐藤東弥監督が藤原竜也を主演に迎えて描く、人気漫画に新たな解釈を交えて描くサスペンス作品。
前作「カイジ 人生逆転ゲーム」において描かれていたのは、主人公カイジが徹底的に追い詰められていく絶望感を容赦なく描き切る極めてサスペンスに満ち溢れた高揚感と、目の前にぶらさがっている利益のために相手の裏の裏をかく心理戦の圧迫感にある。
これまで日本映画が手を付けずにやってきた露骨な金への欲望を生々しく提示する意外性と、いやらしさ。その「汚さ」に、ほんわかほっこり家族万歳作品に飽き飽きしていた観客は驚き、喜び、麻痺した頭をがつんと叩かれた。そう、その「お前等、目を覚ませ!」と声高に叫ぶ野性味にこそ、前作を注目させる要素が凝縮していた。
その端正な日本映画界に突如として現れた「異端児」作品が、満を持して続編に挑む。閉塞感と、思うようにならない現代への疑惑が溜まりに溜まっている我が国の社会に、どう戦いを挑むのか。観客の期待は高まっていたはずだ。
で・・・わざわざ自腹で鑑賞した結果がこの有り様である。地下での強制労働から脱出を果たした前作の後、再び借金を重ねて泥にまみれた生活を過ごしている主人公の描写から始まる本作。絶望と、未来への違和感が人間を突き動かしていた衝動は単なるコメディ描写の前提のように使われ、這いつくばるような「汚さ」が見事に拭き取られる。
まずい・・と思った貴方は大正解。後は、前作の怒りと涙のエピソードをなぞって、描き直しての繰り返し。高い金つぎこんで作る映画とは思えない、適当な人間ドラマとふわふわした吉高氏のちぐはぐ世界。
伊勢谷友介の軽快な表現と、藤原竜也の蜷川先生仕込みである熱い、熱い叫び。疲労と違和感ばかりが積み重なる奇妙な騙し合いに、前作にあった不条理への抵抗という希望は、陳腐な人間愛へとすりかわる。現代に対する宣戦布告、その期待は見事に蹴散らされてしまうものすごい作品である。
今、この時代に叩きつける価値があるのかと言われると大いに疑問視される一本。終盤のとあるシーンで、きちんと火薬と使った事ぐらいだろうか・・評価できるのは。ただ、「ざわざわ・・・」と現代映画界への不信感が芽生える。
カイジ3もありでいいよ
アニメや原作が面白すぎなので映画はそれ以下になることは十分想定して鑑賞くださいw
2時間オーバーの上映だけど さすがにテンコ盛りのため原作は完全無視の作品w
内容や演出は予算あんまり無さそうな中よくやったほうだと思うけど
劇場版カイジで一番ダメなとこは音楽だろうな
どうも1作目からしっくりこない かっこよくない 盛り上がらない
俺の好きなジョニートゥー監督作品の数々の名曲を聞かせてやりたいよ
B級作品だとしても音楽よければ すげぇ良い映画になる
カイジもまたしかり テーマ曲もうちょい頑張ろうよ
俳優は良いのに勿体無いと思う
原作好きなだけに映画もまた続いて欲しいです
とりあえず思いついたこと書いた次第であります ではw
お金は計画的に。
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