劇場公開日 2011年7月23日

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人生、ここにあり!のレビュー・感想・評価

全25件中、21~25件目を表示

4.5生きる意味、働く意味

2011年9月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

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Helguera

5.0久しぶりに涙が..

2011年8月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

後半、涙がこぼれました。2回も。
ジージョの苦悩を直接描かず、あんな形で観客に想像させるなんてスゴい!

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ふじくろ

3.5理事長が最高!!

2011年7月30日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

原題は「やればできる!」。
UFOから年金をもらっていると信じる男や、100人の彼氏がいるという妄想を抱く女など、くせ者揃いの元患者たちだが、どこか愛嬌があって憎めない。そして誰もが何かに長けている。彼らは変わっているのではなく、それは個性なのだ。
ネッロは、彼らのくだらないと思えるような意見にも耳を傾け、その個性を引き出していく。

ネッロの熱血漢ぶりと、元患者たちの予期せぬ行動が、ときにハプニングを生み、ときには空回りする。これが観ていて堪らなく可笑しい。
はたから見たらドタバタでも、彼らには、誰が自分たちの味方かということが分かっている。徐々にそれぞれが個性を炸裂させ、皆の心がネッロを中心にひとつにまとまっていく。
ネッロがあまりにも彼らにのめり込み、恋人サラとの間に溝が入っても、けっきょくサラがネッロを許してしまうのは、彼が皆の心をひとつにしたという事実がそこにあるからだ。

そんな彼らをある痛い悲劇が待ち構えるのだが、それを乗り越える手立てに、じんわりとしたものを感じる。まさに「やればできる!」だ。

p.s.1 計算が得意なファビオ・・・背が高くひょろっとした風貌と、理屈っぽくてお喋りなところなんか、「スター・ウォーズ」のC-3POを連想してしまった。

p.s.2 何も喋ろうとしないロビー・・・彼の理事長ぶりは最高!!

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マスター@だんだん

4.5人間には必ずぴったりの役割がある。

2011年7月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

シネスイッチ銀座で観た。
初めは難しい労働者の映画かと思って、眠りそうだったが、途中から、ぐんと面白くなってくる。精神病院から追い出された元患者たちも、役割を与えられると生き生きしてくる。誰にでもぴったりの役割があるものだなと思った。組合の理事長の人選などは笑えた。
非正規労働者ばかりが増える競争社会だが、この映画のような日本的ともいえる仕事の与え方は実は大事なのではないかと感じた。

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温故知新

4.5あなたの悩み解消します!一気に忘れて、新しい自分になれるかも??

2011年7月22日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

楽しい

この映画の原題は『SI PUO PUO FARE!』と言い、その意味は、『やれば出来るさ!』と言う事らしい。『人生、ここにあり』と言う日本語タイトルとは随分と違う意味で、驚かされた。
そして、映画を見た後は、やっぱり、『やれば、出来た!』と不可能と思われていた事態を克服して行った人達の様子をコメディータッチで、描いたのがこの映画。
この映画の舞台は1980代のイタリア・ミラノの精神病院。そこであった実話を基に作られたのが、本作品である。
原題の示す様に、『やれば出来るさ!』とは、異業種から、この精神病院に転職して来た、主人公の職員によって引き起こされる、今までとは、違う病院職員と患者との関係性と言うか、それまでは、薬漬けの治療でしか、病症の回復が図れないと固く信じられて、他の治療法の研究が充分にされていなかったイタリアの当時の精神病院における、新しい試みをコミカルに、そして丁寧に描き出して行く、本作は、実話であるだけに、笑いだけでは、
済まされない、現実の壁に、ゴツンゴツンと日々衝突の連続。でもその新しい変化を、決して諦めずに、前進して生きた人達の現実の日常が、全編に描き出される。時に笑い、涙する中で、『人が生きてゆく事って、何?生き甲斐は?人生の楽しみとは?』などなど色々見ている人、それぞれが、笑いの中で自分の人生や、生きる事を考えさせられる作品です。

『やれば出来るさ!』→『やったら、みんなにも出来た!』と言う登場人物全員の自己改革、変革ムービーです。それぞれのエピソードは映画をしっかり見て楽しんで下さいね。
きっと、この映画を観れば、自殺大国の日本の、いじめや、失業や、その他、何らかの理由で、生き辛さを抱えている人への、救いに成るかも知れない!と言いたい。
でも、そんな事書いたら、硬いイメージで、観るのが、逆に面倒と思う人が出てしまいそうですが、そんな理屈抜きでも、本当に楽しめます!
 今迄も、身体障害や、精神障害、知的障害などなどをテーマとした映画は、数々有りますが、その作品は、ドキュメンタリーや、実話を基にしたドラマ仕立てや、フィクション、或いは、『シャッターアイランド』などの様なミステリーなサスペンス作品にしたものまで、実に様々。
『精神』或いは、『彼女の名はサビーヌ』などの映画に描かれているような、現在の大量の投薬、服薬に偏った治療法の弊害などを描いていた、ドキュメンタリーは、時に重く、障害者の家族や、当事者、医療関係者でなければ、理解し難い問題提議がある作品と比較して、この映画は、患者の日常を、改革しようと試みた職員と患者の日々を自然に語る事で、障害を抱えている人達も、障害の無い健常者と同様に、この世界、社会で生活し、或いは、健常者と同じ社会で生活する事、それを望んでいる、人達であることが、ストレートに見る人の胸に迫る、ハートウォーミングストーリーとも言えるこの作品。
この映画、不景気、リストラ、いじめをぶっ飛ばせ!!と日本を元気にする、痛快な映画で、元気パワーのてんこ盛りムービーだ。

この夏絶対にみんなに、是非観て欲しい作品として、一押しです!!
派手な、特撮ばかりの、大作ではありませんが、『映画、ここにあり!』『イタリア映画ここにあり!』と胸を張ってお勧め出来る、素敵な映画です。
家族で、親子で、友達と、勿論恋人とみても、絶対外れ無しのこの映画を見てね!!!

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ryuu topiann