やぎの冒険

劇場公開日:

解説

沖縄の中学生、14歳の仲村颯悟による長編監督デビュー作。那覇に暮らす小学6年生の裕人は、母の田舎の今帰仁村で冬休みを過ごすことにする。大自然のなかで優しい祖父母と従兄弟、2匹の子やぎ・ポチとシロと楽しい時間を過ごしていたが、ある日、ポチが地元の人々に食用のために殺される姿を見て大きなショックを受ける。そんなとき、売りに出されそうになったシロが逃げ出して村は大騒ぎになる。

2010年製作/84分/日本
配給:シュガートレイン
劇場公開日:2011年1月8日

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映画レビュー

4.5お勧めします。

2017年8月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

興奮

「命の授業」というのは、現代の学校でもやっているのだろうか。自分は中学校のときに鳥を〆て標本を作る授業を目の当たりにしたことがある。屠殺とまでは言えないもの。とはいえ生き物の命をいただいているということをよく知る事のできた授業だった。
映画の舞台は沖縄だが、本当は自分のすぐ近くでも命をいただくことが日常なのにそれに目を背けるのは卑怯だとも言える。少なくとも主人公の少年は真っ正面からその摂理に立ち向かっただけ勇敢であり、尊敬に値する。世界の現実を知るために観るべき映画のひとつ。

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Gheen05

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