コクリコ坂からのレビュー・感想・評価
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なんかあまりパッとしないと思ってしまった。ジブリというだけで自分の...
なんかあまりパッとしないと思ってしまった。ジブリというだけで自分の中でハードルが上がってしまうせいかな。良いストーリーだとは思うけど、盛り上がりに欠ける印象。
当時の情熱
"金曜ロードSHOW!" で3回目の鑑賞。
原作マンガは未読です。
輝かしい青春がこれでもかと詰まっていました。利害関係の介在しない純粋な友情。無鉄砲と言えるほどの行動力。汗水垂らして泥臭く、一生懸命物事に取り組む姿勢。…
カルチェラタンを存続させると云うことはそのスピリットを未来永劫継承せしめんとする行為であり、何ものにも代え難い経験を人生に与えてくれる場所を守る尊い事業です。
ところが今の若者(私も含めて)に彼らのような情熱があるかと問われれば、返答に窮してしまいます。若い世代が本作を観てピンと来ないのはそのせいかもなと思いました。
当時と違って、世の中が豊かになり過ぎたからなのかもしれません。ならば今の時代とはなんなんだろう。本作に描かれている若者たちの姿を心底羨ましいと感じました。
[以降の鑑賞記録]
2023/07/14:金曜ロードショー
※リライト(2020/08/28)
※修正(2023/07/14)
ジブリであってジブリでないような不思議なアニメ、悪い意味で
何を伝えたいのか全く分からないというか、多分コンセプトもないのかもしれない。
次に、アニメの質がジブリらしくないほど、テレビの30分アニメレベル。
さらに、沢山の大物俳優を声優に使いながら、なにかぼそぼそと話している素人レベルの出来上がり、あの半沢の香川ですらぼそぼそですから他は推して知るべし。
でも、なにげに落ち着くんだな、テレビの録画だから、ただだから、それなりに最後まで観ました。
まあ、特に非難すべき展開でも無いし、まあ、学生運動は意味不明なレベルだけど、ほっこりするから、いいんじゃないでいでしょうか。
爽やかな青春映画
何回か地上派で見流したけれど、
今回はしみじみと鑑賞。
1963年の横浜、港の見える丘にあるコクリコ荘が舞台。
時代的に想像がつかないけど、多分戦後の高度成長期って頃でしょうか?
三輪車が走ってたり、スーパーじゃなくて魚屋さんやら肉屋さんに買い物してた頃。
楽しい時代と想像できます。
16歳の少女・海。
通称「カルチェラタン」の取り壊しに反対する学生たちの運動に巻き込まれる。
1学年上の新聞部の少年・俊との運命的な出会いにドキドキです!
自転車の2人乗り、エスケープ、プラットフォーム、、、胸きゅんシーンを織り込み、素敵な作品だった。
あんな時代にセーラー服着て、女学生をしてみたかった。
9年前の長澤まさみさんが海、岡田准一さんが俊、のボイキャス。
観ている間、2人とも似合ってて素晴らしい溶け込み。
映画を通して、自分が知らない色んな時代に行けるんだな。
と、今更ながら感動。
初恋、友情、家族愛、海と坂道…昭和の風を感じながら心が洗われました。
あの2人の続きがみたい!
と、胸はずむ映画でした。
心が洗われた
丁寧な暮らしぶり、熱い思いを持ちつつも礼儀正しく明るい学生たち。その時代が丁寧に描かれており目が離せなかった。
現実のイヤな部分は描かれていなくその時代のいい所がフューチャーされていて、深く考えずに見るのにいいかなと思う。さわやかな映画でした!
金曜ロードショーでやってたので視聴。 主人公は学生さんやけど大人が...
金曜ロードショーでやってたので視聴。
主人公は学生さんやけど大人が見て楽しむジブリじゃないかな。
時代感が伝わってくる細かい描き込みと美しい音楽とがマッチしてすごく綺麗でした。
鮮やかなレトロ感にぎゅっと心を掴まれた感じ。
ピュアで甘酸っぱい青春もかわいかったな。
最後の曲が切なくてグッときました。金曜ロードショーなので途中でブチ切られちゃったのけど…
ところでガリ版って刷ったそばから紙を重ねてインクが写らへんのかな?そこだけめっちゃ気になりました笑
あとメルってあだ名がどこから来てるのか見逃したみたいで途中で???となってました。
追記:
原作は漫画なんですね。読んでみたいです。
レビューをちらちらと見たら厳しい意見が多くてびっくりしました。私はこの時代を知らないし現代の女子がこんな扱いだったら嫌だしジブリへの興味も世間一般程度ですが、この映画はしっとりと心に入ってきてすごく楽しめました。
でも味わって食べてね♪
海って名前可愛いくないですか???
でもメルって呼ばれてるんですよね、フランス語のル・メールからきてるんですよね。女学生っぽい感じですね。
大学生の時から実家を出て、学校に行きながらバイトで生活費を稼ぎ家事もやる。ということを経験して、いや忙し〜な〜って感じだったけど、メルちゃんはこんな高校生の時から料理して掃除洗濯、、えらいですね。
妹ォ…ちょっとは手伝いなさいよ……。
水沼さんのお声は風間君だったんですね……!風間くんが風間くんやらないんだ…笑
こんな可愛い甘酸っぱ青春映画風吹かして、最初に見た時は(はぇ……めっちゃドロドロじゃん…兄妹……?)みたいな気持ちになったのを覚えています。でも実際はそこまでドロドロじゃなかったね。歴史背景学ぶときっと色々分かってくるので。
おばあちゃんのおうちの下に、野菜をいれるとこあったな…。
内容も好きなんですけど、とにかく音楽が良いですよね。メルちゃんの髪型真似してました。可愛いと思います。いまは三つ編みポニーテールにはまってます。
原作の少女漫画ちょこっとだけ読んだことあるんですが、雰囲気がもっと少女漫画!って感じで、よくこの雰囲気のを映画にしようと思ったな、って感じです。素材の目のつけどころが良い。
ディスイズハイスクールステューデントフロムジャパン!!!!のとこ、高校生の時友達とふざけて言って遊んだの思い出しました。来月その子と会った時に話そう。あの頃は、毎日会ったり連絡を取ったりすることが無くなるなんて露ほども思っていなかったんだろうな。
昔も今も、水沼くんが好き。
ファンタジー要素はなく昭和時代を舞台にしたジブリ作品。個人的にジブ...
ファンタジー要素はなく昭和時代を舞台にしたジブリ作品。個人的にジブリはやっぱりファンタジー作品を作ってほしい。そして、この作品はわかりにくい。ころころ主人公の呼び方が変わって最初はついていけなかった。やっぱりジブリは駿がいいのかなあ。
もう9年前になるのか
娘たちと深夜枠の劇場で見たのが もうそんな前だと思うと驚く。
私の十歳くらい上に団塊の世代がいて
彼らは 若さという武器を 戦前派や戦中派の大人たちにこれみよがしにぶつけていた。
山登りと歌声喫茶が好きで、寄れば肩を抱き合って歌い、登山列車にのるべく今はなき新宿駅の地下構内にびっしり体育座りしてた。
都立高校は制服廃止を生徒会で決定して、これぞ自由と拍手喝采した。
(皮肉にも彼らの子どもたちはよその私立の学校の制服を勝手に中古で購入してなんちゃってセーラー服着てたのを見て、どう思ったんだか聞いてみたいと思ったものだった。挙句にあんなに生徒が頑張って廃止した制服が今は復活しております)
私たちが中学高校の頃の若い先生は、だいたい団塊で
その熱苦しさは尋常じゃなくて
生徒にすぐ山を登らせて「ほーら感動するだろう?この達成感!」と 自分が一番輝く笑顔を振りまいていたっけ。
それに感化される生徒もいっぱいいて、今でも登山は中高年の趣味。遭難するのも中高年。(山ガールは無茶しないからね。)
当時は よくわからないながらも なんだか彼らに引きずられてたけれど
この映画を見て、はっきりと自覚したのだった。
団塊の人たち 苦手だわ って。
今でも彼ら彼女らは 歳取ってもなお
ブームを作る。
ちょっと前の韓流も だいたい団塊と団塊ジュニアが親子タッグで熱狂してたと思う。
この映画を見ていての居心地の悪さは、嫌悪に近いものがあった。
カルチェラタン? うわー ぽいわー。
私は僻んでるのか?
いやー あんな競争にまみれた生き方は嫌なのでそうではないと思う。
暑苦しい彼らを 下の世代として 斜(はす)に見てた。
なんか いろいろ突散らかして事件起こしてる印象なのだ。
海(メル)ちゃんの健気な立ち居振る舞いは 好感が持てるし
何より オープニング直後の 音楽は最高に良い。
それでも 見終わっての感想は
もうなんとも言えない 「私のじゃないです」感。
これはもう その世代の人に見てもらえば絶対喜びそうだよなあ 私じゃなく。
と思いながら映画館を後にして
私の言いたい事に 今ひとつぴんと来そうもない娘たちには「団塊の人用だ」としか言えなかった。
今更なのだが、他の方々のレビュー見ててちょっと思い出したのを 我慢出来ずに言いたくなった訳でした。
今はもう もちろん こういう感情はありません。
間もなく10年ですしね。
冬ソナ
高度成長時代における文化的背景。そして、高校での学生運動の集会など、どちらかというと回顧主義に近いものが感じられる。当然吾朗監督には学生運動の経験はないわけで、もしや、また父上に媚を売るかのような精神で作ってしまったんじゃないか?それとも、むしろ高畑勲に対してか?とも感じてしまう。
安っぽいメロドラマだ!という台詞もあったが、実は2人は兄妹だったなんて・・・しかも、母親がアメリカから帰ってきて、その秘密が明かされる。兄妹じゃなくて、親友の息子だった!ややこしいけど、澤村という彼女の父親が親友立花の息子を養子縁組してしまって、それを風間に託したという事実。まぁ、『冬のソナタ』の世界のようにドロドロじゃなく、さわやかにエンディングを迎えたけどね。ジブリらしく。
良かったですよ
ずっと何故か、食わず嫌い的に中々観なかったジブリ映画。レコーダーに何年も前に録画済状態で放置。
嫁さんが途中まで観てたので、消されては困ると思い、大急ぎで観賞。
ジブリ映画の大好きな時代の昭和初期の戦後を生きる複雑な人間関係。
学生時代の学生運動的な展開。そこに主人公の二人が惹かれ合う。
惹かれ合うものの、どうも生き別れた姉弟の関係らしいと勘違いし、二人の関係は微妙な関係になる。
真実を知る二人の親の仲間に真実を教えてもらう。
惹かれ合う二人には血縁関係はないことが判明し、恋仲の関係に支障はなくなった。
学校の文化部の入るカルチュラタンという建物の取り壊し問題は主人公の二人の活躍で回避される。
意外と面白かった。
ジ・エンド
美しいエンディングを迎えた後の余韻の中で、彼は本当に心からアニメを楽しめたのか。
そう思わずにはいられない。
アニメは大人と子供の狭間に位置する。
正確には、不自然にも自然にもなれる自由自在の地点である。
彼には大人の理はあれど、子供の清然さは無い。
う〜ん…
見たことないと思っていたら、しったり見ていた…たぶん既に2回ほど(笑)
亡くなったお父さんの代わりに船に向かって旗を揚げ続ける少女。
その娘の恋の相手は腹違いの兄弟だった?! 学校の男子サークル塔?のような明治からの古い建物を取り壊すか否かで揉めたり…
宮崎さんにはいろんな思いが込められていたのかもしれないけれど、私には汲み取れなかったなぁーー
疲れた大人を癒す映画
4年ぶり3回目の鑑賞。
初回は20歳頃に鑑賞しましたが、その時の感想は「学生運動?どうでもいい!恋愛要素もよくあるありきたりでつまんない」でした。
ですが、20代後半になるとこの映画のよさが分かるようになり、30代になると心癒す作品になるなんて思ってもみなかったです。
カルチェラタンにいる学生たちは、いわゆるオタク。
各自好きなことに夢中で、なんて生き生きしてるんだろう!眩しくて素敵でした。
そして今の若者と全然違う。若者たちがこんな風に生きれない時代になってしまったなと。
未来に希望が持てず、行動する前に諦め癖がついてしまった今の時代を悲しく思いました。
海と俊の恋もふとしたキッカケで、少しずつ惹かれていく様子がかわいくて10代らしくて素敵でした。
出会う前から旗で繋がっていたことや出生の秘密など、不思議な縁で結ばれている関係って素敵だなと思いました。
1963年の横浜の映像も緑豊かで街も賑やかで楽しく、彩に溢れ輝いてました。そして、若者の夢が詰まったカルチェラタンもとても素敵でした。
海の家も趣があり、こういったひとつひとつな丁寧な所はジブリならでは!ですね。
若者のまっすぐな気持ちって大人ははっとさせられますね。
夢が見れなくなって疲れてる大人を癒してくれる映画でした。
音楽は久石譲さんにやって欲しかったな…。
ちょっと合わないかな?と思う所があったので残念。
<ノーカット>
2度目の鑑賞。 1度目は印象に残らない作品に感じたけど、再鑑賞した...
2度目の鑑賞。
1度目は印象に残らない作品に感じたけど、再鑑賞したらすごくよかった。
昭和の雰囲気がとての心地いい!
心が洗われる青春作品!
この時代の人々の暮らしぶりがよく伝わってくる。カルチェラ館の活気づ...
この時代の人々の暮らしぶりがよく伝わってくる。カルチェラ館の活気づいた学生たちの姿なんかは、見ているだけで楽しい。ただ、用意されたドラマがそれほど盛り上がるものではなかった。当時の時代を知っているかどうかで評価が変わりそう。
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