127時間のレビュー・感想・評価
全104件中、61~80件目を表示
これが実話とかヤバすぎでしょ
映画の予告見てからとかストーリーとか読んだりしてると結末が予想できてたけど好奇心で見てしまった…
目を覆いたくなる場面が多くて私は直視出来ませんでした。
グロテスクなのが大丈夫な人は大丈夫だと思うけど、苦手な人にはオススメ出来ませんね…
ただ…主人公(アーロン)の演技は見張るもんがあるし、場面と挿入曲の何ともいえない臨場感は素晴らしい。
なにより助かって良かったね!って思う
勝手にはしゃいで・・・
極限
ほぼ良作
やっぱダニーは動きでしょ
見て思ったことは「ダニー・ボイルの映像演出で大自然を舞台にした動的な映画を見てみたくなった」ということです。
何故かというと、岩に挟まるまでの映像の連なりが見ていて非常に楽しかったというのが1つあります。
まずスプリットスクリーンを使ったオープニング映像(音楽もイイ)ですよね。某U丸さんが『最強のふたり』はオープニングだけで作品全体に良い印象を持ったと言っていましたが、僕の場合はこれがそれです。めちゃくちゃカッコイイです。この作品における僕にとってのクライマックスです笑
次に出発準備のシーン。作品への期待も相俟って、とてもワクワクしながら見ていました。持っていくものを色んなアングルでテンポよく見せてくれて楽しい。
夜が明けて岩に挟まるまでなんですが、ここは単純に私が見たことのないアメリカの峡谷を観光映画として楽しんでいたというのが大きいかもしれません笑
で、もう1つ、岩に挟まってからなんですが…。序盤はまだ僕が以前見た映画『リミット』で見たかったもの、つまり手持ちの道具を駆使してなんとか脱出を試みるというシークエンス、を見られたので楽しかったんです。が、しばらくして頑張る元気がなくなってくると内的なシーンが増えて退屈になっちゃったんですよね。解決法も結局それかいっていう。実話を元にしてるので想像の上を行かないのは仕方無いんですかね。
やっぱりダニー・ボイルは『トランス』やこれみたいに難しいことやらずに、『トレインスポッティング』や『スラムドッグ$ミリオネア』の子供時代にみたいに、カッコイイ映像と音楽に合わせてキャラ走らせとけばいいのにって思いました。
すごい表現力
岩に腕を挟まれて127時間、たったこれだけのこと(動きがないという意味で)からここまでの表現をするのがほんとにすごい。食欲、孤独、性欲、後悔、懺悔、そこからの足掻きは圧巻。何があってもアーロンさんに比べればこんなもの!と頑張れそうになるそんな映画。
登場人物はアーロンほぼ一人、冒頭で出会う女性二人とアーロンの回想に出てくる家族や同僚、昔の恋人なんかも数分ずつ。
一人芝居見事です。喉の渇きから徐々に追い詰められて行く、その様は分かるのに全く悲壮感がなくて、むしろどこか笑えてしまって、その心理を細かく描いてたことにも驚いた。正直ここまですごい映画だとは思ってなかった。
ドキュメンタリーすぎない作りが爽やかなラストに持って行ってくれて衝撃のシーンの苦しみを忘れさせてくれる。
孤独って怖い、自由ってすごい、それからやっぱりこの経験をして笑って済ましているアーロンという人物がどれだけ凄いのかを映画を通して表現していたのがすごい。
痛いシーンがあるけど苦手な人は是非目を瞑りながらでも見て欲しい作品。
ラストの音楽がすんごい好き。
直視出来るかによる
何より映像美。トレッキングを本当に楽しそうに描く。
自転車で疾走する荒野、岩の割れ目から飛び込む水の青さ、それと身動きが取れなくなった地面の亀裂から助けを叫び、声と共にカメラも上昇して今いる場所を上空から映し出す。とどれも美しい。
しかし個人的失敗はあまりにハードルを上げ過ぎてしまったこと。
考えてみりゃ動きが少ないのは当然だ。
腕挟まれてんだから。
そしてもう一つにして最大の失敗。
あのシーンで目を背けてしまったこと。
直視できなかった。
あれを見れていればまた映画の評価も変わったのだろう。
だから評価が3.0なのは今作のせいではない。
私の意気地のなさだ。
これが実話とは!!!
怖い。平凡な人生を生きている自分にはあり得ないような話しで新鮮でした!
主人公の方の演技が物凄く良かったと思います!!
取り込まれました!!見る価値あります!!
すぐそこにある危険を思い起こす作品。
個人的には色々と考えさせられた作品。
レビューでも自業自得ってかいtええる人もいるが
こういう日常に潜む偶然が生む危険は存在する。
その時に生きるという目的の為、ここまで覚悟して
行動できるのだろうかと自分に問うてみても
正直、自信がない。
観る者にとってそこまでの感想を問いかける主人公の演技力。
メッセージを画面を通じてぶつけてくる、ジェームズ・フランコの
その俳優としての魅力と監督のダニー・ボイルが素晴らしい。
実話の映画化なのだがまさしく小説より奇なりを見ているようです。
人生のちょっと調子がいいときに自分をもう一度見つめなおす、
そんなときに観てほしい映画です。
ただ、人によってはラストシーンへの感情は色々でしょう。
私は正直に助かってよかったという安ど感でした。
秀作ですね!
自業自得
心にも体にもイタ~イ映画!
登山映画だと思っていたので、タイトルバックから驚かされた。三分割のスプリットスクリーンだし、都会の雑踏が映し出されていたからだ。てっきり大自然の俯瞰映像から入るだろうと思っていたので、ビックリ! さすがダニー・ボイル監督、のっけからこちらの予想を裏切ってくれる。音楽も全般的に快調だった。主人公が山へ向かうまでをトントン拍子に観せてくれる。そして事故が起きる。やっとタイトルが出る。タイトルが出るまでが長かった。実話ということなので、本当に「事実は小説より奇なり」だなと思った。たぶんビデオ映像が残っていたので、映画作りに役立ったんだろうなぁ。自分も春から秋だけだが登山を楽しんでいる。でも登山届を出したことはない。自分だったらどうするか、何ができたかを考えながら、映画を観続けた。主人公の決断はすごい。私にはとてもできそうにない。人間って死ぬ前にそれまでの人生が走馬灯のように頭をよぎるって言うけど本当なのかなと思った。その時、自分は何を思い出すのだろうか? 悔いのないように生きたいと改めて思った。
たかが物でも異様な存在感に
さすがダニーボイルさんという感じで、ワンカットワンカット壮大で印象に残るものばかりでした。岩に挟まれるシーンから出てくるロープや水が監督の腕によってとても存在感を感じ、それらがいかに重要なアイテムなのか身に染みてきます。それぐらいこの作品はインパクトのあるシーンが多く、人間や動物、そのほかのモノに生命力を感じずにはいられなかったです。
それになんといってもジェームズフランコさんの演技はとても上手で、基本彼一人のシーンが多いけど何の不満もなく退屈することなく見ることが出来ました。他の登場人物が少ない分、彼はそれらを見事に補っていると思います。
・・・後どうでもいい話なんですが、あるシーンで主人公がオレンジジュースを想像したとき、私の口の中にオレンジジュースの味が広がった気がしました(笑)
こういうやり方か!
観る前にこの作品のタイトルに不安あったので(単純な物語)少し期待感薄で観る事にしたが、そこはダニーボイルそんなもんじゃないだろうの期待感も少し頭の片隅に置いて観た。
感想はやられたの一言。良い方の意味で。
腕を挟まれてからのタイトルバック、そこからの生と死の物語、そしてもうひとつの127時間の物語、実に上手いです。
今までの自分の無鉄砲な性格、そして愛する人達への冷たさを思い知らされる1もうひとつのストーリー、腕をどうやって脱出させるかのストーリー、それが交差させての映像、本当に上手いです。
自転車でむちゃな走行、女の子達に危険な遊びをさせる冒頭、そこから始まる1過酷な127時間。
美しい映像と大自然、自分がいかにわがままで無鉄砲だったかを知る。
そしてラストの大自然に対するサンキュ!本当に良く出来た作品でした。
人間の生命力の強さを感じた
最後の描写はあまりにキツ過ぎ
全104件中、61~80件目を表示