127時間のレビュー・感想・評価
全28件中、1~20件目を表示
痛くないけど痛みを伴う映画
また見たい。
母が見ていてなんとなく見始めた。
こえええよ!痛いよ!
下手なホラー映画より怖かった!
こんな状況に陥った時、人は生きようと必死にもがくけどこのように死んでいくのかと思わせる絶望の描写がすさまじい。
希望が無くなっていく描写がとても上手でした…。
腕にナイフが当たるシーンとか、腕を切り折るシーンは全部痛々しかったよおおおおまじこえええたまひゅんんんんないけど。
背筋がひゅんひゅんする。体の内部からひゅんひゅんする。
はんぱない絶望感を味わいたい人に超オススメ。
13.9.7
アーロンの精神力が凄まじい、俺には真似できない
実話ベースということもあり、映画というより上質な再現ドラマを観ているようだった。途中誰かが助けに来るようなご都合主義展開などはなく、淡々と苦しい場面が続く。血が苦手なので腕斬るシーンはキツかった。
アーロンの精神力が凄まじい。腕を斬る決断をしたのも、切った後に動いてるのもすごい。俺だったらまず斬れないだろうし、斬ったとしてもショック死しそう。
地味になりがちな展開のアクセントとして、アーロンの妄想がちょくちょく入るので良いスパイスになっていた。
死に際の走馬灯ってあんな感じなのかね。もしも俺だったら...と考えたら親くらいしか浮かばなかった。彼女も居ないし友達も少ないからしゃーないね(泣)
行き先は誰かに告げていきましょう
「この岩はオレが来るのを待っていた。落下するのを待っていた」
渓谷を落下し、岩に腕を挟まれ身動きが出来なくなったアーロン。
彼はこうなるべくしてこうなった。
アーロンはナイフで岩を削り、腕を抜こうとする。
しかし、腕は挟まれているのではなく、
腕が岩を支えているのだということを知る。
自分の行動がこの岩の存在を許したのだ。
母親に電話を返信しなかったことを後悔する。
誰にも旅先を告げなかった。
誰一人自分がここで生と死の狭間にいることを知らない。
今まで自分がしてきたことがこの状況に自分を追い込んだ。
ものすごく痛さを感じるシーンがある。
観客の中に失神者がでたというのもうなずける。
目をそむけずにはいられなかった。
この映画を観た教訓は
行き先は誰かに告げて行きましょう。
事故には気をつけましょう。痛い思いをします。
登山家アーロン・ラルストンの自伝『奇跡の6日間』もとにしている。
年1で観たくなる中毒性
いやー、良いね。これ、良いよ。繊細な人には音と視覚でビンビン来ますね。音楽が良いですね。サントラ買いました。そして、最後、ヘリコプターが現れるシーン、号泣ですよ。何回見てもあそこで号泣。あの、盛り上がりへの持って行き方は私史上最高傑作です。はい。
かなりのグロ耐性が必要
最初に断っておきますが、右腕を自分で切断する描写があります。
それもかなりリアルに。
フィクションの世界であればある程度のグロ耐性は持ち合わせていますが、これは無理でした。
SAWなどのスプラッター描写全開の作品と違い、微妙にリアリティを感じるせいで余計にグロシーンが目につきます。
グロシーン以外はそこそこ見られる作品だと思います。
岩に腕挟まれて抜け出せなくなるってだけなので、大した内容はありませんが。
身動きが取れない場所で
身動きが取れなくなった場所、ほぼ一箇所で試行錯誤する映画ですが、回想や様々な演出でそれを感じさせないように飽きさせないようにする工夫がなされていて○
浮かれているところで、ふとドン底にいくギャップがある意味で良いですね。
ただ行き先を伝えずに行った点など、ガチのひとが見たらイラつくのかもしれません。
ラストは誰かが見つけてくれるのかと思ったら腕を切り落とすというグロ英断でした。
これはなかなかできないですね。
映画としては頑張ってはいるものの、面白さで言えば普通でした。
ひさしぶりの鑑賞
堪らない
この手が痺れる感覚は堪らない
悶えながら観るのが堪らない
やっぱり好きな映画だった。
映像の撮り方、音の強弱、音楽、
そもそもの景色、自然の偉大さ、怖さ、
高低するテンション、
誰も助けてくれない、奇跡なんて起きない。
奇跡なんて起きない。
自分しかいない。
自分が自分を殺すか
自分を殺さずに助けることが出来るかを選択する
切断したところで助かるかなんて希望はかなり薄いから。
あと、やっぱり
オープニングからタイトルが出た瞬間のギャップね
このどん底に落とされる感覚。
放心してしまう感覚が凄く好き。
神経切断のシーンは…言葉になりません。
言い表ししようのないシーン
そして3人の後ろ姿を見つけ、
その3人がこちらに走ってくる瞬間から涙が溢れて仕方ない!
また観たいけどもう観たくない!笑
127時間
自分だったら、彼と同じ究極のジャッジが出来たか?と考えると、無理。
渇きと痛み、幻覚症状など極限状態を体感できる映画だと思います。
コップ1杯の水を手元に置いて鑑賞すべし。
極限状態に晒された人間w
最初に思った事は主人公の生命力が凄かったこと。
ほぼ身動きが取れず食糧も限られ助けも確実に来ないあの状態で足掻こうとする主人公に憧れを抱いた。
自分があの立場に置かれたら出来るだけ苦痛を伴わずに死ぬ事だけを考えてたと思うw
身動きのできずだんだん意識が朦朧となっていく主人公の葛藤が約1時間描かれていて絶対絶命の危機に置かれた主人公の精神状態や回想にひきこまれた。
そして一部物凄く痛々しい場面があり目を背けたくなったw
色々あった末にクライマックスでは「あ〜良かった〜( ̄▽ ̄)」て思えてすごく安心感と解放感に満たされた。
全体を踏まえるとなかなか考えさせられる良いノンフィクションだったと思う。
これを観ると自分の命捨てたもんじゃないって思えてくるはずw
実話を基に描かれた映画
実在する登山家の遭難経験が基になっている映画。
生きたいと切望し、己を信じて希望を捨てずに努力しつづける、ものすごい精神力の強い人。
極限状態に人間が追い込まれるとこうなるのか・・と、トラウマににもなりかねないほどだったので、うっかり一人で観てしまったわたしは途中で観るのをやめようかと思ったほどリアリティー。
決断するシーンはかなりショッキングなので、
苦手な人は目をつむってしまうかも...。
自らナイフで腕を切り落とし、脱出することに成功してからも気を失わないようにと意識に集中しながら歩くアーロン。
目の前に見えてきた人間は幻なのか現実なのか、身動きできない127時間に何度も幻覚を見たアーロンには確信がもてないのかもしれないが、最後の力をふりしぼって「Help」と声にするシーンには涙がでました。
観てよかった!
127HOUR
腕が挟まった時に出るタイトル「127HOUR」が現れたときはゾクッとした。
ここからの絶望映画のスタートです。
これは事実を元に作っています。
実在の登山家、アーロン ラルストンの実話です。
それを思って見れば自然の恐怖が伝わってきます。
そこで、今までの人生を悔い改める。
生還したアーロンは正直な人間として第二の人生を歩む。
ただちょっと評価下がったのが、
実話だと知るまではちょっと物足りないと感じてしまいました。
まあ、実話なのである方がおかしいのですが、ドラマがもっとあっても良かったかなと思いました。
まあ腕が挟まること自体が最大のドラマですが。
This film is based on a true story
I was really surprised to know that this film is based on a true story and the climber really exists ! oh my god when his arm is stuck between the cliff and the stone , it's already bleeding from his arm and the more days pass by the less his arm's blood runs and it turns into grey day by day ... sometimes he has some flashbacks of his childhood , patents , ex-girlfriend and the sort of thing and he takes a video of what he's thinking at the moment or how his stuck arm is but he does not wanna die He finally makes up for his mind to cut his arm off and after climbing up the hill and then finding a tourist , he shouts aloud " I NEED A HELP " Fortunately he survives !!! At the end , it explains his life after the accident , Well I hadn't thought he would give up surviving but it's a brilliant story , it could've won an Oscar for Best picture tho . Enjoy watching it !
直視出来るかによる
何より映像美。トレッキングを本当に楽しそうに描く。
自転車で疾走する荒野、岩の割れ目から飛び込む水の青さ、それと身動きが取れなくなった地面の亀裂から助けを叫び、声と共にカメラも上昇して今いる場所を上空から映し出す。とどれも美しい。
しかし個人的失敗はあまりにハードルを上げ過ぎてしまったこと。
考えてみりゃ動きが少ないのは当然だ。
腕挟まれてんだから。
そしてもう一つにして最大の失敗。
あのシーンで目を背けてしまったこと。
直視できなかった。
あれを見れていればまた映画の評価も変わったのだろう。
だから評価が3.0なのは今作のせいではない。
私の意気地のなさだ。
これが実話とは!!!
怖い。平凡な人生を生きている自分にはあり得ないような話しで新鮮でした!
主人公の方の演技が物凄く良かったと思います!!
取り込まれました!!見る価値あります!!
こういうやり方か!
観る前にこの作品のタイトルに不安あったので(単純な物語)少し期待感薄で観る事にしたが、そこはダニーボイルそんなもんじゃないだろうの期待感も少し頭の片隅に置いて観た。
感想はやられたの一言。良い方の意味で。
腕を挟まれてからのタイトルバック、そこからの生と死の物語、そしてもうひとつの127時間の物語、実に上手いです。
今までの自分の無鉄砲な性格、そして愛する人達への冷たさを思い知らされる1もうひとつのストーリー、腕をどうやって脱出させるかのストーリー、それが交差させての映像、本当に上手いです。
自転車でむちゃな走行、女の子達に危険な遊びをさせる冒頭、そこから始まる1過酷な127時間。
美しい映像と大自然、自分がいかにわがままで無鉄砲だったかを知る。
そしてラストの大自然に対するサンキュ!本当に良く出来た作品でした。
プログレッシブ・ロック
どうでもいいけど、まあ、そんな映画だよね。
序まり
紹介
伏線
事故
軽視
我慢
兆候
妄想
意識
奮闘
諦め
転機
決意
感謝
教訓
結末
タイトルつけるとこんな感じか ちょっと違うか。
オレ、センス無いなあ。
やっぱり定番だけど、妄想シーンが一番面白いんだよね。
水の表現なんかあったり前過ぎて、つまらん。
まったく余談だけど、この映画で「パピヨン」の独房シーンを思い出した。
生きる力、勇気が貰える、落ち込んだ時は是非これで、元気に!!
事実は小説より奇なり』とは昔から言われている事だが、もしもこの映画がフィクションであってくれたなら、どれ程よい事だろうか?と願わずにはいられない過酷で、悲しい現実に起きた真実の物語であった。されど現実とは、かくも想像も及びもしない運命の悪戯があるものらしい。もし神様がいるのなら、悪ふざけが過ぎると言ってやりたい事件だ。しかしその考えも及ばない悲劇を自力で克服してしまった凄い奴がいたのだと言うから驚きだ。誰も居ない砂漠のど真ん中で石に手を挟まれ身動き一つ出来なくなってしまった彼は、そのままそこで、誰にも発見される事無く一人ひっそりと最期を迎えてしまうのかと思えば、一度は諦めかけたものの、気を取り直し、決死の脱出を一人だけで、諦めずに見事に成し遂げ、生還を果たす迄の127時間を描いた本作品は、絶妙のカメラワークの素晴らしさに加え、音楽も巧みに使い、映画の70~80パーセントを占める岩場に挟まれた彼の姿だけを映しているだけのシーンの連続という、誠に珍しいシーン構成だが、それにも拘らず、決して一瞬たりとも観客の目を飽きさせる事無く、スクリーンにその目を釘付けにして離さないこの映画の力の秘訣とは、計算された、独自のテンポの有るカメラワークの展開と、映画の観客に主人公の苦悩と恐怖の緊張感をリアルタイムのライブニュースの映像を見ている様な緊張感を持ったままに、追体験させる事に見事に成功している。この演出力の高さとジェームス・フランコと言う俳優の演技力の素晴らしさとが相まって見事な成果を果たし、誰もがこの事故を我が身の様に追体験出来たと思う。
この作品は、生きる事の大切な意味と自分の力を決して自分からは諦めない事の素晴らしさを教えてくれる。日本には残念な事に、自ら自分自身の生命を絶ってしまう人が少なくない悩める社会に多くの人たちが生きているとも考えられるのだが、改めてこの映画を見ていると、厳しい現実の中でさえ、ほっと希望光が必ずいつも何処かに宿っている事に気付かされるのだ。それを求めて、諦めずに生きる努力を惜しまない事、まさにそれこそが、真実の迫力であり、重みだと言う事なのかも知れない。映画の中で、この主人公は、自分のこれまでの自分の人生の時間の総てが、今日この体験をする為にその過去の総てが起きていたように考えられると語るシーンが印象的であった。
是非、是非貴方も、この映画から生きる命の尊い事、諦めずに努力を惜しまず、自己の力を信じきる事の素晴らしい価値を感じて貰いたい。
岩がもたらす教訓。
前作「スラムドッグ~」で見事オスカーを手にした監督だったが、
そもそもこの監督と、オスカーがしっくりこなくて(スイマセン^^;)
作品自体もまったくピンとこなかった…D・ボイルじゃない感じが
どうも否めず、今年のオスカー候補になった本作をどう観ようか、
なんて要らぬ心配をしてしまった…が。良かった!今作はちゃんと
ボイルしている(茹でたんじゃなくて^^;)彼らしい仕上がりになった。
疾走する映像とポップな音楽、スライドショーのように主人公の行動
を見せた後、悲劇の渓谷へカメラは迫る。。あー!!と思った瞬間、
ここでタイトル。。巧い^^;つまりここから5日と7時間の死闘が始まる。
主人公アーロンの足取りは自由気ままだ。誰にも行き先を告げず、
ケータイも家に置き去り、軽装と軽い飲食物のみを持って出掛ける。
もちろん本人は、まさかそんな事故に遭うとは思っていない。
観るまでもっとちゃらんぽらんな若者だったのかと勘違いしていたが、
登山の知識は豊富で危機管理も(自分なりに)しっかり持ってはいた。
ただ、誰も行かないようなところへ行っちゃったのが…運のつき。。
岩に腕を挟まれて以降、彼のひとり日記が延々と続く。
初めこそ威勢のいい彼だったが(ビデオに終始録画するのが面白い)
脱出作戦が巧くいかず、段々と体力も落ち、幻想を見るようになる…
確かに彼は、喧騒から離れひとりになるため、ここへ来たのだろう。
偶然出会った登山女子二人に道案内し、水遊びをして別れる時にも、
明らかな痕跡は残していない。。でも思うに、これだけ自分の遊び場
と化した大自然で経験を積んでいたら、彼のように慢心に陥るのも
不思議ではない。まさか!の事故は、そんな時にこそ起こるのかも。
脱出を試み、水を飲み、尿を出し(それも溜める)、ビデオを撮り、
寒さに耐え眠り、幻想を見る、そしてまた脱出を…の繰り返しも
限界に近づき、彼はある決断を下すまでになるのだが、、観ている
こちら側も彼がこの先どうなるかが分かっているため(汗)次第に
拳に力が入ってくる…え、今やるの?え、何ほんとに?…とずっと
目を開けたり閉じたりの繰り返し…(+o+)かなり心臓には悪い痛み。
でも、そこから目を背けずに次の段階へと導く映像も素晴らしい。
監督のカメラは彼から一歩も退かずにしっかり彼を捉え、更に次の
世界へと彼を引っ張っていく。泥水を飲み、生の歓びを噛みしめた
彼が、見知らぬ登山一家に助けの声をあげるシーンには…泣けた!!
自身の気持ちを表にちゃんと顕わせなかった彼が、初めて他人に
救いを求めたんじゃないだろうか…?と思わせる感動的なこの場面。
生き辛い都会生活でも、それがあるからこんな大自然の素晴らしさも
味わえるんじゃないのかなぁ。当たり前の美しさなどどこにもないのだ。
人間関係がどんなに窮屈でも、自分を待っている人がいるというのは、
堪えられない充足感が得られるものだ。みんなに逢いたい。帰りたい。
何としても帰るぞ、ともがく青年の叫びがとても胸に残る作品になった。
こんな一人称の作品でこれだけの完成度、しかもサラリとしている。
どうしてこの作品で監督はオスカーをとらなかったんだろう^^;なんて
大きなお世話を言ってしまうけれど、死を前にして生への躍動感が
これでもかこれでもかと押し寄せてくる意欲作。フランコお疲れさま!!
(エンドのご本人に感嘆しつつ、今後はメモが必須だぞ!と確認しつつ)
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