「世界を変えられなくても、できることはあるかもしれない。」僕たちは世界を変えることができない。 But, We wanna build a school in Cambodia. NAOさんの映画レビュー(感想・評価)
世界を変えられなくても、できることはあるかもしれない。
クリックして本文を読む
カンボジアには一度だけいったことがありますが、現地の子供達が観光客に群がってみやげ物を販売したり、ねだったりする姿が印象的でした。
この映画では、実話が元になった作品ですが、途中カンボジアでのロケのシーン、ところどころにドキュメントタッチのところが入ってます。
向井君が泣いてるのは、リアルだろうなぁ。。。TBSの某ドキュメンタリー番組でカンボジアに行ったときもやっぱり同じように泣いていた気がするけど。。。彼は意外と涙もろいのかも。
でも、ポルポト時代の被害だとか、HIVが蔓延していることとか、カンボジアの現状が、真っ直ぐ描かれていて、ちょっと勉強みたいでもあり、こんな色んな環境の中、学校をひとつ建てることによって、何かが変わるのか。。。って考えてしまうのは必然かもしれない。
学校作ったって、働かされる子供達はやっぱり学校ではなく、仕事をしなくては駄目だったりするんだろうな。。。と。
だからこそのタイトルになるんだろうなぁと。。。
偽善かもしれないけど、たいした役に立たないかもしれない、それでも何かをすることが、何もしないことよりはいい。
この映画を見終わるころ、東北の震災の時、東南アジアの日本が今まで支援してきたお返しにって、お金を集めて送ってくれたりした時、すごく胸熱だった。。。支援って、基本的にはそういうことかなと思いました。
コメントする