僕たちは世界を変えることができない。 But, We wanna build a school in Cambodia.のレビュー・感想・評価
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ウルルン滞在記 the movie
向井理がどう頑張っても大学生に見えない…という点がどうにも厳しいです。向井理の続・ウルルン滞在記、という印象が拭えませんでした。一方、江口のりこ(いつもながら年齢不詳!)、リリー・フランキー、阿部寛といったアクの強い脇役陣はしっかり気配を消していたので…なおさら残念。
中盤の旅行パートは、最近の説明過多の旅行番組よりカンボジアを丁寧に伝えていると感じましたが、劇映画としては疑問です。「ドキュメンタリータッチ」なカメラワークも、次第にあざとく思えました。さらに、終盤の感動シーンの畳み掛けは冗長で興ざめ。終盤を中心に削ぎ落とせば、90分程度に十分収まり、熱くなりきれない人間も居心地悪さを感じずに済むと思います。
スコアは、カンボジアのキャスト(特に、ガイドさん)に向けてのものです。子どもたちの瑞々しさは言わずもがなですが、ガイドさんも自然体で物語に収まっており、好印象でした。
エイズと地雷と貧困
【2.8点】カンボジアに行きたくなった
カンボジアに行きたくなる映画でした。
歴史や雰囲気も間接的に知ることができてとても興味を持ちました。
しかし、映画としてはどうだったでしょうか。
正直微妙だったなと感じます。個人的に終始演出がわざとらしさを感じました。
それであればドキュメンタリーに全振りでも良かったかなと思いました。
作品としては2.8点。
カンボジアには行きたくなる。
そんな感じでした。
ツアーガイドのブティさんがいい!
ポル・ポトと青空などと、色んな言葉の印象が残りますが、それもブティさんのおかげ。実際に原作者の葉田さんのツアーガイドもブティさんが行ったということで、あの涙には本当の悲しみが詰まっていたように思う。
4人の大学生が起こした行動。並大抵の人間にできるわけじゃなく、それがたとえ大海の一滴に過ぎなくても世界を変えたいという衝動がすごい。きっかけは小さなこと。向井理演ずる甲太にしても失恋がきっかけだった。いずれ忘れてしまいそうだなんて、絶対にそんなことはない。学生時代に真の達成感を味わうことができるなんて極少数のはずです。
加齢とともに、若いころを思い出すとしても嫌なことばかり。失恋もそうだし、大きなことを成しえたこともない。そう考えると、ひらめきであれ皆の心を一つにして、さらにカンボジアの人たちに感謝されることがいかに大きなことか・・・下手すれば、途中で「日本にだって苦しんでる人がいるじゃん」という反対意見に回ってしまいそうです。
泣き所が多かったけど、小学校が開校したときの空の青さがスッキリさせてくれました。ブルーハーツの「青空」なんて知らない世代なのですが、若さを感じられる歌詞がいいですね。やっぱりもっと青春しときゃよかった・・・と、まるで老人みたいに呟いてみる。
よかった
向井理、松坂桃李、窪田正孝、柄本佑。
今はそれぞれに、日本のドラマや映画で主演を演じる素晴らしい役者さん4人が、大学生を演じた作品。
"カンボジアに学校を建てる"
自分自身の大学生時代を振り返り、そのような事を考えたことも無かった私からすると、世の中にはこんな事を
考え、実行に移した学生がいたことにまず驚いた。
カンボジアについて全くと言っていいほど知識のない私はこの映画を通して少しだけ歴史を知ることができた。
ガイド役の方の話を聞いていた彼らの表情がとても印象的で、後からこれが演技ではなく、実際にガイドしてもらっていた時に回して撮ったと知り納得。
経済的に豊かで、過去には悲しい戦争を体験したことのある日本に生まれ育った自分達が、今当たり前のように過ごす毎日にもっと感謝できれば、世の中はもっと変わるだろうなと思う。
ボランティアという語源は、volcanoと聞いたことがある。Volcanoとは火山という意味です。
誰かを助けたい、誰かのために何かをしたい、そういう気持ちが火山のように溢れ出して、いてもたってもいられなくなって行動したからなんだそうで。
自分1人では何もできないけれど、同じ思いをもった人達が集まって行動した結果、劇中の彼らは目標を達成出来た。
子供を持つ親になった自分は、なによりも"教育"の大切さを感じる。
世界中にはまだまだ、学校に行きたくても行けない子供たちがごまんといる。
映画の中に映る、カンボジアの子供達の笑顔が、本当にキラキラしていて、その笑顔にこちらも笑顔が自然と湧いてくる。
何かを始めるのに遅過ぎるということはない。
そのことを改めて思い知らされた。
世界を変えられなくても、誰かの役に立つことを自分からやっていきたい。
地球に住む人の笑顔が一つでも増えるますように。
【志を持った若者たちの姿がまぶしい青春映画の秀作】
自分がどれだけ恵まれているか分かった
久々にいい映画だった。 等身大のどこにでもいる大学生がふとしたきっ...
最初の始まりの向井理のナレーションから共感できた。本当に私たちにで...
「青空」が良かった。
私は何も知らない。
カンボジアの歴史も今の状況も。そこで暮らす人々の想いも。そこの空の色も。
主人公たち大学生と同じ。
まずは知らなきゃって思った。
知らなきゃ遠いまま。関心を持たなきゃ他人事のまま。関係ないまま。
そう思わされた。
実話を元にした、カンボジアのシーンなんかはドキュメンタリーのような作品。
カンボジアの博物館や、ポル・ポト政権下の資料シーンでは胸が苦しくなった。
最後の「青空」の合唱シーンが良い。
またブティさんたちカンボジアの人たちの笑顔も印象的ですごく良い。
ただ個人的には向井理や松坂桃季の演技はちょっとイマイチで気になる(でもカンボジアでは素の自分のとこもあったんだろうな)。
しかし窪田正孝くんは心に残ってくるね。カラオケでひとり練習する姿にきゅん。
若者の無力さをリアルに表現
私たちのすることは大きな海の一滴にすぎない。だけど、一滴の水が集ま...
大学生活無駄にできないと思えた
一滴の水が集まって海となる
私たちのすることは大きな海の一滴の水にすぎない
だけど一滴の水が集まって大きな海となる
この主人公の医大生。すごく良かった。
カンボジアツアーも素晴らしかった。
エイズ病棟のシーン。
旦那からうつされた女性の場面で、主人公の友達が歌うシーンなんて青春って感じでした。
生きる希望が湧いたという女性の言葉に皆が胸を打たれる。
地雷のシーンも良かった。世界に20分に1人が地雷で被害を受けている。
本当に悲しい。
デリヘルに胸を借りるシーンも笑ってしまった。でも判断は正しかったのだと思う。
あの彼女も良かった。
今ここで出来ることをすると言う彼女。
凄くわかる気がした。
二回目のカンボジア渡航の皆で木を引っこ抜くシーンなんて正に協力という言葉に近いシーン。
主人公が愛してやまないブルーハーツの青空
生まれたところや皮膚や目の色では何もわからない。
学校が建って開校式で歌を交換するシーンは私も泣けてしまった。
実は1回見て良い映画だなぁと思って、続けて2回見ました。
2回目で主人公の成長を、よく感じてしまって2回目で泣いてしまいました。
手を取り協力するって本当に素晴らしい。
観てよかったです。
この映画を観てて、もう1つ気づいた大切なこと。
映画の中でカンボジアから帰ってきて学校を開講させるまで少し主人公がウジウジするシーンがあります。
失恋やサークルの不振で、そのとき少し映画が間延びします。
その間延びを感じたとき、あー立ち止まるってこーゆーことだな。
私の人生、間延びだらけかも…もし、その時間に他にできることがあると思うのなら行動しなきゃ。そう気づかされる一本となりました。
いくつになっても…
動機薄。
「僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a in Cambodia」見ました。
全くおもしろくないです。
全ての話が唐突すぎて、説得力がない。銀行で学校設立inカンボジアのポスターを見ただけでやりたがり、カンボジア行ったことないの?と言われてカンボジアへ行く。あまりに理屈が弱すぎる。
一番の問題は冒頭。向井理の学生生活がパッとしないと言わせたいのだろうが、それを見せるのは飲み会2連発。たかが飲み会を楽しめてない風な大学生にしか見えず、人生を憂いでいるようには見えない。効果的に見せたいなら、例えば向井理が部活に熱中していて、大会で結果を出すがピンと来ず。みたいな流れを作らなきゃ話に説得力が全く生まれないと思います。実話だかフィクションだか知らないが、話に深みを持たせるためにはこのくらいの脚色をするべきでは?
良かった所は、全編ドキュメンタリー風な所でしょうか。手持ちカメラのようにブレてる映像も、初めてカンボジアへ行った時の名所巡りも。
もうこの物語は動機の時点で興味が湧かなかった。尤も僕自身、深作健太監督作品はどーにもソリが合わないからなのか。。
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