キラー・インサイド・ミー

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キラー・インサイド・ミー

解説・あらすじ

スタンリー・キューブリック監督作「現金に体を張れ」(1956)の脚本にも参加したノワール小説の名手ジム・トンプソンによる小説「おれの中の殺し屋」を、「ひかりのまち」のマイケル・ウィンターボトム監督が映画化。1950年代の米テキサスを舞台に、好青年の保安官が自らの内に目覚めた衝動にかられ、冷徹な殺人鬼に変ぼうしていく姿を描く。「ジェシー・ジェームズの暗殺」のケイシー・アフレックが主演。ケイト・ハドソン、ジェシカ・アルバが共演する。

2010年製作/109分/R15+/アメリカ・スウェーデン・イギリス・カナダ合作
原題または英題:The Killer Inside Me
配給:日活
劇場公開日:2011年4月16日

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映画レビュー

3.0感想メモ

2025年6月18日
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ヒラめ

2.5陰鬱さがやけに深い

2025年6月17日
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キャストが豪華なことと、何となく妖しげな雰囲気に惹かれて鑑賞。
オープニングの音楽やテロップは思いの外イイ感じで期待値が上がったのも束の間、本編が始まってみると妖しいというより陰鬱さがやけに深い。そして目を逸らしたくなるほど嫌なバイオレンス。ストーリーも複雑というか無理があるというか、いずれにしても馴染めない。
個人的には、俗にいう「ムナクソ」系にジャンル分けしてしまう一歩手前というところか。
これだけのインパクトをあたえるのだから、ケイシー・アフレックを筆頭にその他キャストの実力は認めるのだが…。
キャストの他、全体を通して音楽も良かった気はするが、それにしてもただただ辛いだけの作品だったように思う。

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いけい

4.0目覚めの時

2025年6月13日
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保安官助手の冷めた眼差し
低く感情を抑えた喋り
彼の中の闇、深い愛情
突如生まれた計画
彼の好きなアリア

愛は安楽
悪は良心

贖罪は始まり
あの世界に帰る

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星組

4.5『Shame on you』が耳に残る。

2024年11月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

知的

2010(日本は2011)年公開のアメリカ映画。

監督:マイケル・ウィンターボトム
脚本:ジョン・カラン
原作:ジム・トンプスン『ザ・キラー・インサイド・ミー』

主な配役
【保安官助手ルー】:ケイシー・アフレック
【ルーの恋人エイミー】:ケイト・ハドソン
【娼婦ジョイス】:ジェシカ・アルバ
【弁護士ビリー】:ビル・プルマン
【組合長ジョー・ロスマン】:イライアス・コティーズ
【保安官ボブ】:トム・バウアー
【検事ハワード】 サイモン・ベイカー

不条理連続殺人鬼をケイシー・アフレックが演じる。

Wikipediaによると、
1976年にも『The Killer Inside Me』(監督:バート・ケネディ、主演:ステイシー・キーチ、日本劇場未公開)が公開されている。
観てみたいものだ。

1.保安官たちの好演
◆殺人鬼と化した保安官助手・ルー
◆ルーを信じる気の毒な老保安官・ボブ
◆別の助手・ジェフ

田舎の保安官たちを見事に演じていて、
殺人事件とのギャップを作れている。
このキャスティングあってこそ、と思う。
保安官を演じたトム・バウアーは今年(2024年)亡くなった。

2.豪華すぎる?脇役たち
◆被害者 ジェシカ・アルバ(脇役ではないかw)
◆なぞの組合長 イライアス・コティーズ
◆訳知り顔の弁護士 ビル・プルマン
◆エリート風検事 サイモン・ベイカー

みな、何らかの形でルー(ケイシー・アフレック)と絡むのだが、
どこかやりとりは禅問答のようで、捉えどころがない。
最初の被害者となるジェシカ・アルバとの出会いもなかなかマニアックだ。
最初に見た時は、かなりドキドキした(笑)。

その他の豪華な脇役たちも、
チラッと出ては、牽制球を投げてから去る。
結果、ルーは自由に次々と罪を重ねていく。

3.原作は読んでいないが…
◆ルーの幼少期の体験による?性的な加虐性
◆田舎ならではの濃密な人間関係、いわゆる、しがらみ
◆保安官助手という規律を守るべき立場

それらを一気に破壊しようとするラストシーン。
なぜか、ルーに感情移入してしまう自分に驚き、戸惑ってしまう。
実社会においても、
「こんなノンビリした田舎で?!」
という場所で凶悪な犯罪が起きたりもする。

本作について、ストーリーがどうとか言う気はしない。
理由はないが、なんか好きだ。
ラストシーンに流れる
Eddy Arnoldが唄う『Shame on you』が耳に残る。

私の評価は、まさかの(笑)☆4.5

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Haihai