アンチクライストのレビュー・感想・評価
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これはひどい。 こんな何の救いもない映画も珍しい。 妻の異常な性格...
これはひどい。
こんな何の救いもない映画も珍しい。
妻の異常な性格がどんどんエスカレートしていくのは恐ろしかった。
どんより
なんか、落ち込む映画。暗い気分の時には観ない方が良さそう。
足、あんなことされちゃあ、痛いよ〜。
最後の映像観ると、宗教的な意味合いがありそうだが、よくわからない。とにかく、救いのない映画。
やり過ぎだよ…
ラースフォントリアーが完全に行き過ぎてしまった一作
プロローグもセッティングも良かったのに
どうしてミザリーみたいになっちゃうのさ!
おもしろかったけど!
コメディなのよね?ね?
シャルロット・ゲンズブールは言わずもがな物凄かった
とんでもないよ、この人なんでもできちゃうよ
ウィレム・デフォーもすごいね
いろんな顔があるのね
でもやっぱり男性器ではなく、女性器の切り落としは
初めてだったので、なかなか衝撃だった。
けど気持ちは分からなくもないという…
ただ、オチは本当に気に食わなかった!
監督は悪魔崇拝?
悪魔崇拝者の頭の中を見せられてる感じ、マトモじゃない。
『ハウス・ジャック・ビルト』(コレもマトモじゃない)と同じ監督ですが、悪魔崇拝者なのか?
不快で苦痛です。
デフォーとシャルロット・ゲンズブールの演技は、スゴイ。
(濡れ場が多く、局部ボカシまくり、体当たりの演技)
面白くないけど、演技に星3つ。
でも、この映画を観てるのはツライ…
ラース・トリアーの他作品を見るガイドラインになり得る
個人評価:3.5
恐ろしく禍々しい。人間のネイチャー(本質)は他者を殺す事と説き、そしてそれこそが美しく芸術を表すモノだというラース・トリアー。その想いは他作品よりも本作の方が直接的に表現しており、ハウスジャックビルトを作った説明にもあたる作品。
しかしながら、その芸術を理解して見ても、本作の映像・表現は禍々しい感覚に襲われ、早くこの映画が終わって欲しいとさえ願い鑑賞する。
ただ、本作を見ておけば、ラース・トリアーの他作品を見るにあたってのガイドラインになると感じる。
映像美と鬱
フォントリアー監督作品は好きなんですが、これはテンポが悪くて乗れませんでした。
普通に意見を言えば、誰がこの映画を見たいのだろうと思います。
誰も幸せにならないという意味ではフォントリアーは本当徹底してて凄いと思います。
プロローグの斬新さと残酷さ
ニックが落ちるアップの顔からC・ゲンズブールの顔でニックが落ちていくアップの顔からW・デフォーの顔って序盤から刺激的で。
ドングリが落ち雛鳥が落下する。
ニックは転落して絶頂の合間にそれを傍観するC・ゲンズブールの素の表情。
三人の迄食にバラバラに出会うデフォー。
三章から目が離せない目を覆いたくなる展開にデフォーの何とも言えない痛々しさにC・ゲンズブールの常軌を逸したキチガイっぷり。
映像でトコトン魅せるL・V・トリアーに驚かされました。
内容が不可解な為、読み解く力が必要。あと、監督が心配になる映画。
★聖書やカトリックの教養がないと、まず話が理解出来ない
『3匹の乞食』とは?
『エデンの森』とは?
『魔女狩り』とは?
以上の事柄につき 全く知識はないが、
独断と偏見でレビューを書くことにする。
★監督が鬱病
・性器を切除し、自らを絶望から解放する妻。
・『旦那』としてではなく『セラピスト』としての誇り故に傲慢になり、結果的に妻を貶めた夫。
・鹿の母親の股から死んだ退治がぶら下がっている不気味な描写。
・生まれたての鳥の赤ちゃんが木から落ちて死に、そこに一斉にアリが湧き、更には鷹の嘴でつまみ上げられ首を引き裂かれて食われてしまう描写・・・。
『鬱病』を患っていなければ、誰がこんなシーンを具現化したいと思うのだろうか。
この映画は、我々が目を背けたくなる現実、見たくない物を、まっすぐ見せつけられる。
寧ろ、正常だと思っている人間こそが『異常者』なのかもしれない。
★決して面白い映画ではない
・この映画を『不快』と感じた人は、表面的な感想を述べたに過ぎない。ストーリー展開で必要な『起承転結』が無く、チャプター式になっており、日本文化には理解し難い内容だからこそ、全く入り込めず映画を観終わるはずだ。
そして私もまた、その1人である。
・『アンチクライスト』を鑑賞した理由としては、ラースフォントリアー監督の最新作『ニンフォマニアック』を観たいが為であり、続編ものならば初代から見る必要性があるのではないか、という結論に至ったからである。
もちろん、このレビューを書き終えた後は『メランコリア』も鑑賞する。
・間違いなく、深く印象に残る作品だ。
悪く言えば、トラウマになる。
狂気の熱演
幼児を喪った夫婦の悲しみ苦しみが芸術的に描かれる、のかと思いきや段々と話は怪しい方向へ。そう、この映画のタイトルは「アンチクライスト」なのです。
妻が○○を切除するシーンはもう吐き気がして、セックスシーンより暴力的なシーンの方がかなり印象が強かったです。にしてもどうして日本はR-18とかにしときながらそれでもモザイクかけたりするのだろう。見たい!とかじゃなくて(笑)、元の作品が加工されてるという事実にげんなりする。
監督の中では特別素晴らしい方ではないけれど、Charlotte Gainsbourgの演技はすごい怖い。こんなイカれきった彼女は初めてみた。
呆然
後半、お互い殺しあいような状態になり、夫が生き残って下山するが、たくさんの人が彼のもとにやって来るラストシーン。意味が良くわからないが、少ない登場人物でこのドキドキ感というか気持ち悪さは、まさにこの監督という感じ。
それにしても、足にあんなに太いもの刺されて、洞窟まで進めるものだろうか?
狂ったエロス!
この映画は海外で無修正で観たんですが、監督が病んでいたと云うのが良く解る作品だな〜と思いました。
映画の印象は、愛のコリーダ…阿部定を思い出しました。
しかしながらシャルロット・ゲンズブールの全てをさらけ出す演技は観る価値は有るかも?
ネガティブの掛け算
ラース・フォン・トリア監督といえば、
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」や「ドッグヴィル」
「マンダレイ」といったある意味衝撃的な映像作家として知られている。
特に「奇跡の海」という作品には大きな共感をもったものだ。
さて、待望の新作「アンチクライスト」は?
人間の想像力とは?ということを考えてしまった。
想像力は上手く使えば夢のような、例えば、月への旅も可能にする。
でも、ヘタに使えば、アウシュビッツや原爆投下まで、行なってしまう。
そう、トリア監督のいままでの作品は観る人の想像力を超えていて、
刺激してくれたように思う。
でも、この映画は超ネガティブである。
ネガティブが全部悪いとは言わないが、悪いほうへ悪いほうへ行きすぎ
ているようにみえる。世の中、悪いこともあればいいこともある。
その割合はそのときどきによって変わるものだろう。
「悲しみに暮れるカップルが森の中の小屋に引きこもり傷心と結婚生活
のトラブルを修復しようとするが、自然が牙を向き自体は悪化していく」
(ウィズペデア)とトリア監督自身が言っている。それにこの映画の撮影中にトリア監督は極度のうつ状態だったという。
そんな環境の中で撮った映画といえるだろう。
だから、観るのに耐えられないひともいるだろうと思う。
僕自身、いま結論を出してしまったのです。
また、観たらかわるかもしれないが、いまはダメだって・・・。
暗いなぁ
子供の死の前からもともと狂っていた妻と、それに振り回される夫。
やたらと無意味なSEXシーンが多く、後半は観客にも痛みを強いるほどのグロいシーンの連続で、不快感を覚えるほどだった。
哲学的、宗教的要素を匂わせる部分もあったが、とにかく思考や行動全てが暗すぎて自分にはそのメッセージがあまり理解できなかった。
あまりに納得いかなかったので、後日種種のレビュー等を見てみると、なるほど、ふむふむ、と思うところもあり、理解し切れなかった自分を悔やんだが、まああまり好きなタイプの映画でないことに変わりはなく、この映画を賞賛する側には立てなかった。
個人的には“暗いタイプ”の映画なら「白いリボン」のほうがすきだなぁ。
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