クレアモントホテル

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クレアモントホテル

解説

英女流作家エリザベス・テイラーの小説を、英ベテラン女優ジョーン・プロウライトと「わたしの可愛い人 シェリ」のルパート・フレンド主演で映画化。ロンドンの街角にある長期滞在型ホテル「クレアモントホテル」に、パルフリー老婦人がやってくる。ホテルの住人たちは誰が婦人を訪ねてくるかと関心を抱いていたが、彼女を訪ねてくる家族はひとりもいなかった。そこで小説家志望の青年ルードと出会った夫人は、彼に孫のふりをしてもらうことにする。

2005年製作/108分/アメリカ・イギリス合作
原題または英題:Mrs Palfrey at The Claremont
配給:クレストインターナショナル
劇場公開日:2010年12月4日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0いやあ、泣いた泣いた

2022年2月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣く映画は、本当は好きじゃないんですけど。
この映画は別格です。
無理やり泣かすような、演出はありません。

周りに、人がいなくてよかった。
オススメです。

2012.1.26

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うそつきカモメ

3.5長期滞在型ホテル

2020年6月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 老人ホームみたいなホテル。未亡人が多い。アーバスノット夫人(マッセイ)はなぜか元気で、夕食後のテレビ室では『セックス・アンド・ザ・シティ』をみんなで観るのが大好き。パルフリーには図書館で「チャタレー夫人の恋人」を借りてこさせる。路でころんだとき、親切な若者ルードヴィック・メイヤー(フレンド)が介抱してくれた。土曜日のディナーに招待したと滞在客の前でしゃべったとき、ついに孫のデズモンドが来ると囃し立てられ、孫のフリをしてもらうことに・・・

 ルードがホテルのディナーに誘われたときから、周囲の滞在客はみな興味を持った。ウェイトレスのヴァイオレットなんかはまさしく恋に落ちた雰囲気。客の男からはプロポーズもされるし、世界が変わった感じがしたはずだ。本物のデズモンドが現れたり、本物のデズモンドの母親が現れたりもする。サラの好きな映画は『逢びき』。それを借りに行こうとレンタルショップに行ったときルードは一人の女性と出会う。

 “老い”をテーマにしてはいるが、一人の青年が出会った、ほんの短い時間だったけど、生涯忘れられぬ人を描いたもの。『逢びき』の原題がまさしくそんな意味だから、そういうことなんでしょ、きっと。

 ルパート・フレンドがイケメンで、親切で、誰にも好かれるタイプってのが、ちょっと気に入らない(笑)

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kossy

5.0そなたはナイトなり、ルードヴィッヒ

2019年7月2日
Androidアプリから投稿

ルードヴィッヒは真の騎士ですねー。
転んだバルフリー夫人に駆け寄り立て膝で介抱する姿は“血”ですな。

パルフリー夫人役のジョーン・プロウライトはあのハムレット=名優ローレンス・オリヴィエの妻です。

英国人の芝居はアメリカ人のそれと雰囲気の醸すものが違う。
やはり舞台を基礎に築かれてきた格式の違いを感じます。

ルードのあの綿シャツがほしい。

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きりん

5.0老婦人と青年の心の交流

2018年9月23日
PCから投稿

老婦人と青年の心の交流を描いた作品。
ルパート・フレンドが優しく温かくステキ過ぎまくる好青年を演じ もうそれだけで心が癒されてしまう。
良品。

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miharyi