ブラック・スワンのレビュー・感想・評価
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ホラー映画みたい、、、
黒鳥(ブラックスワン)を演じるために、現実と悪夢を彷徨って行くストーリー。
最後の方は、ホラー映画を観ているようで、あまり好きではなかった。
狂って堕ちて
ラサール石井が浅田真央ちゃんに「男作らないと自分の殻を破れないよ」的な発言を数年前にしていたが、まさにその発言を映画化したような作品。
この映画に絶対的な悪は存在せず、不相応の大役を任された純粋無垢な主人公が、追い詰められ崩壊していく様子が延々と描写される。ただバレエを踊っているだけなのにサスペンスとして成立するのは監督の手腕といえる。
ラストの何もかも吹っ切れ、黒鳥に取り憑かれた様なナタリーポートマンの演技は圧巻。できれば映画館で見たかったです。
話は面白いけどちょっと皮剥がすとことかグロくて💦 もう一回は見たく...
話は面白いけどちょっと皮剥がすとことかグロくて💦
もう一回は見たくない笑笑怖い怖い。
そんな元気じゃない時にみたから余計落ち込みました笑
ナタリー・ポートマン苦手な人でもいけるんじゃなかろうか
レオン以降、どんな作品を見ても、
ナタリー・ポートマンが大人に見えなかったんだけど、
今回は完全に脱皮してる!
すごい気迫だった。
オスカー受賞も納得。
ちょっと中途半端
お嬢様育ちの女の子が、舞台での大役抜擢のプレッシャーに押しつぶされ、精神を崩壊させていく物語。演出上の狙いなんだろうが、現実と幻想の境目がわかりづらく、やるならもっと過激に、幻想の世界は鏡の中で、とかにすれば、より良かったんじゃないかな?
このカメラワークは天才の賜物か。
観ていて、脇の下から臭い汗が大量に噴き出してきました。
だから私はオカルト映画は観ないことにしてたんですが、不覚……。
しかし、すごい映画ですね。
追い詰められる人間の心理を、観る者に同時体験させてやろうという野心作で、その狙いは100%成功していると思いました。
このカメラワークで映画を作ろうと考えた監督は天才だと思う。
主演のナタリー・ポートマンはアカデミー主演女優賞を取ったわけで、彼女の演技も、たしかにすごかったのですが、監督になんの賞も与えられなかったのは、ちょっとかわいそうかも、と思ったのでした。
平日だというのに館内はギッシリでした。
観るなら早めに行って席を確保しないと辛いかも、と思いました。
怖い怖い
主人公が完璧を目指し狂気に染まっていく。周りのいじめ、演出家の鬼指導とかで狂ってくのかなと思ってたけど、演出家もそんなに厳しいわけではなく(そう感じた)なんか違った。演出家に言われるとすぐ泣きそうになり、主人公がとっても繊細でメンタルが弱い。心の弱さから疑心暗鬼になって次第に狂気に飲み込まれていくのが怖かった。
幻覚が見え始めるが、もはやホラー。怖い怖い汗。
この監督の作品「レスラー」と似たようなラストだなと思ったが、今作は救いがなく、後味が悪い。
"完璧"に取り憑かれた人間
なんと言ってもナタリー・ポートマンの演技が素晴らしい!
ニナは黒鳥という役に入り込む為に精神的に追い詰められやがて幻想とリアルの区別がつかなくなる。
ドキュメンタリー風なカメラワークということもあり、ニナを演じるナタリーポートマンではなく、バレエをやっているニナという人物が主役の作品と錯覚してしまう。
それぐらいナタリーポートマンの演技は狂気と劣等感で満ちていて完全にニナになりきっていた。
と演技ばかり絶賛しているがもちろん作品も凄い!
バレエという「芸術」に、芸術の中の「官能」を足し、更に官能の中の「狂気」をとりいれ、さらに更に狂気の中の「幻想」ときた。
ニナが闇に堕ちていく様がリアルで怖いし、闇に堕ちてからの幻想で満ちた世界も怖い。
映画が音楽や演技、美術などが合わさった「総合芸術」なのだと改めて思わされた。
映像芸術
バレエとホラーという珍しい組み合わせ。美しさと怖さが違和感なく共存する独特な雰囲気に引き込まれました。不気味で怖く見せる演出力が突出しています。日常に忍び寄る不穏な影。リアルに想像できる痛々しさを描くのが上手いと思うました。美しさと怖さを芸術の域にまで高めて作品です。ラストシーンの美しさは思わずため息が出るほど。映画の中で一番好きな作品です。
演技に圧倒
アカデミー賞主演女優賞作品。本当にナタリーの演技には圧倒された。ストイックさが、精神が追い詰められ壊れていく姿が凄まじく印象的。久々にいい映画を観た。スリラー映画と聞いていたがビクッとなるシーンは何回かあったがそこまでだったが、人間の精神を追い詰める様はすごかった。一度は観るべき映画だし、何度でも観たい映画。
怖かった、、、。
バレエをやってる人が観るにはお勧めしません。笑
実際はここまでははないだろうけど、バレエの世界のかなりダークな部分が描かれています。
配役発表の後は、プレッシャーを感じたり、悔しかったり、頑張ろうと思ったり、色々なことを感じます。
またバレエをしている人のお母さんは劇中に出てくるような、娘のバレエに角に期待して、逆にプレッシャーをかけてしまっているような人も見かけます。
白鳥の湖は、美しく繊細なオデットと王子を誘惑して騙すオデットと両方を演じ分けなくてはなりません。
ニナのように真面目で繊細な女の子には、大きな挑戦であり、プレッシャーもあります。
人は新しいことに挑戦する中で大きく成長するとよく言われますが、ニナはどんどん役に飲み込まれて、幻覚に苦しめられていきます。
その姿をみて、新しいことに挑戦することが少し怖くなりました。笑
主演のナタリーポートマンはとにかく凄いです。
バレエが大好きでひたむきに努力してきた純粋なバレエ少女、幻覚を見てどんどん狂っていく様、もちろんバレエをしている姿も、どれも本当に素晴らしかった。
ニナの追い詰められた姿は本当に、黒鳥という役に苦しめられているバレエ少女そのものでした。
これから白鳥の湖の主役を踊っている人をものすごい尊敬の目で見ると思います。笑
アロノフスキー作品の特徴
手ぶれカメラの追っかけや、
BGMより大きく聞こえる役者の呼吸とか、
最後の終わり方も、
「レスラー」のランディそっくり。
想像してたものとかけ離れた怖さだった。
リリーが土屋アンナにそっくり。
BLACK SWAN = あり得ない事の例え
【白鳥から黒鳥への怖ろしき変化。ナタリー・ポートマンの鬼気迫る演技に魅了される。】
徹頭徹尾、テンションの高さが異様である。
そのテンションを更に上げる鬼芸術監督ルロワ(ヴァンサン・カッセル)と必死に食いついていくニナ・セイヤーズ(ナタリー・ポートマン)の姿。
ライバル、リリー(ミラ・クニス)の舞う姿も凄く、追い込まれていくニナの姿・・。狂気が忍び寄り・・。
かつてのトップ・ダンサー、ベス・マッキンタイアを演じたウイノナ・ライダーの姿も(彼女の実人生と被って見えてしまい)美しくも悲しい・・。
ナタリー・ポートマンの鬼気迫る演技に魅了された作品。傑作。
後日明らかになったナタリー・ポートマンの結婚相手に、納得してしまった事も覚えている・・。
<2011年6月18日 劇場にて鑑賞>
・スポ根みたいなのだと予想して観たら後半はホラーになった ・自分を...
・スポ根みたいなのだと予想して観たら後半はホラーになった
・自分を解放しろと言われてもマジメな子は内に内に向かっちゃう
・ベス役がグッときたなぁ
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