ブラック・スワンのレビュー・感想・評価
全285件中、201~220件目を表示
ナタリー・ポートマン
ナタリー・ポートマンがとにかく綺麗で、演技も素晴らしかった。
ただ現実の出来事なのか、妄想なのか、分からなくなる場面が多く難しかったです。
最後のシーンには驚きました…
グロい、ホラーが苦手でなければ、オススメです!
スリラーじゃなくてホラー。
作品賞
とても楽しみにしていた映画。
満足できるし、ナタリー・ポートマンの演技も凄い。
一部、代役を立てたみたいだが、
それでも主演女優賞に値する演技だと思う。
内容はホラーなのか、明るい映画ではない。
黒鳥の迫力が凄い。
日本のアニメ「パーフェクトブルー」パクリ疑惑があるので、
その作品が気になる。
ホラーだ…。
深夜のTVでこういう類の映画やってるよね
とりあえず評価なんて気にすんな観れ。
狂ってく過程じゃなくて、露呈する過程。
この映画に行きすぎたセクシャルシーンは必要か?
ナタリーポートマンの演技が素晴らしいですね。
狂気をエロスと痛みで表現しすぎていると感じました。
母親と大舞台の主演獲得というプレッシャーにより精神を病んでいく主人公を丁寧に描いていると思います。ただ…必要以上にセクシャルなシーンが多いように感じました。
とはいいっても、レディースコミック程度のモノなのですが、何度もその手のシーンに入れる必要があったのでしょうか?
同じように痛々しいシーンも多かったように思います。
もう少し痛いシーンとセクシャルシーンを抑えていたなら、もっと滑らかに物語を楽しめたように思います。
でもエンディングにかけての盛り上がりは圧巻です。
まるでスパイダーマンのベノムのようなブラックスワンへの変貌シーンは感動しました。
何だかんだ言って、観てよかったと思っています。
暑いこの季節はこれで、震え上がって寒くなる最高の娯楽映画
久しぶりに、「映画らしい映画を観た!」これが、観終わっての第一声!・
映画を見ている最中は怖い!!怖い!!の連続。何が怖いって?人が恐怖心に潰されそうな程に不安を抱く時、そう誰でも経験有るよね?その不安が、夢か、現実か?何処が本当で、何処からが、幻覚の世界なのかナタリー・ポートマン扮するニナは自分自身でも、その境界線の見極めが利かなくなり、徐々に精神のバランスを壊してしまうその変化を観客は堪能出来るのが、この映画の見どころ。ポートマンの演技がみものよ。白鳥のキャラと黒鳥のキャラの両極の烈しいキャラを踊るヒロインは、役にのめり込むが、その彼女の先に待ち受けているものは?
この映画を見る我々もヒロインと同じ恐怖をなぞる事が出来るのは何と怖くて幸せな事だろう!芸術家は何故此処まで自分を追い詰めなくてはならないのか?きっとその苦悩があればこそ、観客は、そのバレエや、映画芸術と言うものに心酔する事が出来るのだろうね。才能の無い、凡人である大方の観客の心をとらえるのは白を極める、そして白い世界ばかりでなく黒の世界も極めると、人間の善とエゴを突き抜けて行くその先には、完成された人物像が浮かび上がり、人を感動させる芸術の醍醐味の世界が披けてくるのだろう。特に我々日本人はファジーな性格が強い分、白と黒の世界の中間に位置する為、それ故に両極の善なる白の世界とエゴと言う人間の欲望の世界を目の当たりに突き付けられた時に、ハ
ッと息を?むような自分の心の奥底を見破られた気持ちになり、感動を覚えるのであろう。これは映画は、古くは『白い恐怖』や『殺しのドレス』を上回る超一級の最新のサイコスリラーとして、映画史にもきっとその名を残す作品であろう作品です!!
是非あなたもこの娯楽作品を堪能してみたら!!暑い夏が、涼しくなるよ!!!
病む
重いです
お見事
自分を『高める存在』とするか、あるいは『目の敵』にするか、ライバルをどう捉えるかで心の負担はだいぶ違う。本作は、ライバルを両者のどちらでもない『脅威』として捉えた主人公の成長と葛藤を描く。
ニナにとってのライバルはリリーや過保護の母親、バレエのコーチなどの人物だけではない。彼女の役柄である『黒鳥』という名の重圧でもあるのだ。それらによって心が蝕まれていく様子を、アロノフスキー監督は地味ながら卓越した描写で表現する。
その描写が大変居心地が悪いもので、深爪したり足の指がくっついてしまったりと、彼女がどれだけ追いつめられているかが分かる的確な演出だ。
ヴァンサン・カッセル演じるバレエのコーチ、ルロイは「自分を解き放て」「愉しみを知れ」とニナに指導しているが、言うまでもなくこれはニナ自身の殻を破らせ、同時に『黒鳥』の表現力を身につけさせる意図がある。
この部分は痛々しい描写とは反対に官能的かつ反抗的に描かれる。今まで親の言いなりになってきたニナが初めて反抗する場面は、彼女の1人の大人としての成長の証であり、ポートマン自身の演技の上達を示唆するものである(もちろんこの場面に限ったことではない)。
ニナ自身の内面の話は長くなるので程々にしておくが、肝心のバレエシーンはどうか。
こちらも言うに及ばず素晴らしい出来である。ここではポートマンのバレエ演技に付随する演出についてのみ言わせてもらおう。バストショットを多用し、編集や音楽でポートマンのバレエ技術の未熟さをカバーした。映画を作る上では当然するべき演出だが、個人的には製作側の映画作りに対する情熱が伝わってきて、嬉しい限りである。
わがままを言えばもっと彼女のバレエシーンを見たかった気もするが、これ以上文句は言うまい。いやはや、バレエとスリラーを見事に融合してみせた素晴らしい映画である。こういう見応えある映画ばかりが出てきたらもっといい。……そういうわけにはいかないか。
バレーの美である白 人間の裏側にある邪悪な心である黒 白鳥と黒鳥 偶然か
これを見て思った。
こんな映画見たことある…
なんだっけ…なんだっけ…
そう「ファイトクラブ」
自分自身を変えたいという一心にとんでもない行動をする。その強く堅い意志がゆえの行動は自分で抑えることができずさらに自分自身に幻覚を見せさえしてしまう。トマスから絶大な支持を得て完璧とまで言われたベスも自分に納得せず最後には自分を「お蔵入り」とさえ言うくらい、時代を背負う女王は生涯自分と戦わなければならない苦労があるのだから女王になるのがどれだけ大変かわかる。さらに言うと、ベスが病院で自分自身を刺すシーンがあるが、あれが現実なら女王の辛さを表現しているのがわかる。がもしニナの幻覚ならニナが思い浮かべる女王はハードルが高いという表現になる。このシーンが1番わかりにくいのではないか。そして女王という立ち位置がどれほど辛いかを伝えたい監督によるメッセージなのかもしれない。ニナの他にトマから支持を得ていたリリーは結局、主役にはなれなかった。それはそもそも戦う相手を間違ってたわけで、自分と必死に戦おうとしなかった結果だろう。このことからもさっき述べたメッセージの確信性が見える。話は戻しファイトクラブとは相違点が2つ。ファイトクラブのように終始、自分自身がおかしくなりはせず、まだ我を忘れてない自分を所々見せる。もう一つは、幻覚か現実かがよりハッキリするかしないかである。
エロいシーンや怖いシーンはよりニナの感情を生々しく表現するためのように見えた。それになんといっても、手から順々に体が黒鳥に変わっていくシーンは主人公の心情を表現させるシーンの中でも最骨頂のシーンだ。
最後の終わり方も監督の腕が光った。私は完璧になった…と言った後、画面が白くなり監督の名前がどかんと表示される。どうだと言わんばかりの終わり方には圧倒された。
これで作品賞とれないとは…少し時代が違えば作品賞とれたかもしれない
痛いっ
予告編見せ過ぎ!
とりあえず予告編見せ過ぎ!
終わってみると、印象的なあのシーンも、あのシーンも…って感じで、結構肝になるようなシーンを予告編にガンガンのせちゃってます。
これから観る方は、できれば予告編を観ずに鑑賞する事をオススメ。
自分的には、昨年の全米公開時から、楽しみにしていた作品だったので、かなり期待して観に行きましたがストーリー的には、想像以上の展開は無く、かと言って悪い作品では無く、評判通りナタリ-ポートマンの演技が凄まじかった。
今まではそれなりに綺麗だけど、アクが弱い女優、いつまでたっても代表作はレオンって感じでしたが、今回の肉体的、精神的に追い詰めた役作りで美しい〜とはじめて思いました。個人的にはナタリ-は髪をまとめている方が似合うと思う。
バレイシーンは宣伝されるほど上手いとは思いませんが、それ以上に苦悩と不安に満ち溢れた表情に目が離せないっ!
ラストもあれで良いと思います。
元気な時に見ましょう
思わず膝を叩きたくなった作品です
2010年アメリカ映画。108分。2011年14本目の作品。毎度、観る者をつきおとす作品を作ってくるダーレン・アロノフスキー監督の最新作で、主演のナタリー・ポートマンが本作でオスカーを取った。
内容は:
1,バレリーナの女性は「白鳥の湖」で主役を踊る不気味な夢を度々見ている。
2,そして、現実で彼女は主役に抜擢される。
3,それから彼女は奇妙な現象に次々と見舞われるようになる。
「どうしてそうなったの?」といった疑問を抱くことが瑣末に思えるほどにグイグイと引き込まれる演出。作品自体が細かい理屈を放棄して開き直って作られているし、とにかくナタリーとその母親役のアブノーマルさが怖い。骨太な作品です。
アロノフスキー監督って人間のダークな部分をよく描くけど、本作ではもはや匠の技にまで達していると思う。でも、彼がトリアーやハネケと違う部分は、主役の描き方にどこか愛情が感じられること。というわけで、本作は不気味ながらもとても美しい作品だったと思います。
ナタリー・ポートマンは確かに素晴らしかったけど、それ以上にシナリオ上の彼女の設定の仕方、さらに彼女を選んだ配役が絶妙だったと思う。彼女の持って生まれた素材を生かし切ってるから、本編中に墜ちていく彼女を観ながら、悪魔心がとても腑に落ちた。
そういった意味でナタリーは「持っている」と思う。
アロノフスキー監督には是非ともこのダーク路線でいって人間の未踏の領域に踏み込んで欲しいものです。
なるほど、熱演
今まで、自分はジャンルなどでの映画の好き嫌いは無いと思っていた。
しかし、本作を見て、自分が受け入れない作品があることを気づかされた。おそらく二度は見ないが忘れられない一本に出会った。
主人公は主役獲得を夢見て練習に励むバレリーナ。長らく君臨してきたスターに代わる新星としてスワンプリンセスに抜擢される。念願叶った喜び…しかし徐々に周囲に異変が起こっていく、というストーリー。
なんといってもナタリー・ポートマンがハマっている!個人的に「綺麗なだけ」と思っていた彼女(あくまで私個人の感覚)に、感情表現が苦手なバレリーナ役を充てるとは、ナイスキャスティング。
中盤まではいつものナタリーだが、ある瞬間に垣間見せた感情のインパクト!以降の演技にはひたすら感嘆するばかり。エンディングに至るまで、圧倒され続けだった。
減点理由はカメラワーク。バレエシーンはナタリーの上半身アップか誰か足役のトゥのアップのみ。理由は予測出来るが、最初からずっと同じでは飽きも来る。
あと、全く興奮できないエロシーンもいただけない。あんなののためにR15になるなんて無駄も良いところ。確かにナタリーは頑張っていたが、男としての私は無反応だった。
以下ネタバレに
見終わって最初に感じたのは「やられた〜」の一言。
あの一つだけが現実なんて考えもしなかった。最後には良い結末が来ると勝手に信じて居た。
今まで、悲惨な終わり方のスプラッタでも受け入れてきたが、本作ほどネガティブに支配された映画を私は知らない。
正直話を追うのが辛かった。僅かでも希望の要素がある映画でなければ、私はダメであることを学ばせて貰った…
ミステリーとは言えない
テンポのよさは素晴らしい。
ナタリー・ポートマンの美しさと、バレエ団内での熾烈な競争、
恐怖感を募らせる出来事の連続で飽きさせない。
コーチによるセクハラ、ライバルによる遊び、レズへの誘惑など、
エロティックな味付けもリズムも生んでいる。
しかし、映画の前宣伝で言われていたミステリーの要素はない。
主人公が極度の緊張感から、精神疾患によって自傷行為に走っただけだ。
無責任な前宣伝で、鑑賞後は失望感が漂った。
白鳥だけでなく黒鳥も演じられるようになり、
主人公が「完璧」になるために必要なのは、単に男性経験だけだったのか?
疑問が残った。
ナタリー・ポートマン「は」凄い!
全285件中、201~220件目を表示