英国王のスピーチのレビュー・感想・評価
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観るなら絶対に字幕版にしてください。
機内で吹き替え版しかなかったのが命取りとなった。
観るなら絶対に字幕版にしてください。
わざと詰まらせる話し方が聞いていて気分が悪くなった。
内容は、実際にあった歴史上の出来事なので、観て損はないと思うが、
少し淡々としすぎてるかな。けどあまり誇張しすぎたらそれは歴史をゆがめることになってしまうし、、。映画として取り上げるほどの内容ではない気がします。
2011/03/07 @機内
満足度75%
実話と知らずびっくり、、いい映画でした
映画の内容をあまり知らずに鑑賞。
まさか実際にあった話なんて知らなくびっくり。
英国王に吃音という障害があったなんて、、、
しかもその原因が幼い幼少期に乳母から虐待を、受けてたことなんて、、、
それでも心の声をライオネルに告げることによってだんだんと克服していく様子が心打たれました。
話はつまらないと思うかもしれないけど、英国の王という責務の重さを感じられる映画なので面白いと思う。
実話ものはやはりいいなと思いました笑
芸術的
英国王であった父の逝去と、兄の度重なる不良行為?によって急遽新王に即位することになった(アルバート・フレデリック・アーサー・)ジョージ。
彼は幼い頃から重度の吃音症に煩わされており、公務でのスピーチに毎回苦労していた。
これまで受けてきたいかなる治療も功を奏さず、諦めかけていたジョージのために妻が見つけてきたのが、言語障害治療専門のライオネルだった。
彼の元に通い始めたジョージは、しばらく経って音楽を聴きながらあるいは歌うように喋れば吃音が出ないことを発見する。
ナチスの暗躍を受けて戦争に向かっていくイギリス国家において、ジョージはライオネルと共に、国民へ威厳ある「王の声」を届けるべく奮起する。
一番好きだったやり取り!
Lionel: I believe sucking smokes into your lung will kill you.
Bertie: My phisitians say it relaxes... a throat.
L: They are idiots.
B: They've all been knighted.
L: ...Makes it official, then.
ライオネル: タバコの煙はやがて命を奪う
バーティ: 私の医者は「喉が楽になる」と言った
ラ: バカな
バ: 爵位を持つ
ラ: 爵位級のバカだ
「爵位級のバカ」www
無駄のないリズミカルな字幕がさすがプロだなぁ。
そして何も言い返せずタバコを置くバーティ。
診療所の壁の模様、年季が入ってパッチワークみたいになってるだけかもだけど、抽象画やモザイク柄のようで素敵だった。特に最初のカウンセリングで、その壁の前にジョージが座ったときの絵が油彩画のようで芸術的。ジョージが左側に座って右3/4くらいが壁の柄になってるの。
{F3DE1710-DC06-4FCD-9940-229362A0EBE1:01}
同じ構図が、父の死後バーティがライオネルの診療所を訪れたシーンや、載冠式のリハーサルのシーンにも出てくる。私はこういう構図が好きなのかも!自分で写真撮るときもこういう感じで撮ることが多い気がする。人物やモチーフが左右に寄ってて、背景(ぼやけてない方が好き)が占める割合が多いの。
全体を通して映像が淡い色合いなのも、レトロな感じで好き。インスタで私が一番選びがちなフィルターに近いw
バーティ役のコリン・ファース。有名な俳優だから今までもきっとスクリーン観たことはあるだろうけど、特に印象に残ってなかった。座り方とか視線とか細かい仕草で性格を表すのが上手。載冠式リハーサルのとき、王座に座るんだけどつま先がめっちゃ内股になってて、それを観たとき彼の性格を象徴しているなぁと思った。本来は王にふさわしい人材なんだけど自信がなくて、内向的で、ソワソワしてしまう。
映像も音楽も俳優も建造物も、何もかもが芸術的に完成されている映画だった。年末に観た「007 スペクター」は、芸術的にしようとしすぎて内容が薄っぺらくなってたけど、この映画はちゃんと内容もメッセージ性もあるし、感動するから素晴らしかった!
全体的にバランスのいい素敵な作品です!
英国王と医師の絆
英国王と医者の絆を事実に基づいて再現した映画
変わろうと努力する王と、それを支える妻、身分差に負けず王を変えようとする医者の姿を描いています
笑いや驚愕の展開があるわけではありませんが、観ていてつらくなるような映画ではありませんでした
イギリス人にこそ良さがわかるのかも
いい映画です
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