☆☆☆
※ 鑑賞直後のメモから
「映画じゃねえし…」
と思いながら観てしまう。
だが流石にバラエティーの見せ方を心得ているテリー伊藤だけに、ついつい面白く観てしまう。
でもこれって。テリー自らプロデュースはするものの、結局は他人の作り出したキャラクターを。自分の趣味を生かしての金儲け…って事でしょうね。
上手く廻れば泡銭がガッポガッポと入って来る仕組み。その為にも、エイベックスと連携しての配給網の確保と応援団集め。
エイベックスにしてみても、取り敢えずこれをきっかけとして。誰か1人でもそこそこ売れてくれればめっけもの…的な。半分は投げやりな感じでしょうかね〜。
彼女たちはまだ世間的には認知されていない《ナニティー》とゆうキャラクターに対して、まるで自分の分身を売り込むかの様に必死になる。だからこそその姿が共感を呼ぶ………半分くらいは。
残りの半分くらいは、ある意味微妙。所詮彼女たちはテリーにとってはていの良い《兵隊》にしかすぎないのだから。
それを知らしめるのが、ラストでの告知って事でしょう。
2の矢3の矢と、材料を用意するのだから。テリー伊藤は本当にしたたかな奴だ!
自ら資金は用意してはいるが、普通の映画としては(やっぱり映画じゃないなあ〜これ)低予算で済んでいるし。その内に宝の山を掘り当てるかも知れないのだから。
ところで、第2弾は18禁になるのかな?
ちょっとだけワクワクするが(笑)
2010年12月1日 シネクイント