蛇のひと
劇場公開日:2010年9月25日
解説
第2回WOWOWシナリオ大賞に輝いた脚本を、永作博美&西島秀俊主演で映像化したヒューマン・サスペンス。部長の自殺と時を同じくして姿をくらませた課長・今西の行方を探すことになったOLの陽子。調査を続けるうち、彼女はよく知っていたはずの今西の人物像に疑問を抱きはじめる。「Laundry」「重力ピエロ」の森淳一監督がメガホンを取り、美しくも悲しい人間の“業”をみずみずしい映像美で描き出していく。
2010年製作/G/日本
配給:角川シネプレックス
スタッフ・キャスト
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2020年4月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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その男の呪われたかのような人たらしの能力は不遇な境遇から芽生えたのか伝統芸の語りの血ゆえなのか、物語はある種、松本清張の「砂の器」のような重苦しさを内包するのだが謎解きに迫るのが定番の刑事や探偵でなく平凡なOLを主人公に据えているところがユニーク、従って犯罪は匂わすだけでギリギリ事件にならない絶妙な寸止め、エピソードも多少きついが奇抜な着想と展開で奇妙なティストを醸し出しておりシナリオ大賞をとった所以が頷けます。
ただ好みもあるが、キャスティング、演出面では違和感あり、西島さんの関西弁は微妙、保険のおばさんのオーバーアクションやパート妻のヒステリー演技は頂けなかった。
2019年12月23日
Androidアプリから投稿
西島秀俊の雰囲気と映画がマッチして、良い雰囲気。淡々とした、見透かしたような話し方、冷たいようで甘くもない雰囲気。西島は、大声張り上げたり、派手な表情しないが、何か独特のオーラが有る。
日本の俳優で、俳優自身のオーラが有るのは、西島と役所。
2019年8月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
行方をくらました上司を探しているうちに次々いろんな事実が明らかに、って流れの話。明かされるネタひとつひとつは面白いと思いますが、そこまでの流れというかもって行き方はいまひとつで淡々とした印象になってしまっている。うまく構成すればもっと感情を揺さぶられる名作になれたかも。
緩い、犯人。
口車で洗脳し自滅させる、という話ですが
緩いと言うのが、凄くリアルに感じる
実際に存在しそうだ
ドラマ化してほしい