蛇のひと

劇場公開日:

蛇のひと

解説

第2回WOWOWシナリオ大賞に輝いた脚本を、永作博美&西島秀俊主演で映像化したヒューマン・サスペンス。部長の自殺と時を同じくして姿をくらませた課長・今西の行方を探すことになったOLの陽子。調査を続けるうち、彼女はよく知っていたはずの今西の人物像に疑問を抱きはじめる。「Laundry」「重力ピエロ」の森淳一監督がメガホンを取り、美しくも悲しい人間の“業”をみずみずしい映像美で描き出していく。

2010年製作/G/日本
配給:角川シネプレックス
劇場公開日:2010年9月25日

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(C)2010WOWOW

映画レビュー

3.0義太夫

2025年1月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

 口車に乗せて生かして殺す。全体的には淡々としているのに、よくよく考えてみると極悪メンタリストだったという話。好きな人だからこそ幸せになってもらいたいと自分は身を引く、才能があるにもかかわらず爪を隠すような人生を送り続けていた今西課長(西島)。違った生き方もできたろうに・・・

 行方不明となった今西を探すよう命じられた部下の三辺陽子(永作)は、調べていくうちに謎めいた人物像に迫っていく展開。ではあるが、おぞましい部分は妾の子と蔑まれた幼少期の頃だけだったろうか。親を憎んでいたということも判断が難しいほど若年メンタリストだったからややこしい。

 関西弁には難があったけど、ちょっとした魅力もあった西島秀俊。過去の女性関係も見えないくらいに隠れた男色傾向もあったかもしれない。今西に関わった人物の中で唯一被害に遭ってない(?)板尾創路の過去も気になるところだが、それほど好かれてなかっただけなのかな・・・そして、今西の行方に陽子が気づかなかった場合のムロツヨシの今後も気になる・・・

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kossy

3.5面白い人物造形だが推理映画に流れてしまい人間ドラマが希薄

2025年1月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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徒然草枕

3.5若い!

2024年11月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

なんかリアルタイムでも見た気がするけど。全然覚えてなかった。西島の生い立ちを考えると切ないです。とても。そーゆーところに自分の幸せを見出してしまった。みんな不幸になったかと思いきや、永作のように全く靡かない人もいれば、最後希望の光、結果幸せになりそうな人もいる。全く靡かないからこそ彼女に惹かれたのかなぁ。命拾いしたんだから、蛇では無い道を歩んでいって欲しい。

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いつこ

4.0サイコパスといえば西島秀俊

2023年10月16日
PCから投稿

難しい

本来の性格なのか、いやほんとに演技なの?という感じ。
それに対する永作博美。

言葉で人を操る。
自分の思い通りになったら恐ろしいと感じるか面白いと感じるか。

ただ、義太夫の天才だから、言葉を巧みに人を操れるかと言うと、、どうかな。

さいごに永作の心を操っていたのかどうか謎。

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くろすけ