スプライスのレビュー・感想・評価
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良くも悪くも悪趣味で悪ノリ
この作品はいわゆるB級カルトムービー的な立ち位置になると思うが、カルトと言うよりも悪趣味な悪ノリ映画という印象だ。それなりに面白かったが低評価を付ける人の気持ちもよく分かる(笑)
とにかく主役のエルザがクソ過ぎて呆れてしまう。研究者としての倫理観も何もあったものではない。ただ彼女自身の生い立ちにもどうやら色々あったらしいのを何となく匂わせるものの、なぜかその重要な部分をそれ以上深掘りしない。だから彼女の暴走の真意が、研究者としての興味が倫理観を飛び越えてしまうという「よくある理由」で、それ以上の展開を見せないため物語に深みが生まれず、単なる胸糞研究者の理不尽なお話として終わってしまったのが実にもったいない。異種の性行為や生命誕生など歪んだ倫理観を表現するには、彼女の複雑な背景をもっと丁寧に描くべきだった。そこが抜け落ちたために「単なる胸糞映画」という評価になったのではないか。もし上手く感情移入出来ていれば、例えば「ローズマリーの赤ちゃん」のような傑作になっていたかも知れない。逆にこの嫌悪感と不快感こそが監督の狙いだとしたら、とても上手く行ったと言えるだろう。
人間が新たな生物を生み出す責任
途中から話の流れも、落ちも読めてしまったけど、それなりに面白かった。
映画を見てる側の自分にとっては、女科学者のエルサは、実験の事しか考えてない勝手な人間に見えるけど、本気だからこその行動なんだろうと思った。にしても、対生き物や、生命を作り出すなどの実験では、これは問題なのだろうとも感じた。某映画の遺伝子に関するワンシーンの台詞で、「できるかどうかと言うことに心を奪われて、すべきかどうかと言うことは考えなかった。」と言うシーンを思い出した。
異種生物近親相姦物(新ジャンルなのか)
ある日の話、映画に関する質問を受けるマ王😶
宇宙人モノでエロくてフワちゃんみたいな顔したヤツが暴れる映画のタイトルを知らない?、と😐
マ王の脳ミソの深い部分を穿っても暴れるエロいフワちゃんというジャンルの映画が無い(趣味の濃いポルノ映画なら或いは)
それでも「悪魔の受胎」か「スペースバンパイア」か、まさか「スピーシーズ」なのか(女優陣に失礼)と相手に回答をぶつけてみる🤾
当然、どれもハズレなワケで悔しくもネット検索してみると「アレ?」と引っ掛かるタイトルを発見😳
そんな経緯の中、宇宙人も出ず大してエロくもないけどフワちゃんは出てくる映画「スプライス」を観ました✨
監督が「キューブ」のビンチェンゾ・ナタリでエイドリアン・ブロディ(「シン・レッド・ライン」「戦場のピアニスト」「プレデターズ」とかね)やサラ・ポーリー(「ドーン・オブ・ザ・デッド」でマ王は知ったけど最近じゃ監督もやってる)が出演している硬派な映画なのにフワちゃん?と思って観たら、いたねフワちゃん🤣
でもコメディ映画じゃ無いよん💦
内容は全編通してネガティブ⤵️
未来の食糧事情を鑑みての新生物開発なんだけど既存の牛とか豚を改良する発想は無かったのか?
どうしてリスクの高い方(DNAを操作する)を選ぶかね😑←映画だから
まぁ結果としてのフワちゃん誕生になる流れなんだけど考えてみればマ王、フワちゃんでは勃たない⤴️
そういう部分を半ば期待して観たもんだから(R15だったし)沢山の意味でガッカリです🌀
評価の割れる内容だと感じたがマ王の期待?に沿わなかったのもあったので点数は低め、ではなく映画としての出来で星を付けました😐
キーポイントは全編通して、フワちゃん、が物としてしか扱われてないトコにある😑
それは商品価値であったり人形的ポジションであったりダッチワイフな役割だったりなワケで、剰えペットのように愛情と飼育を混同されてもいる😶
テーマは生命なのか愛なのか、ソレを求める人間の悲喜劇なのか······
元々明確なオチを撮らないビンチェンゾ・ナタリ監督らしい作品に仕上がっているが、不明瞭な感情をテーマにしたのなら投げっ放しのエンディングって作品としては赤点なのでは?がマ王の感想です😬
この映画ってSF社会派スリラーだと思うんよね💦
難しい分野に手を出すんだったらもう少しシナリオを熟考すべきでは?と思ったのはマ王だけか🤔
「そうそう、そのタイトルだった🎶」
と相手は喜んではいたが説明時のたった一言、フワちゃん、の所為で本編の坊主頭に歪な髪型がチラチラと見えた気がして、マ王的にはエロコミカルバイオSF社会派スリラーという闇鍋みたいな映画になってしまいました😂
映画での鑑賞オススメ度★☆☆☆☆
エロ&R15度★★☆☆☆
箸休めはサラ・ポーリーの乳首度★☆☆☆☆
しんどい、、、
とにかく気持ち悪かった…
グロ系はまぁ大丈夫と思ってたけど、
これは…なんか生理的に受け付けない😖
あと、とにかく聞き分けの悪い女科学者に終始イライラ….
人の忠告は聞かない
1人でつっぱしる
子供いらないとか言ってたのに謎の母性
(のちにその母性の意味は判明しますが…)
最終的に夫は殺され、
自分は犯されてあんな気持ち悪い生き物を身篭らされてしまったんだから、因果応報とはこういう事かとある意味勉強になる映画でした。
もう二度と観たくないなぁー…
気持ち悪さを味わいたければ
気色悪い、気持ち悪いという感覚が味わえる。
それでいてそこそこのクオリティのSF映画
全編にわたり気色悪い生物にスポットライトが当てられる
SF的に大変興味深い内容ではあるし
登場人物の人間らしい欲望を描いたシーンがとてもいい
ホラー映画としては十分なクオリティ
ジャンルもあらすじも踏まえた上で視聴するべき
とある夫婦の共同研究!!
理系に行けば良かったと思っていたので、夫婦での共同研究を満喫できました。個人的に大人になったクリーチャーには萌えませんでした。前半はかなり集中できましたが、後半は普通で、物足りなかったです。
自宅にて鑑賞。カナダとフランスの合作。“フレッド”と“ジンジャー”...
自宅にて鑑賞。カナダとフランスの合作。“フレッド”と“ジンジャー”の造形を始め近親相姦等、性的な暗喩や倒錯が鏤められフロイト派の連中が悦びソウな内容と描写。ホラーとしてはやや弱いが、展開に惹き込まれる。科学者の暴走とそのラスト、少ない登場人物等はD.クローネンバーグの『ザ・フライ('86)』を想起。“ドレン”は山羊の頭でこそないが、両性具有で翼を持ち山羊の肢と西洋の悪魔の印象。“エルサ・カスト”のS.ポーリー、ドコかで観たと思ったら『ドーン・オブ・ザ・デッド('04)』の“アナ”役だった。60/100点。
・ロゴを絡めたオープニングが良かった。選曲が洒落ており、インモラルでともすればグロテスクな内容とのアンバランスさが際立つ一方、作品全体をマイルドに包括していた。倫理的な問題もソウだが、生化学的にもかなり無理な設定や描写がある様に感じた。異形との性交シーンは手塚治虫のマンガか、『ポゼッション('81)』のI.アジャーニを思わせる。
・S.ポーリー演じる“エルサ・カスト”とA.ブロディ演じる“クライヴ・ニコーリ”の役名は、それぞれ『フランケンシュタインの花嫁('35)』で“ヘンリー・フランケンシュタイン”博士役のC.クライヴ、“メアリ・ウルストンクラフト・シェリー”と“怪物の花嫁”の二役を演じたE.ランチェスター(エルサ・ランチェスター)から採っていると思われる。
・鑑賞日:2011年11月14日(月)
あんなんつくったら、ああなる
丸坊主の彼女に格別の想いを持てる人はマイノリティとは思う。
そう言う部分でどうにも好きになれなかった。
新生物を創造するネタは大抵こうなるが、色恋まで絡むと違う意味で恐い。
しかも親となるDNAの提供者とあの展開である。
何かと禁忌な部分が余計にマニアックで、分析の好きな方は観賞後にも色々な想像を出来るかと思う。
なんか全体的にゾワゾワする
ダメだと思いながら罪を犯して後々自分の身を滅ぼす典型的なパターン
キモみが激しい新生物と人間の細胞を使って新しいタンパク質を持った生物を作り無事生まれてくる
まずその見た目が気持ち悪い
そうゆうの嫌いじゃないけど
でその生物が成長するにつれ文字が理解出来たり男とヤっちゃったり男になったり
挙げ句の果てに女にしっかり身篭らせた
面白いラストではあったけど
ぇ?そんなことあるの?って感じ
気色の悪さはピカイチ
遺伝子操作で人間を作ろうとしている科学者夫婦が主人公。
倫理観は欠如しており、興味本位といわれてもしかたがないレベル。
造られたモンスターは当然・・・。
夫役のエイドリアン・ブロディよりも妻役のサラ・ポーリーの方が怖い。
気味の悪さはピカイチ
進歩する科学技術が産んだ産物は正直ロクな結果を産まないのは映画の定番ネタである。本作もまた、そんな科学技術に警鐘を鳴らすかのような一作なのだろうが、胸糞悪さが妙に残り、中々評価をすることが難しい作品であった。
ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の作品という事で、細かな伏線回収や謎解き、不条理さを求めてしまう自分がいるが、本作はテーマこそ「生物の創造」という難しいものであるが、ストーリーは至って簡単な仕上がりで観やすい作品となっていた。そんな新生物を創り上げた科学者二人は、会社という大きな存在の元、結果を出さなければならないというプレッシャーや、会社にこのまま飲み込まれたくないという闘争心等を抱えた挙げ句、二人だけで秘密の研究を続けるという内容だ。そして生まれた新生物、ドレン。このドレンに二人してだんだんと愛着が湧いてきてしまうのだが、隠しきれずに会社の倉庫、しまいには実家の納屋でドレンを匿うことになる。
幾つもの小難しい計算や薬品の調合をこなしてきたいわゆる天才な科学者様なのだが、この二人は賢いのかバカなのかが良く分からない。生物の創造という禁忌についての罪の意識はやはりあるものの、管理方法が甘すぎて本当に科学者かと疑ってしまう。ましてや成長して美しく(?)なったドレンと交わろうなんて、禁忌もクソもあったもんじゃない。「バカと天才は紙一重」を具体的に表すとこういうことなのかも知れないが、その設定が現実味を薄くしている様に思えて残念である。ここを改良し、もう少しドレンの生物としての魅力や怖さを中心に描いてほしかった。
普通にかわいい?
最初とは似ても似つかない人間味あふれる?容姿で、許容範囲ぐらいの感じでしたね。(ちょっと研さん入ってるけど)
子育てのメタファーなのだろうと思いますが、現実にありそうだもんなぁこういう親。
実際大変だろうから気持ちは分かるけども。
化物の娘に萌えてしまう私って…
『様々な動物と人間の遺伝子を掛け合わせて生物を作っちゃいました。てへ♪( ´▽`)』って内容の映画。生まれた生物は雌で、始めはグロテスクだけど、段々と色っぽく見えてきたりして。「俺は変態かな?」と不安になるほど魅力的なモンスターでした。
監督は『CUBE』のヴィンチェンゾ・ナタリ。今回もなかなか発想の面白い映画でした。この監督、イイね(°∀°)
言わんこっちゃない
言わんこっちゃないの繰り返しで、バカなの??って何度もイラつきながら、結局最後までそこそこ楽しめました。
基本的にはきわもの映画で、グロ描写もなかなかでした。
サラポーリーが出てくるとろくなことが起きない笑
しかし、あの禁断シーンは爆笑でした。そりゃ怒られるわ
まあ、一体誰が誰に向けて作った映画なのかさっぱりわかりませんでいた
薄気味悪さが生理的にくる映画
気味の悪い映画だったなぁ…。
DNA操作で生まれたばかりの“ダレン”は薄気味悪いし、成長して人間に近い容姿になった“ダレン”がまたさらに薄気味悪い…。
その“ダレン”、人間に近い容姿なのに、動作や仕草が動物的なのも薄気味悪い…。
“ダレン”が成長するにつれ色気づき、エイドリアン・ブロディ演じる科学者と性交するシーンも薄気味悪い…。
“ダレン”を巡って露わになる登場人物の本性もヒヤリとなる恐ろしさがある。
精神的というより生理的にくる映画。
そういった意味では合格点の映画かもしれないが、二度は見たくない。
子供の時に見ていたらトラウマになっていたかも…。
悪いが時間の無駄だと思う!B級映画ファンでも納得しないだろう・・・
この映画、家の近所のTレンタルショップの今年上半期のベスト30位の作品にランキングしていたけれど、公開は今年のお正月映画の早めの第2弾だったのか?それとも遅めの1弾の作品だったのだろうか?全く記憶に無く見逃していた作品なので、是非観ようとトライしたが、外した作品でした。
エイドリアン・Bと言えば、最近また『ゴーストライター』と言う超面白い映画を撮ったポランスキー監督の前作の『戦場のピアニスト』に出演していた俳優だ。その相手役はと言えばこれがまた『ミスター・ノーバディー』に出演していたサラ・ポーリーと聞けば、きっと面白いに違いないと期待する!
しかし現実は厳しい!映画は人生と同じで見てみる迄その結果は全く分からない!
トム・ハンクスの『フォレスト・ガンプ』の台詞のようだ!「映画は箱入りチョコレートの様で、観てみるまでは、その中身の味は解らない!」と変なセリフを発してしまいたいと、妙なところで納得してしまう誠につまらない作品だった!
今にして思えばお正月映画に何故この作品が入っていたのかその理由さえ理解出来ない!まあ、それ故だから変な時期の不明な公開日だったのか・・・とこちらも変に納得!
これでは、役者達が可哀相である!
勿論、これを映画館でお金を払って観ていたら、かなり後悔する映画!
スピーシーズを描く映画って前にもあるけれど、これは現代社会の医療の在り方への皮肉なのか、科学の進歩や、科学界、医学界の現代に根強くはびこる成果主義に対する批判なのか、そんな科学研究の異常な成果主義に対しての警鐘なのか?その描くところの本質が何処にあるのか理解出来ない、作者の意図がハッキリと掴めない曖昧作品の代表作と言っても良い作品だった!
昔から人間は不老不死の妙薬を求めて旅に出向くと言う話しは多数あるが、今の時代はそんな薬を何処か知らないところに探しに行くと言うのでは無く、見つけられないのなら、自分達で開発してしまえば問題は無用とばかりに、ハイブリッドの生命体の研究開発をしていると言う、実際どこかの国の、何処かの製薬会社でも実際に起こり得る話しで、それは、我々人類が遺伝子操作で今迄に存在しない生命体を勝手に研究開発するその行為は、神への領域へ入り込む事になり、神の自然の摂理に対する侮辱であり、人類の傲慢なエゴを描いているつもりなのかは不明である!それにしては、後半の展開が酷い!
まあ、そんな事はどうでも良いとして、只ストーリー展開を楽しむ作品と言って単純に楽しめる作品の作りにも成っていない。
どこの誰を観客のターゲットとして創られた作品なのか不明だ!
ホラー映画ファンでも決して観る気にはならない事だろう!単にこの映画を見てしまった
私は交通事故に有った様なものだ。人生には時間が存在し、命は有限である。決してつまらない映画で人生を浪費したくないものだ!
全24件中、1~20件目を表示