第7鉱区のレビュー・感想・評価
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韓国版 "エイリアン"‼️
この作品は韓国版 "エイリアン"、もしくはちょっとマニアックだけど韓国版 "ザ・デプス"‼️嵐で孤立無縁の油田採掘基地で、存在自体が新たなエネルギー源となるハズだった深海生物が、品種改良の末に巨大化、職員たちを襲い始める・・・‼️確かにCGはチープ‼️特に基地でオートバイを走らせるシーンのCGはヒドい‼️ただモンスターのCGは暗い室内や闇夜のシーンが多いので、さほど気にならない‼️そしてヒロインを演じるハ・ジウォンがホント魅力的‼️いつの世も恐ろしいモンスターを倒すのは、美しく勇気あるヒロインなんですね‼️
気味悪い
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自宅で鑑賞。韓国産、原題"7광구"。韓国初の本格3Dが売りの様だが、良くも悪くもステロタイプのオンパレードで凡作の域を出ていない。首を傾げたくなる箇所が散見出来、特にクライマックス、バイクでの脱出から次のシーンへの繋がりは甚だ疑問。前半40分程は冗長な上、ラストシーンも蛇足的。ご自慢の画面も昼間やバイクが登場するシーン等では違和感極まりない。ただ“怪物”に関しては造形は兎も角『ターミネーター('84)』を彷彿させる執拗性に加え、肌の質感や叫び声を始めとした軋む様な音響や効果音は悪くなかった。50/100点。
・定番でベタな役柄だが、“ト・サング”役のP.チョルミン、熱演が伝わり、印象的。出番が少ない“ヒョンジョン”のC.イェリョンにも好感が持てた。主演“チャ・ヘジュン”のH.ジウォンは本篇内の魅力的な容姿とは裏腹に特典映像内のインタビューでは別人に見えた。
・鑑賞日:2012年6月9日(土)
韓国産モンスターアクション映画
かなり燃える怪獣映画
韓流怪獣映画。タイトルは南ア産の傑作SF『第9地区』風味ですが、中身はむしろずっと古臭く『エイリアン2』風味。序盤30分かけて登場人物のキャラをじっくり描くというのは好感が持てますが、反面こっちが勘ぐっていたこと(主人公が臆病者と嫌ってる上司が実はすごく活躍するんじゃないかとか、序盤で幼体の生物に噛みつかれた男が怪獣に変態するんじゃないかとか)がことごとく裏切られるところは正直肩透かし。とはいえ怪獣との対決そのものは少々CGと実写の合成処理が甘いものの、かなり燃える仕様。エンディングのセンチな感じもまさに韓流という感じでそれなりに見応えありました。
見せ方が下手?
韓国で大ヒットを飛ばした3Dアクション大作。ちらほらと意識しているであろう飛び出し映像が垣間見える。海洋モンスター・パニック作品としては上出来の作品であり、怪物の気持ち悪さ、油田施設の作り込み、適度なドラマパート、それぞれが上手く合わさっている。これらを100分程度の本編の中で上手くやりくりしているのではないかと思う。韓流ドラマは1話が90分程あり、丁寧すぎるとも言える描写が日本のドラマと違くて面白い所だが、個人的には韓国映画も比較的上映時間が長めというイメージがある。そのイメージでいたためなのか、本作は全体的にあっさりした味付けに思える。ポン・ジュノ監督作、「グエムル-漢江の怪物-」が世界的にも注目されたこともあり、韓国のモンスター・パニック作品のハードルが上がっているのかも知れない。
「グエムル-漢江の怪物-」の様な、少し変わった視点から描いた作品を期待すると肩透かしを喰らう可能性があるため、純粋なモンスター・パニックを想像するべきだろう。
本作の難点を挙げるとすると、3Dを意識したCG映像がチープという点だ。バイクのシーンの映像は正直失笑ものである。日本よりも映画への予算は高いはずだが、2011年公開の映画にしてはお粗末な映像で幻滅してしまった。また、怪物の登場シーンなどで、怪物に対する恐怖や憎悪等の感情を映像でも表すのが一般的だ。(例えば地面すれすれの所から撮るシェイキーカムとか)本作にはそれがなく、唐突に現れるのが残念なポイントだ。雰囲気を作って登場させ、観客の「見たい」という感情を引き出してからドンと出してほしい。何だか怪物に対する愛が無い様に思えてしまう。その見せ方を上手くすると更に面白くて怖いモンスター・パニック作品になるだろう。
ハ・ジウォンが格好いい!
3Dで公開された韓国発のモンスター・パニック・アクション。韓国映画ならではの笑えるシーンが垣間見ることができ、エンタテインメント作品として出来上がっている印象です。
3Dというのがミソなのでしょうか、アクションがかなり多いです。ハ・ジウォンの魅せるアクションはなかなか見応えがあります。それは流石の一言です。
少し前にハ・ジウォン、ヒョンビン主演の「シークレット・ガーデン」という韓流ドラマを見ていましたが、そのハ・ジウォンは可愛い役所でした。しかし、本作を鑑賞して改めて格好いいと思いました。
そのわりにはストーリーはかなり単純で、それほど驚く事はありませんでした。怪物の初登場シーンの撮り方もあっさりしていたので、扱い方が軽く感じられました。ストーリーを複雑にする必要はないと思いますが、アクションばかりに気をとられ過ぎている感じは否めないので、両立させればもっと満足のいく作品になったのではないかと思います。
ハジウォンが美しくかっこいい
タフでセクシーなヒロインに喝采!
石油採掘船に突如現れた未知の怪物が作業員たちを襲う韓国製モンスター・ムービー。
韓国のモンスター・ムービーと言うと傑作「グエムル」を思い出すが、こちらはとことんB級印。
まるでB級傑作「ザ・グリード」を彷彿させる。
このモンスターが見た目もグロく、絵に書いたような“ザ・モンスター”。
ターミネーターのようにしぶとくしつこく、その誕生の背景には人間のエゴがあり、一モンスターとしてきちんと“お約束”を踏まえている。
でも、この映画の最大の見所はモンスターではない。そのモンスターと戦うヒロイン、ハ・ジウォンである事に異論は無いハズ。
タフで男勝りでタンクトップ姿がセクシー。バイクも乗り回し、恋人には一途。
アクション・ヒロインに必要な要素を全て兼ね備えている。
周りの男たち? 腹黒い奴とか薄情な奴とか口だけで臆病な奴とか、頼りない情けない奴らばかり。
その分、ヒロインの格好良さが際立つのだ!(笑)
正直、何かを得られる映画ではないけど(笑)、タフな美女vsモンスターという、これ以上ない王道B級路線を気軽に楽しんだ者勝ち!
がっかり。パッケージにだまされた。
タフな相手に大活躍の女。
ボン・ジュノ監督の『グエムル 寒江の怪物』が楽しめたので、これも期待して観てみた。
パニック・アクションものとすれば登場人物の配置なども定石どうりで、まぁ型にはまった作り方なのだが・・・。
寒江の怪物はなんといっても、ソン・ガンホの存在が大きくて魅力があったから楽しめたと思う。しかし、この第七鉱区には主演女優さんには申し訳ないが知らない人で、脇を固める人たちもイマイチ魅力が無い。
それでもって怪物の登場の仕方も凡庸でインパクトに欠ける。
ただ、すごくタフで執拗に主人公を襲うのだが・・・。
舞台は良いのだけれど、100%その良い舞台が生かされているとは思えない。
石油掘削に情熱を燃やす人たちのドラマも教科書どうりで底が浅い。
もっと斬新さが欲しかったネ。
クリオネとタンクトップ
…なんだ、これぇ^^;
年に一回はこういうトンデモ作品と出逢う機会があるが、
フリーパスで良かった。と思うことこの上ない作品だった。
「グエムル」が好きなヒトならある程度は楽しめるんだろうか。
残念ながら私はあの作品も何じゃこりゃ?と思ったクチで、
なんかこう、すっごいしつこい怪獣度ではピカイチ☆な作品。
今回の怪獣のしつこさは更にずっと上をいく^^;
米国エイリアン映画が実にアッサリしていることを実感する
韓国版の怪獣映画。これは国民性を顕わしているのかしら^^;
この「第7鉱区」というのは実在しているんだそうだ。
1970年代から日韓共同で天然資源の開発が始まった東シナ海、
その石油ボーリング船を舞台にしたアクションホラーなんだけど
ある意味後半は失笑しかできなかった。。まだやるのか!?と。
前半は面白い。
普通にドラマが展開して、石油発掘に向けた作業が行われる中、
男勝りの主人公が大活躍している。けっこうほのぼのしている
ドラマねぇと思われた矢先、物語は意外な方向へ動き始める。
船内で起きた殺人事件を皮切りに、何かがこの船内にいる!?
というホラーめいた趣を見せるのだ。うわ、そうなるんですか。
ところであの…クリオネみたいなやつね。見た目可愛い系の。
でも確かクリオネって捕食するときすごい口開けるんですよね^^;
まぁ怖いっちゃー怖いかな。でもこの怪獣は、、造型的に…(謎)
…そもそも発火する魚っているんですか?(爆)しかも死なないで。
後半はタンクトップ・アクション映画、になってますんで^^;
何ですかね?あのバイクシーン、話なんか既にどうでもよくなって
タンクトップと怪獣の大バトル、ブルースもシガニーもビックリ!
っていうくらいやってます。これ違う意味で笑えるのかもしれない。
ここまで脱線させる脚本も国民性、なんでしょうか^^;
こういうトンデモ映画はそのうちB級作品として人気が出るかも。
とりあえず水族館ではクリオネをよく観察しておきましょう^^;
(実際の開発も中途半端なら、映画での発掘作業も鳴かず飛ばず)
韓国らしさがよかた
「私、女優!主演の、女優!!」
本国韓国において高い興行成績を残した「光州5・11」を手掛けたキム・ジフン監督が、「デュエリスト」などで知られるハ・ジウォンを主演に迎えて描く、パニックアクション作品。
石油が眠っていると目される第7鉱区において、発掘作業に全てを捧げている主人公。掘り続けていた海底から出現したのは未知の生物。その余りの美しさに発掘施設の中で研究してみることにしたのだが、実はこの生物・・。
韓国が日本に送り込む初の3D作品。表向きのパッケージを素直に捉えるならば、非常にシンプルなストーリーと精巧なCG技術を駆使したモンスターパニック映画として完成している。
石油開発という世界レベルで頭を抱えている厄介な問題を前提にして本作を考えれば、挫折、恐怖、抑圧の中で苦しみながらも、前進をやめない勇ましく、果敢な韓国民の勇姿をパニック映画の中にさりげなく落とし込んだ「極めて、韓国らしい」映画という見方が出来る作品でもある。
しかし、何よりもこの作品を魅力的に彩っているのは本作の主人公を演じた女優、ハ・ジウォンの圧倒的な存在感としなやかさにある。一見、銃を何発もお見舞いしても屁のカッパである生物と、大勢の人間の戦いという構図が見えるのだが、鑑賞してみれば分かる様にこの映画、「女優映画」である。
パニックという明解な舞台の中で、可憐な涙に、爽快なバイクさばき、重厚なガンアクションに、タンクトップの見事なプロポーションと、徹底してハ・ジウォンの魅力と格好良さをこれでもかとさらけ出すことに全力が注がれる。
粘着物質モンスターがポイントの映画のはずが、いつのまにやら女優の独壇場のような様相をみせる。「私、格好良いでしょう!!」と言わんばかりの声高な暴れっぷり。これが新人の美人女優なら腹も立つが、韓国映画界を背負う実力派女優だからこそ、観客は惹き付けられる。見てしまう。ドキドキしてしまう。
韓国映画界の至宝、アン・ソンギさえ押しのけて露骨に輝く主演女優の力強さ、可能性が活きたからこそ生まれた興奮度最大限のアクション大作。韓国という国の役者を活かすセンスは、決して安く見てはいけない。いや、我が国は大いに参考にすべき試行錯誤と、役者への強い愛着がある。
ヒロインが体を張って戦うモンスターパニック映画
ポスターでみたとおり、宇多田ヒカル似のヒロイン・ヘジュン役のハ・ジウォンがエイリアンのリプリーのように体を張って戦うモンスターパニック映画。
日本のように巨大着ぐるみ怪獣に思い入れのない韓国映画では、「グエムル漢江の怪物」や「Dウォーズ」などモンスターはCGで造られる。今回はハリウッドの手を借りずオール韓国産の3D・CGらしい。
日韓共同開発区域の九州西の海上に浮かぶ石油試掘のための巨大構造物。日本の映画「海猿」でも舞台となったが、構造物内部の至る所が撮影に使われているので、実際に一部はロケをしたものだと思った。でも、それはすべてCGとセットで作られたもの。韓国のCG技術は侮れない。
出てくるモンスターは、ターミネーターのようにしぶとくて最後まで楽しめる安っぽさのないB級モンスター映画です。
韓国では大ヒットしたという。見た劇場は2D上映しかなかったが、モンスターが飛び出してくるところなど、アトラクションのように楽しめる3Dで見られなかったのが残念。
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