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「共感できない」
「アメリカの個人主義の映画」
主婦の人や退職した人、個人経営の人が言うならともかく、いちサラリーマンが、この映画を観てストレートにこんな感想を持って終わっちゃいかんぜ。
(というかそういう映画でもないんだが。)
あなたのとなり、あんたの隣の部署、そうそうシステム部門にいる奴ら。
くっそ生意気だろ?
でもこいつらが会社の基盤、社会の基盤を牛耳っているのは間違いないわけ。最近では、こいつらが現代流行語の発信源にもなっているわけで、こいつらをキモイと片付けてしまうようでは、こっちが損する時代に突入して久しい。
実在の主人公は知らないが、ここに描かれている主人公は間違いなく、どこの会社にもいる。こいつらが夢中になること、いやがること、暴走に歯止めをかける方法、コロンとこっちになびく方法を随所に、この映画は見せてくれている。
・こいつらのやり方にはいちいち指図しない
→するだけ無駄
・開発の金は出すが、ゴール、期日だけはまず、こいつらに打ち出させる
→これほんと重要(映画でもここポイントだっだね)
・女にもてるパイオニアには尻尾を振る(あーこれが一番難しい)
→ほんとは3次元のオンナが好きなんだよ。抱かせてやろうぜ
・実績抽出、データ作成等の頼み事はこっちが期日を強引に打ち出し、
ぶん殴る勢いで命令する
(あー、これは映画にはなかったな)
・「現場の事を知らないのに偉そげにしやがって」と言うと、
「こっちも現場なんだよ!」とキレられるので、現場、現場言わないこと
(うん、おまえの言い分もわかる。あー、これも映画には無いなあ)
・あんまり電車で一般がPCや携帯でピコピコやってっと、こいつらに鼻で
笑われるから要注意
(あーこれはよく見かけるな~。これも映画とは全く関係ない)
な、もしドラなんかより遥かに使えるだろ?
あ、そういやオレも今はシステム部門だったわ。