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映画「ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー」 ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー
劇場公開日:2011年7月30日
解説
ヌーベルバーグを代表する監督として敬愛されるフランソワ・トリュフォーとジャン=リュック・ゴダールに迫ったドキュメンタリー。「大人は判ってくれない」のカメラテストを受けるジャン=ピエール・レオや演出の細部について語るトリュフォー、商業映画の世界から身を引いていた時期のゴダールの姿など、貴重な資料映像の数々で構成される。トリュフォーやゴダールの評伝本を執筆した「カイエ・デュ・シネマ」元編集長のアントワーヌ・ド・ベックが構成を担当。
2010年製作/97分/フランス
原題:Deux de la Vague
配給:セテラ・インターナショナル
スタッフ・キャスト
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2020年4月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
トリュフォーなくしてゴダールの「勝手にしやがれ」は存在せず、生い立ちも環境も正反対のふたりは意気投合し最後には喧嘩別れ。
トリュフォーに宛てたゴダールの手紙はイメージ通りの人物像で、捻くれているというか性格悪いなぁと思わせる内容で、トリュフォーに対して拭えない妬みや嫉妬に近いモノがあるように思える。
ゴダールの人間性を鋭く解いたトリュフォーの手紙に納得させられてしまう、映画は芸術ではあるけれど哲学や政治に走ってしまう内容よりも、やはり純粋に物語を観たい欲求に駆られてしまう。
ふたりのインタビュー映像や当時の雰囲気に作品など、時代を感じさせる作りが楽しめるし、互いの人間性も分かりやすく描けていると思う。