プレデターズのレビュー・感想・評価
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養成所?って印象ですかネ。
まぁ、私自身、予告編で煽られて期待しすぎた事は否めませんが、これはチョッと...と、いう印象です。
本作の基になった「プレデター」は、スタンドプレー・神出鬼没・光学迷彩・未知のエネルギー兵器・伸縮する鋭利なブレード・戦術核兵器並みの小型自滅装置・医療キット等、ほぼ無敵な存在でしたけど、この作品では、何か普通な感じでした。(弱い?)
ユニットで行動するパターンは「プレデターVSエイリアン」を参考にしたのでしょうが、ユニットとしての行動がまるで見られませんでした。(1カットくらいかな?)
何かが「特別に強い」という印象も無く、戦士養成所的な環境設定なのかな?と思えた感じです。
あと、銃撃戦について。
人間は、現状装備のまま戦場に投入され、補給の無い状態です。
一体、どれだけ予備弾装を持って、戦場に赴くのでしょう?撃ち過ぎです。
最低でもアサルトライフルやマシンガンは「3点バースト」、拳銃なら単発で応戦して残弾数を気にするシーンも欲しかったですネ。(あ、チェーンマシンガンは別です)
期待以下
CM・予告編で期待しすぎてしまったというのが痛かったかも
予告が盛りすぎというのも劇場で引いてしまいました
スーパープレデターというのも際立った感もなく、
他の惑星であるという特性も少なく、
生還者というキャラもいまいち
どこが進化してるのかもよくわからず
プレデターというブランドがないとただのB級映画だったと思います
アクションシーンで少し救われたので☆0,5足しました
眠気が襲う・・・。
人間ドラマがとにかく退屈。
プレデターが,なかなか出てこない。
出てきても強いのか弱いのかよう分からん。
緊張感と恐怖に欠けて,盛り上がりが弱い。
もっとサバイバルに特化してほしかった。
人間とプレデター,ともに存在感が薄すぎる・・・。
面白かったですよ
酷評のレビューもありますが、私は面白かったと思いました
最初から説明無しでクライマックス、みたいに始まるのも上映時間と飽きさせないこと考えたら
なるほ、って思ったし。
旧作との整合性も、それなりに頑張って設定してると思うし、旧作との関連がヘンとか何かと
以前との比較云々より、「107分間お客さんを楽しませる」という娯楽本来の楽しさを追求しているので、単純に楽しめたしそれ以上のことをゴチャゴチャ言うのは酷だと思う。
旧作からのマニアは多分がっかりした部分もあると思うけど、そういうことをあまり気にしない人や、まったくプレデターを知らない人なら100%と楽しめると断言できます。逆に旧作にとらわれて、純粋に娯楽作品として観れない人は哀れだと思う。
ただ、ラストシーンを見て思うのだが、最初から続編を作るような思わせぶりなラストシーンを見ると、「ああ、またこういう最後なのか・・」とガッカリしてしまう。とりあえず
続編を匂わす、とか考えずにこの作品で完結させるというラストシーンがいいと思うのだが
(売れるか売れないかわからないんだし、ていうか興行的には失敗するだろうなあ、それほど著名な俳優、女優出ないし)
これならお金払って劇場で見る価値あり、劇場の大画面で見たほうがイイです
なんだか残念です。
プレデターシリーズとエイリアンシリーズ、VSシリーズの全て観ている私から率直な感想を申しますと、単純で中身の無い新しさに欠けた作品であると感じました↓↓
出演キャラ設定がとても適当で、新種プレデターもあまり驚ける面が見当たらず、ストーリーもCMを観た時の予想と変わらず単調です。
初めてプレデターを観る方は良いかもしれませんが、だったら前作のプレデター(アーノルド・シュワルツネッガー主演)を観た方が楽しめると思います。
これがプレデターではなく別の生命体だったらB級映画確定でしたね(^_^;)
本当に残念でした。
辛口かもしれませんが、これだったら個人的には公開して欲しく無かったなぁ…(ρ_;)
また、エイリアンがこんな形で新たに映画化されないと良いです。
このキャパだったらDVDで観れば良かったなー…(‾○‾;)
消化試合
つまらないわけではないですが、コレといって特徴のない映画でした。
プレデター・エイリアンシリーズ(VS含む)全部観てる人は一応見ておいたら?って言う程度。
1作目、2作目のようなドキドキ感が無いです。登場人物多すぎて意識が分散されすぎちゃったのかな。
話も普通すぎてひねりも伏線も無い。ドクターがアレなのはキューブとかで既出の演出だし。
そういえば話がキューブと似てますね。
生き残る人もラストシーンも読めちゃって、意外性なし。
全体に作りが雑ですね。まあ予算も少なそうでしたしね。
アクションシーンに迫力無いし。カメラワークも普通すぎて「ドキュメンタリー映画か!」と言いたくなりました。
人間より何倍もタフなのに日本刀で切られて「バタッ」とかありえないし。
首を切り落とされても血が吹き出ない。どんだけ低血圧だよ!
などなど、突っ込みどころ多々あり。
まがい物
拙ブログより抜粋で。
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大好きな『プレデター』シリーズの新作ということでめいっぱい期待して観たんだが、こりゃないわ。がっかり。
シリーズ旧作のイメージをなぞってはいるが、まったく別のまがい物と化している。悲しいかな舞台が地球から未知の惑星に移った時点でそう気づくべきだった。
そういう意味では、プレデターのキャラクターにこだわりが無い方が楽しめると思う。旧作を未見で本作を観ても、鑑賞にはまったく支障ないです。
ただ、詐欺まがいの嘘っぱち予告編が火に油を注いで怒り心頭だったことは付け加えておく。
(中略)
凄腕の殺し屋たちがなんのためらいもなくもなく自己紹介し合うといった、あっけにとられる「なんじゃそりゃ」の多いご都合主義展開は今さら責める気もしない。
この映画でなにより不満なのは、もっと根本的なところだから。
今回活躍するプレデターズ(複数形)は、1987年版『プレデター』(以降、1)でシュワちゃんと闘ったプレデターとは別の種族という位置づけの一回り大柄な“スーパー・プレデター”。
旧来のプレデターも対立部族として1体だけ登場するが、完全に無様な捨て駒扱いで、ほとんど活躍の場がない。
で、このスーパー・プレデターが諸悪の根源で、姿こそ旧プレデターと似せてあるが、まるでプレデターらしさが感じられない、ただの殺人モンスター。プレデターの光学迷彩機能付き特殊マスクより、殺人鬼ジェイソンのホッケーマスクの方が似合いそうなんだもの。
1の舞台、密林のジャングルを意識しながらも、設定的になんでもアリの異なる星を舞台とし、似て非なるスーパー・プレデターが主役。これはもう『プレデター』じゃないですって。
(中略)
それがこの『プレデターズ』ではどうだ。
1を踏襲したBGMに、1同様ジャングルを舞台にしたり、1に出ていた兵器を出したりして、旧作に敬意を払うフリをしているが、人気キャラクターを軸にするシリーズものには必須の、そのキャラクターに対する愛が致命的に欠落。旧プレデターの扱いがなによりそれを立証しているではないか。
(中略)
旧作のイメージをリセットして新しいことをやりたいなら、旧作を凌駕するアイデアを絞り出しなさいよ。
ただ背を高くしただけのニュー・プレデターに、それだけじゃつまらんからと加えたペット・クリーチャーで目新しさを狙ってはいるが、どうにも発想力が貧相。
どうして地球じゃだめだったのよ。どうして旧プレデターのままじゃだめだったのよ。どうして野生の虎や猪じゃだめだったのよ。
地球で本家プレデターで虎や猪だとつまらないって程度の話なら、場所設定変えて外見や動物変えたぐらいじゃ、やっぱりつまらんのだよ。
ロドリゲスの配色
単純に、純粋に、面白かったです。手に汗握るサバイバル・アクション。
一瞬、片時たりとも油断の出来ない、緊迫感の続く攻防戦。堪能しました。
ただ、あのですね…なんつーか…正直に云います。
自分は、ロバート・ロドリゲスに監督をやってもらいたかった。
これはニムロッド・アーントルがダメと言う事ではなくて、自分の嗜好としてです。
具体的なことではなくて、ここはもっとケレン味が欲しい…ここにもっとグロが欲しい…という、ロドリゲスだったらこうしたかもしれないという、軽い欲求の連続…
ダニー・トレホの起用やローレンス・フィッシュバーンのイタめなキャラ設定にロドリゲス色がチラチラと見えるだけに、欲求が募って募って…w
しかし、誤解なさらず!!だから決してツマラナイという訳じゃないです。
前述したように、手に汗握るサバイバル・アクションであることに変わりはないです。
『見知らぬ惑星』という舞台設定も秀逸。脱出をどうするのか、果たして生き残れるのか…の息が詰まりそうな閉塞感に一役買ってます。
続編を匂わす結末も気になるところ…どうかどうか、次回はロドリゲス本人がメガホンを!!頼みます!!
これぞ真の続編! 開巻0秒からノンストップのSFアクション大作 [修正]
実に19年振りの続編である。
製作者R・ロドリゲスは今作品の監督にニムロッド・アーントルを起用。
『モーテル』『アーマード/武装地帯』など、CG全盛の現代において80年代みたいなアナログな映画を作り続ける彼を選んだ辺りからも「俺達は薄っぺらいCGなんかに頼らねェ! 俺達が作るのは1作目のような、血肉を感じるアクションなんだ!!」という製作者の並々ならぬ意気込み(想像です)を感じる。
この人選を聞いた時は成る程と思ったが、アーントル監督は大した実績がある訳でも無い。大丈夫か?とも思っていた。
だがしかし!
アーントル監督、お前さん、遂にやったぜ!!
『プレデター』をTVで観る度、「この傑作は映画館で観たかったなぁ」と思ったものだった。そして嬉しいことに『プレデターズ』はその願いに対してかなりのレベルまで応えてくれる。
舞台は密林、主人公達は戦闘のプロ、音楽もオリジナルを踏襲し、チェーンガンや丸太トラップも登場と、1作目を彷彿とさせるシーンは満載だ。
新たな要素も多い。プレデターの“猟犬”や無人偵察機(ギャグ?)などの新兵器が登場。最後の方では新部族の存在まで明らかに。
しかし今作最大の強みは、主人公達がかなり個性豊かである点。
プレデター達の狩りの対象に選ばれたのは名うての殺し屋達。見るからに強面の奴から一見軟弱そうな奴までバラバラだ。信用しなければ生き残れないのに、誰も信用しきれない。これが最後までサスペンスとなって物語を引っ張る。
A・ブロディ[修正:E→Aですね。英語力不足…]やA・ブラガといった演技派の起用も大成功で、アクション映画では薄っぺらになりがちな人物描写にも厚みが出た。特に一匹狼なブロディが凄ぇカッコイイ。しかもラストでは『戦場のピアニスト』の頃が嘘のようなマッチョ体型を披露。
非情になりきれないA・ブラガも良いし(南米出身の彼女の起用にも理由がある)、L・フィッシュバーンも少ない出番ながら異様な迫力。
あ、日本のヤクザ役のルイ・オザワにも美味しい見せ場が用意されてます。
難点は、1作目を意識したシーンが多過ぎる点と、画作りにややケレンが足りない点か。
しかし人物描写ではこちらに軍配が上がる。ここまで上出来とは正直思いも寄らなかった。
開巻0秒から始まる恐怖のダイブシーンから大炎上のクライマックスまでノンストップ、6420秒間のサバイバル戦を見逃すな!!
<2010/7/10鑑賞>
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