借りぐらしのアリエッティのレビュー・感想・評価
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わかりやすくて良かったです
ものすごい展開が待っているといった作品ではありません。
大きなスケールで描かれているわけでもないですし。
だって、舞台は一軒の家の敷地の中。
でも心地よく、切なく、楽しめました。
初めて人間に話しかけられた時、
初めての借りに行く時。
結構ドキドキしてました。私は。
小学3年生の娘と一緒に観にいきましたが、
娘も楽しかった~って行ってましたよ。
ただ、終わった瞬間、
私を含め、あちこちから聞こえた声「えっ!?終わり?」「わっ!終わった!」
ここで終わりか~…って思った作品でもありました。
予想よりもずっとよかったと思います
予想よりもずっとよかったと思います。
最近のジブリ作品は、一見かわいいキャラクターに包まれているけど、中身はとても観念的で、“理解”しようとしてもよくわからないものが多かった気がします。
その点、『借りぐらしのアリエッティ』は、いたってシンプル。小人って何者なのか?とか、彼らの種族は存続できるのか?とか、語られないこともあるけれど、まあそこにSF的なリクツをつけるより、もし小人がいたら?というところからスタートして、小人の暮らしをわかりやすく視覚化しています。小人のスケールで見た日常の世界が堪能できるというだけでも、この作品はなかなか楽しいと思います。音も、人間目線のときと小人目線のときで変えてあって、なるほどと思いました。
アリエッティは心優しく活発な女の子で、このキャラクター設定は一昔前の宮崎作品っぽくて、何だかとても安心してみていられる感じでした。
声優は、最近のアニメ映画の常で、名の通った役者さんを起用しています。主役ふたりが志田未来と神木隆之介というのは、あまりにもいかにもじゃないかと思いましたが、意外とはまっていた気がします。
エンドロールで、スタッフの名前が五十音順に並んでいることに気づきましたが、あれはもしかしたら以前もやっていたような気がしなくもないけど、どうでしたっけ…。
う〜ん
正直、すごく期待し過ぎていた分、物足りなさを感じた
ジブリじゃなければ、2とか3とかまで出しちゃいそうな感じで、
ロード・オブ・ザリングの第1章みたいな感じがした
もう一回観れば、楽しめるような気もする
なかなか良かったと思います
最近のジブリの中では一番面白かったです
ただ人を選ぶ映画だと感じました
小難しい世界観などが無いのでそういうのを求める人には合わないかと
終わり方も自分的にはスッキリとして良かったのですが人によっては
中途半端に感じるかもしれません
平坦な内容
本日鑑賞してきました。みなさんの評価があまりに酷いのでDVD発売後でもいいかもと思っていたのですが、やはり好きなジブリ作品なので見に行きました。
題名にも書きましたが内容は平坦です。うきうきしたりわくわくするような盛り上がりに欠けています。
私的にはアリエッティのお父さんとお母さんがおじいさんおばあさんのように老けて見えたのは私だけ?
アリエッティの声は志田未来のような特徴がある人ではないほうがいいような気がします。志田未来の
顔が浮かんできて話に入り込めないような・・・
でも劇場はかなりの入場者でした。
この先、どうなるの?.....もっと先が観たい.....そんな作品でした。
借りぐらし......カリ....いろんな意味がありました....。
床下を借りて暮す、最低限暮らせるように狩りに.....。
平和に暮らすアリエッティ一家.....病気療養のためやってくる翔君...物語は、ここから始まった....。
今晩は、アリエッティが初めて狩り(借り)を許された日......見つかっていた....。
家庭の環境、重い心臓病から、翔君は、冷めたというか後ろ向きなセリフ.....
でも、懸命に生きるアリエッティに沢山の勇気をもらう....。
なんで、もっとこうしないんだろう....とか、こうならないんだろう.....と、歯がゆい感じでストーリが流れる作り込みも、ジブリ作品独特の良さだろう.....。
翔君が一言、「お爺ちゃんの頃から君たちの存在を知っていて、仲良くしようと・・・・」と言ってくれれば.....と、思いつつも、人間は、結局ハルさんのような行動をとるんだな.....と思うと、これで良かったのかも.....。
翔君の手術は成功するのか?アリエッティ一家は、無事新居を見つけられたのか?小人たちは、どのくらいいるのか?.....まだまだ、続きが気になる形で、美しいハーブの音色でエンドロール......グッと込み上げるものを抑えながら.....。
終始、美しい映像と音楽.....心温まる....。
特に、アリエッティの部屋は、羨ましいくらい美しく飾られていました....。
テーマ曲で床下で暮すとあるのに、予告編で窓からの美しい風景.....何故?
本編を見て分りました.....。
自然とどう接していくか.....色々考えさせられる作品でした.....。
うーん。。。
久しぶりのジブリ。
ご多分に漏れず、ジブリ作品はほぼ見続けているのですが。。。
今回も「あの感動をもう一度」って合い言葉とともに観てきました。
結果・・・
どーも中途半端感は否めませんでした(泣)
ゲドといい、ハウルといい。。。
むーん・・・
世界観と設定はいいのに、ストーリーがフラットで薄すぎる気がします。
小人からみた目線の高さとか、小人が人間の世界で暮らすという設定は好きなのですが、
残念ながらそれを十分に感じさせてくれるストーリーでは無い。
あとやっぱり「借りぐらし」じゃないし。
タイトルは「共存、共栄」ちっくなタイトルなのに、
劇中は「人間に見つかると滅びる小人」では、さすがに無理がある。
滅び行く種族、マイノリティの心の共有、喪失感の補完など、
話をじっくりじんわり読み込める設定が随所にちらばっている作品なだけに、
この仕上げについては残念きわまりない感じでした。
せつない感でした。
本日、アリエッティを見に行きました。
私は外部からの情報を聞かずに行きました。
先入観なしで行きたかったからです。
内容はシンプルでしたが、すごく考えさせられました。
小人のアリエッティが(人間とも考えられたし、まわりにいる小動物や自然に対するメッセージも思えまた。)
ショウ君のあの冷たい言葉に「君はいずれ一人になってしまうかもしれないね」
人間の傲慢な生活のやり方で自然破壊や動物の絶滅が起こっている現実。
アリエッティは「それでも私たちは場所を変えて、生活を変えて生きていかなくていけない」
それが動物の生活の事だと私は思いました。
小人の生活が人間とも思えたのは、「借り暮らし」の意味。
人が当たり前の地球上での生活が人間のものだと勘違いしてる事。
人のもの盗んでって言う人もいますが、人間はどうでしょう?
自分たちで自然・動物自分のものだと勘違いしていませんか
それを小人達は借り暮らしと言ってるのは逆に凄いと思いました。
人も周りのも借りてる(自然・動物)と思ったら大切に貴重なものだと思うのでは。
小人だと安易に手にはいらない、画面でもあったように角砂糖1個取りに行くだけで
本当に大変で危険も伴うだから大切に扱うし、感謝もする。
人間に見つかると引越ししない言う内容は人がいると動物は住み難くなると言う事。
ハナさんの行動はまさしく人の醜態。ずうずうしくて、勝手に動物の生活壊して
本当にみていて、心痛みました。(自分も同じ事をしてるんだろうなって)
そうゆう人の現実にショウ君は失望している感じがしました。
でも、その小人を助けたお陰でアリエッティに「助けてくれてありがとう」って
それが動物や自然の気持ちだと思った時に涙が止まりませんでした。
もっとよく見てください、わたしにはそんな薄っぺらいメッセージとは思いませんでした。
個人的感想ですが、凄いと思いました。
もっといろんな事を思いましたが、1時間以上かかりそうなので
大雑把にさせていただきました。
もちろん描写は文句なしです。やっばりジブリです!
酷評が多かったので、期待せずに見に行きましたが・・・
先日、時間が空いたので、いい年して劇場へ見に行きました。
前評判が高く、でも、酷評が多かったので時間がなければ
たぶん見に行かなかったのでは・・・と思います。
少々構えて見始めましたが、いつしか中盤以降は映画に引き込まれていました。
とりあえず、自分的にはいろいろ考えさせられることもありましたし、
やはり少し薄っぺらい印象も感じましたが、
それは見た人がそれぞれ考えれば良いことなので
詳しくは言わないでおきたいと思います。
ただ、すこしだけ・・・
この映画のクオリティでここまで酷評が多いことに少々疑問・・・
確かに物語的には”薄っぺらい”感がぬぐえませんし、
人物の描き方についても、過去のジブリ作品と比べて浅い気がしなくもない・・。
(原作を読んでいないので、原作ファンには怒られるのかもしれませんが・・)
でも、この物語はなにげな日常の中で起こった少し不思議な”おとぎ話”・・・
これ以上細かく描いてしまったら、せっかくの物語の”余韻”が無くなってしまう・・
そんな気がします。
この物語の続きは、見た人それぞれが”想像”すれば良いのではないでしょうか?
僕的には、この後主人公の少年”しょう”君の手術が成功し、大人になって、
”こびと”たちと”共存”できる”人間”社会の構築に尽力してくれるのでは・・・
と望んでやみません。
そしてこれから鑑賞する方々に希望することは、
もっと肩の力を抜いて、”先入観”無しで見て欲しい・・・
そして鑑賞後、物語の”余韻”をもっと素直に楽しんで欲しい・・
そんな作品でした。
内容の薄い作品
映画館で見なくてもいい作品だと思いました。
人物の動きや演出、水滴の表現などはジブリらしさが出ていてとてもよかったと思います。
しかし、話しの内容がひどいために何を伝えたいのか、何を見せたいのかよくわからない作品に仕上がってます。
ピュア
小人の大きさが基準なために音が通常より大きかったので、リアルな小人の世界が描けてると思います。見ていると自分も小人になった気分になったり…。世界観はとにかくリアルでした!アリエッティとしょうた(?)との交流もすごく印象的です。とてもピュアな交流でした。やっぱりジブリはいいです!!大好きです!!
若手に経験をさせたい。でも、興行収入はほしい
借りではなく、盗り暮らしです。
人間にばれない程度だから盗ってもいい、
礼をする気はない。
見つかった、ヤバイ、引っ越しだ!
こういう話です。
つまり、共生ではなく、寄生している小人が存在を知られてヤバイから逃げる話。
あっという間にストーリーが展開。
表現がどこも平たんで場面描写のメリハリがなく、
大切なポイントで丁寧・十分な表現がないために、
消化不良のまま次の場面。
まさか、
「見つかっちゃいけない、見つからないように暮らしている小人」が
開始数分で見つかるとは思わなかったし、
「借り暮らし」
なのに、
「初めての借り」
1回で早速失敗して、それ以降「借り」が描かれないとも思わなかった。
最後も肩透かしのエンディングで
「え、終わり?」
という空気が館内に漂う…
どんな作品?からも、ジブリだから深い世界感があるはず!意味があるはず!
と思える人にはお勧めです。
でも、
「映画を観たなー」
と感じたい人には、劇場での観覧はお勧めできません。
人を選ぶ作品にするなら、あんまり大げさなプロモーションをして
期待感をあおるな、と思う。
なんて言うかな
「若手に経験をさせたい。でも、興行収入はほしい」
というような作り手の大人の事情で作られた作品にも思える。
ネタ的にはおもしろいのですが。
この映画に限ったことではないでしょうが、小人目線で描かれた世界というのは
おもしろいものです。
家のどこかに小人がいるかもしれない、夢見がちな子供の頃に妄想したことのある
私的には楽しめる映画でした。
ただ・・・映画的な盛り上がりもそれほどないまま(お手伝いさんの個人的攻撃
だけでは弱いと感じました)終わってしまい、なんだか拍子抜けでした。
もしかして続編も視野に入れている?・・・と思ったのですが、どうでしょうか?
気分はほんわか
友達と公開日2日後に観に行きました。
流石はジブリで確かに絵は美しく、音楽も心地よかったです!
しかしその内容はというと非常に惜しいっ!!
あともう一歩で大人から子供まで楽しめるであろういい映画になると思うのですが、どこか何かが足りません・・・。
しかし志田未来さんら豪華声優陣の演技はなかなかのモノで、特に家政婦のハルさんを演じる樹木希林さんは秀逸でした!
しみじみと、いい。
「借りぐらし」ってどういうことだろうと思っていましたが、
映画を見ると、「あぁ、そういうことか」と納得がいきます。
「借り」と「狩り」のイントネーションが区別されていたのも
興味深い点でした。
やはり特筆すべきは、自然がいかに美しく描かれているか…!
さすがジブリ。やはり映画館で見るべきだなぁと思わされます。
個人的には、コオロギが跳ねる音が、すごく的確な感じがして、
嬉しくなりました。音楽も素敵です。
突っ込みどころはいろいろありますが、
まぁ、そんなことは置いといて、心やさしくなれるような
しみじみと、いい、物語です。
気持ちのよい映画です。
非常にシンプルなわかりやすい映画でした。素直におもしろかったと感じ、満足できました。
まず設定は、小人が人間からモノを『内緒で借りる』事で生活をしている、というものです。その表現法として小人の世界観が非常によく描写されており、随所に人間の目線から見た小人と小人の目線から見た人間とが対比されています。ぐっと惹き付けられました。新しい切り口の映画だなと感動しました。が、原作が存在する事は知ってしまったら若干悲しくなりましたが。
ストーリー展開については、小人の生活が脅かされるという山場を設けているため素直にドキドキできました。また邦画や洋画のようにストーリー展開に突っ込みたくなるような場面はありませんでした。
2回目も劇場で見たいと思う事はありませんが、お子様連れの方やカップルにはおすすめできると思います。しかし男のツレ同士で鑑賞する作品ではありませんので、興奮する要素を求める場合は他の映画を見て、友人との仲を暖めてください。
純粋に面白く心の洗われる映画だと思いますので、劇場でなくとも一度はご覧になっていただきたい作品だと思います。
全210件中、141~160件目を表示