借りぐらしのアリエッティのレビュー・感想・評価
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ストーリー以外は良し。
アリエッティのような小人が、実はお家の床下に住んでいて、少しだけ品物を拝借、生活している。そして、小人は決して人間に姿を見られてはいけない。という設定。
しかし予想通り、姿を見られてしまったことで色々な出来事が起きてしまう、というような感じですが、事件というほど大きなものではありません。
いわゆる小人目線で人間の家を見るため、新鮮というか、再発見があります。キャラクターも割と可愛らしくて、水滴とか細かな描写や綺麗な庭、素敵なドールハウス?もあったりと丁寧に描かれています。本当に素晴らしいです。
ただ、何というかストーリー的には、結局何が伝えたかったんだろう?という感想です。
この物語の最大のミスは、大筋のストーリーがイマイチだったということです。
借りぐらしのアリエッティは、姿を見られてしまったが故に、お家を引っ越さなくてはならず、現実に引っ越していきました、というストーリーだからです。
また、個人的に違和感を感じていたのは、借りぐらしと言いつつも、必要な品物をただでもらっているだけなんじゃない?というところでした。このような物語では、物を頂いた代わりに何か役に立っています、だからここにいて構わないという、いわゆるウィンウィンの関係が必要だと思うのですが。
これでは、一見悪役の掃除のおばちゃんが、実は正しかった、という展開になるのでは、ないでしょうか?
音楽やキャラや絵はいいので、ごまかされがちなのですが、ストーリーは再考の余地ありです。
好きになっちゃうけど、もう少しドキドキを
世界観やキャラクターの作り込みは流石なものだ。アリエッティもかわいくも芯のある女性で描かれ、2時間でとても愛しく思えてくる。
最初の狩りのシーンは緊張感あるし、意地悪なおばあさんとの駆け引きも面白いのだがその対決がほぼ終盤のみで、もう少し長くハラハラする展開が用意されてるともっと良かった。
良くも悪くも凡作でした
良くも悪くも凡作でした。
前半の屋敷内の冒険は 面白かったです。 が、 後半の冗長さとストーリーの不自然さに興ざめ しました。 家政婦に捕獲された小人を救出する話も理解できませんでした。 家政婦は普通の せいかくの人なので、 話せば説得できる相手です。 少年が [小人とは友だちなので返してほしい] といえば応じてくれたはずです。 ばれないように取り返す必然性が理解できませんでした。
なぜ名前が アリエッティなのか? と思ったら、 原作が外国の作品 (The Borrowers) だからでした。 日本風に アレンジメントするのなら、 主人公もアリエッティから日本風の名前に変更するべきです。 花子などに。 といっても、 原作通り外国を舞台にしたほうが、 遥かに面白かったとは おもいますが。
そもそも、 他人からものを盗むことを [借りる] と主張することは明らかに犯罪です。 私は主人公たちの思想には全く理解できませんでした。
私は最近のジブリ作品を嫌いです。 昔のジブリ作品には、 人生、 覚悟、 努力、 慈しみ、 などが詰まっていました。 だから、 みていて楽しかったし、 共感もできました。 しかし、 最近のジブリ作品には、 そういった要素が欠落しています。 だから薄っぺらく、 共感できません。 この作品も その内の 一つです。
普通、かなぁ
周りでは低評価だったアリエッティですが
この間テレビでやっていたのをたまたま録画していたので子どもと観ました。
個人的には小人が人間から色々なものを借りながら暮らしている、人間には見つかってはいけない という設定は興味が引かれ面白かったです!
しかし最後の締めが ??? な感じでモヤモヤしたので高評価はつけられず、でした
自然の映像が綺麗
映画館で観た時は、期待値が高かったせいかあまりハマらなかったのですが、テレビで観たらそれなりに面白かったです。ストーリーは想像通りで、特に盛り上がる見せ場もなく静かに進んでいきます。でも、とにかく映像が綺麗。何度も観たいとは思いませんが、またいつかテレビ放送する時には観たいかなぁという作品です。
盛り上がらない冒険もの
兎に角、盛り上がらない。絵はきれいだし話も悪くないが、これといって何か面白い場面が出てくることもなく、当然印象に残ることもなく、するりと終わる。
終わった後に感想を言い合うこともない、凡作中の凡作。
音に注目してほしい
音の描写がとってもすてきでした。
見慣れた日常であるはずの人間の世界が
アリエッティの視線から見ることでとても新鮮に感じられたし、
草木がたくさん出てきて、とても優しい印象がありました。
というかあの家、
私の大好きな小説【西の魔女が死んだ】のおばあちゃんちみたい・・・
っと想いながら見てたら、パンフレットに作者のコメントがあった!
まだきちんと読んでないからわからんけど、
なんか関係があるんかなー・・?
ナウシカやラピュタ、魔女やハウルみたいに
展開に大きな流れがないけれど、
本当に人間と小人が出会ったらこんな風になるんじゃないかな?
っと想える、リアリティがあったように思います。
好きな設定!好きな話!
最近金曜ロードショーでやったので久々に観ましたがやっぱり面白かった!
小人が好きなのもあるけどストーリーも好きです!
心臓病で生を諦めていた男の子が、
自分よりも小さな女の子が一生懸命生きてる姿を見て自分も頑張ろう!
ってなる話だった!
なんか周りにはこの話好きじゃない、意味わからんって言ってる人もいたけど個人的には好き!
アリエッティ視点でみれば、家追い出されるし、最後お別れもするしで散々だし、
特にエンターテインメントらしい盛り上がりとか派手さもないし終わりかたが落ち着いてて物足りなさを感じる人もいるかもしんない。
でもやっぱり、小人の暮らしとか人間の物をいろいろ工夫して暮らしてる感じとか楽しすぎる!
二人がいつか再会できるといいな…!
ワクワクしそうな設定なのに
他の人も書いてますが、もっとワクワクさせてほしかったです。
小人たちが人間の家に忍び込んでという、面白そうな設定なんですが、宮崎監督がそこは重要視していないようで。
あと、なぜ少年が手術を決心したのかワケが分かりませんでした。
小道具を見るのを楽しむ映画
小人のアリエッティ一家がある家の床下に、家のものを借りて暮らしていて、その家に翔が引っ越してきたことで人間に見つかっちゃう話。
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小人の目線だからいろんなものが大きくなって迫力があるけど、舞台は普通に私たちの日常の風景だからまぁ盛り上がりには欠ける。でもアリエッティの家は人間にとって小物が上手く家具として使われてて面白い。
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家政婦のハルさんはすごい悪者に見えるけど、たぶん小さい時に小人を見てそれを大人や周りの友達に嘘つきとかバカにされちゃって、本当にいるっていうことを証明したい一心なだけなんだよな。
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小さい時のハルさんの近くにトトロのお父さんのように、サツキとメイがトトロに会ったことを否定しない人がいてくれたらこうはなってなかったんだろうなと思うし、目的は違えど、私は翔がやってることもそんなにハルさんと変わらないと思う。
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勝手に家改造して小人にとっちゃまぁ良い迷惑だし、そのせいでハルさんに居場所がバレるっていう。お互い介入しないことが一番なんだろうな。
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人間の世界から少しずつモノを借りてきて床下で生活する“借りぐらし”...
人間の世界から少しずつモノを借りてきて床下で生活する“借りぐらし”の小人の少女・アリエッティと人間の少年のひと夏の触れ合いの物語。
ジブリの絵は本当にきれいですね。
アリエッティとお父さんが狩り(借り)をしに行くところの描写などは壮大な冒険って感じがすごく出ていました。
ストーリー的には少年とアリエッティは結局恋中などにはならなかったし、人間に追われて小人たちは家を出るはめになるし、別れの悲しい描写などもなく、小人たちはいつか滅びるというのもアリエッティたちは納得している感じなど、王道の子どものためのジブリ映画って感じはしませんでした。
なので少し物足りない感がありました。
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