「酷評が多かったので、期待せずに見に行きましたが・・・」借りぐらしのアリエッティ ユメオイビトさんの映画レビュー(感想・評価)
酷評が多かったので、期待せずに見に行きましたが・・・
先日、時間が空いたので、いい年して劇場へ見に行きました。
前評判が高く、でも、酷評が多かったので時間がなければ
たぶん見に行かなかったのでは・・・と思います。
少々構えて見始めましたが、いつしか中盤以降は映画に引き込まれていました。
とりあえず、自分的にはいろいろ考えさせられることもありましたし、
やはり少し薄っぺらい印象も感じましたが、
それは見た人がそれぞれ考えれば良いことなので
詳しくは言わないでおきたいと思います。
ただ、すこしだけ・・・
この映画のクオリティでここまで酷評が多いことに少々疑問・・・
確かに物語的には”薄っぺらい”感がぬぐえませんし、
人物の描き方についても、過去のジブリ作品と比べて浅い気がしなくもない・・。
(原作を読んでいないので、原作ファンには怒られるのかもしれませんが・・)
でも、この物語はなにげな日常の中で起こった少し不思議な”おとぎ話”・・・
これ以上細かく描いてしまったら、せっかくの物語の”余韻”が無くなってしまう・・
そんな気がします。
この物語の続きは、見た人それぞれが”想像”すれば良いのではないでしょうか?
僕的には、この後主人公の少年”しょう”君の手術が成功し、大人になって、
”こびと”たちと”共存”できる”人間”社会の構築に尽力してくれるのでは・・・
と望んでやみません。
そしてこれから鑑賞する方々に希望することは、
もっと肩の力を抜いて、”先入観”無しで見て欲しい・・・
そして鑑賞後、物語の”余韻”をもっと素直に楽しんで欲しい・・
そんな作品でした。
私も感じました、こんなに酷評される程じゃないと…
人それぞれ感じ方は違うとおもいますが、物足りないと書かれている方は
2時間でもやれば満足するのでしょうか?
普通の家に住む小さい世界の小人のお話、チラッとしか映らない部分へのこだわり方
やっぱりジブリは凄いと思いました
突然コメントすみませんでした、同じ様に感じた方がいて安心しました。