プレシャス

劇場公開日:

プレシャス

解説

1987年のニューヨーク・ハーレムで、両親の虐待を受けながら希望のない日々を生きる黒人少女プレシャス。レイン先生に読み書きを習い、つたない文章で自分の心情を綴り始めたプレシャスは、ひたむきに人生の希望を見出していく。サファイアの小説「プッシュ」を、「チョコレート」で製作を務めたリー・ダニエルズが映画化。マライア・キャリー、レニー・クラビッツ、ポーラ・パットンらが出演。2009年のサンダンス映画祭でグランプリ、第82回アカデミー賞で助演女優賞と脚色賞を受賞した。

2009年製作/109分/R15+/アメリカ
原題または英題:Precious
配給:ファントム・フィルム
劇場公開日:2010年4月24日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第82回 アカデミー賞(2010年)

受賞

助演女優賞 モニーク
脚色賞 ジェフリー・フレッチャー

ノミネート

作品賞  
監督賞 リー・ダニエルズ
主演女優賞 ガボリー・シディベ
編集賞

第67回 ゴールデングローブ賞(2010年)

受賞

最優秀助演女優賞 モニーク

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演女優賞(ドラマ) ガボリー・シディベ
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映画レビュー

3.5脚本を書いたのも黒人女性で、米国のスラム街の黒人女子の話ですが、米...

2024年7月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

単純

脚本を書いたのも黒人女性で、米国のスラム街の黒人女子の話ですが、米国では経歴もですが、歯並びや容姿も初対面の就職面談の際に就活者にとって重要だそうで、当映画の主役の黒人女子が肥満体ですが、一般的なステレオタイプの黒人女子と思いますが、米国の黒人が暮らすスラム街の日常や生活が撮られてますが、米国のクラッシック映画の風と共に去りぬ内の黒人女性の肥満体の家政婦を削るべきか削らないべきかがネットの記事にありましたが

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39stepbacK

4.5深刻なのに深刻ではない

2022年5月17日
スマートフォンから投稿

お話は、ハーレムの最底辺の黒人の虐待あり近親相姦ありのかなりシビアでドツボな内容なのに、
滑稽なほどのおデブちゃん
時々挟まれる極楽な妄想シーン
そこにかぶるやたら陽気な音楽
のお陰で、コメディ的な明るさのある妙な味わいの映画です。
この脚本渡されて、こんな仕上りにする監督のセンスは相当なもんです。
しかし、マライヤ・キャリー選手とは見終わって解説読んで初めてしった。凄く印象的だと思ってたので我ながら慧眼。
先生も同級生もみんなアッケラカンとしてて救われます。

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越後屋

4.0リアリティを追求した映画、と言えばいいのかなぁ

2020年11月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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UNEmi

4.0スッピンのマライア・キャリー

2020年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 最初はデブの黒人女が主人公か・・・などと、スパイク・リーのような映画を想像していた。実際、根底にあるテーマは同じなんだろうけど、血なまぐさいシーンもなく、ハーレムにいる素朴な少女たちの切なさが伝わってくる作品。

 働き口を探すでもなく、生活保護を受けるために小賢しい策を講じる母親(モニーク)。母親の恋人である男にレイプされ二人も子どもを産むこととなったプレシャス。プレシャスは幼児期の虐待や性的虐待を受け、読み書きすら出来なかったが、数学だけは得意だった。歌手になる妄想も随所に挿入され、コミカルでもあるが実はハーレムの悪環境からの現実逃避という彼女の心情を表している。

 『ミラーズ』でも魅力的だったポーラ・パットンも最高。作文させることで個々と対面する教師像はまるで日本のよう。だから共感できるんだろうな。それにソーシャルワーカーの役で出ている女性がなかなかいいなと思っていたら、スッピンのマライア・キャリーだった!!なんだか好きになりそう(笑)。他に看護師役でレニー・クラヴィッツも出ている。

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kossy