告白(2010)のレビュー・感想・評価
全258件中、221~240件目を表示
今までにない映画
人間の心の闇をここまで描いた作品としては評価したいです。賛否両論ありますが、誰もやらない事に手を挙げたのは凄い勇気だと思います。自分の子供が理不尽な殺され方をすれば誰しもが一瞬であれ復讐の二文字が頭に浮かぶのは当然だと思います。しかし誰も救われない。虚しい、鳥肌が立つ、悲しい映画でした。松たか子さんが、何で関係の無い第三者を巻き込むのかと少年に対して怒りをぶつけていたのは最もだと思いました。命の大切さ、復讐の虚しさ、子供にとって親が与える影響の大きさなど、人間関係が希薄になり命が軽く扱われがちな現代社会の問題点を違う視点で描いているのかなと私は解釈しました。見た後は本当に疲れました。一緒に見た妻は二度と見たくない。と言っていました。
心の闇
今年度、何らかの賞をとる作品だと思いました。
悶々とするけど拍手。
全然、面白くもないし、ためにもならない。
凄かったです!
不謹慎にも爽快感がありましたw
おっそろし〜復讐劇なんだけどカタルシスがハンパないですw
(なんて自分の中の怖い一面を感じつつ、、、)
思ってた程、二度と観たくないようなサイコスリラーでもなく
子供の狂気を扱った重いテーマだけど、中島監督の手腕で
軽やかにファンタジックに魅せてくれて、それはもう
不思議にも嫌な話のはずなのに、興味深い面白さでした。
約7割近くハイスピードで撮影された映像で
切り取られた日常が、ながいプロモかCMのようでやっぱり
その手のプロとして画が美しい。
いつものポップな極彩色は抑えられて私は好きでした。
選曲もわざと楽しげだったり憂いあったりでサントラが
BGMとしても良さげで、とても欲しくなりました。
とにかく、他人はどうでも良くて相手を思いやる
気持ちや想像力が欠如しまくりの人たちばかりで、、、
そら寒いし緊張感もすごかった。
・子供を殺された教師が、復讐とはいえ他人の子を
どん底に突き落とす狂気。
・母に注目されたい一心で暇つぶしに人殺しで有名に
なることに憧れる狂気。
・いつでも人を殺せるけど、自殺する為に薬品収集しているの
と上から目線の狂気。
・自分の子が人殺しでも、それは他人のせいであって一番
かわいそうなのは我が子と思ってしまう親バカの狂気。
それぞれの「告白」は、とても自分勝手に正当化された
ものでした。
自分の歴史を振り返ってもやっぱ中学時代って一番残酷
だったと思うし、そのくせものすごく繊細。
近頃のイジメがどれくらい陰湿かわかんないけど、
今も昔も焼け野原にたたずんでるような子いますよね。
どうしてか、その鬱憤が自己処理できず他人に向けられて
しまう(子も少なくない)微妙なお年頃。
やっぱ私もこの頃には戻りたくないです。。。
娘を殺された森口先生(松たかこ)が淡々と語り始める
冒頭から犯人をオープンにした上で、あえて訴えず
復讐の宣戦布告。
「命の尊さ」を諭してダメなら、わからせるまで、、、って
その方法がいきなり境地を極めてて、かなりインパクトあり。
(いくらなんでも子供にはキツイだろーw)
ポスターになってるだけあって松さんの迫真の
冷たくいっちゃってる顔がホント見物ですw
なんかこの手の話の魅せ方としては斬新でした。
やっぱり・・凄かったです。
原作を読んで大半の作品と同様に期待外れになってしまうのかと思ったのですが、完璧に良い意味で裏切られて最高でした。内容はかなり重いですが、見終わって『頷けました』絶対に薦めたい作品です。改めて、邦画作品を見直した作品です。中島監督の世界観は素晴らしいです!!!
はずれなく凄い作品
救いが
はっきりとした映画
痛快!
さすが
さすが、中島哲也監督!!って感じですね。
今までの作品みたいな、ミュージカルチックな感じはないけれど、最後まで飽きさせない映像と演出でした。
かなり怖く難しい映画だったけど、飽きる事なくのめり込めた理由は…たぶん松たか子の立場に立ったら自分も同じようにするかな?と思ったからだと思えます。法律で罰せられ、罪を償う事だけが全てじゃないですもんね。
『ん?』と思うシーンもあるっちゃありますが、ストーリー自体に問題はない程度の『ん?』なので、いっかな?て感じです。
おもしろくもあり、難しくもあり、怖くもありますが…色んな意味で考えさせられる映画でした。
もう1回観たいなぁ〜、映画館で。
怖い・・・
予想以上でした
今時の子供達は…?
全258件中、221~240件目を表示