告白(2010)のレビュー・感想・評価
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衝撃的問題提起大傑作
元々松たか子のファン、ということで見に行った映画でしたが、大好きな松たか子を演技と知りながらもとても恐ろしく感じました…。
見終わったあとしばらく言葉を発することができませんでした。
良くも悪くも見た人が一生忘れることの無い映画なんだと思います。
とにかく凄い。
私的には物凄い大傑作‼
圧倒され続けた!
なんかもうメチャクチャだな
前評判が高くて期待していただけに、不満とガッカリが募り厳しい評価になりました。
女教師の執拗さ、男子生徒の動機、クラスメートの画一的反応、どれも全く説得力がなく、安易にセンセーショナルでラディカルな方に持っていった感じ。
フィクションとはいえもう少し観客を納得させる展開をしなくては。。。
一体何がやりたくてこんな映画をつくったのか。
てか、、、ホントにみんなこれいいと思ったの~? え~???
見るんじゃなかった
とにかく気持ち悪かった。
見終わった直後、心の奥底に不快感の大きな塊がズーンと残った。
午前中見たため、その不快感は私の1日の気分を決定してしまった。
『下妻物語』『嫌われ松子の一生』は素晴らしかった。
きっと『告白』も構成や展開などの観点から考えれば良い映画なのかもしれない。
しかし、難しいことや理屈は抜きにしてとにかく鑑賞後感が悪すぎた。
1,800円というカネ、時間、丸1日の気分、何だかずいぶんと損をした気がする。
今思い出しても不快、失敗した、見るべきではなかったと思う。
アタシ的、今年のアカデミー賞!!
主演は松たかこさん。
監督は、『嫌われ松子』や『下妻物語』の中島監督です。
原作は昨年の本屋大賞をとられているそうです。
原作を読まずに最速試写で映画を観ました。そして原作は映画を観た後に読みました。
なんとなくアタシにはその順番で正解だったと思います。文庫版にある監督の解釈には脱帽。さらに色々かきたてられました。
そして、再度映画館で鑑賞。
映画は内面に激しいものを持ちながら表面的にはたんたんと進んで行きます。
一つ一つのシーンがとても美しいです。
そして一歩間違えたら邪魔になりそうな言葉は、うるさく感じることなく、すぅ~っと入ってきました。
監督はいつも撮影中太るそうですが、この映画で10kg痩せたそうです。
「人間」のエゴな部分が顕著に見えるので人によっては辛いかもしれません。
特に思春期のお子さんをお持ちの方には。
他人事と考えるかもですが、他人事では無い気がしました。
いつか自分にも起こるかもしれない。
大なり小なりどこかで起こっている、起こりうる出来事だと思いました。
その時自分はどうなるか・・・どうするか・・・・
なーんてねっ。
今までの中島監督とは違う。そして、松たか子凄い!!
6/9 観賞 原作既読
購入本ではなく、図書館で予約順番を待って待ってして、1日で返却した一気読みの本だった「告白」。(当然、印象のみの記憶が強く、細かい内容は残っていない・・・・これは覚えている方だけど。)
が、その原作の印象を壊すことなく映画になっている。
よりグレードUPしているといっても過言ではないかも。
冒頭の雨のシーンでの雨粒まで美しく、フルカラーヴィジョンでなくても、
やっぱり映像の綺麗な監督さんであることを再認識した。
中学生達のキャスティングも、ぴったりはまってたんですが、
やっぱりなんと言っても松たか子。
本を読んでいるときの外見イメージは、勝間和代をきゃしゃにした感じを思い浮かべてたんだけど、
松たか子を見ても全く違和感がなかった。
怒りが深くて深くて、深いが故にどんどん冷静にクールに計画を遂行させてしまえる、子供達の心理が手に取る様に分かってしまう、
教師としての経験がこんな所にいかされるなんて、
何て悲しすぎるのだろう。
でも、松が演じる森口先生は、本当にここまでの報復を望んでいたのだろうか?
どんなに犯人を苦しめても、我が子は帰ってこないのに。
そんなこと、わかりきってるのに。
みんな、身近なものしか望んでなかったのに、ちょっとした歯車の狂いがこんな事に。
ちょっとした、きっかけばかりなのに。
R15は正解だと思う。うちの子もこんなこと考えているのかと、ちょっと怖くなった。
観るべし!!の映画かな。
またひとつ、垣根を越えた作品ができあがった
「嫌われ松子の一生」や「パコと魔法の絵本」といった極彩色世界とは打って変わり、色があってなさそうな活気のない気だるい世界を表出している。これは中島哲也監督がこれまでの描写術を封印したわけではない。監督の感性で、物語が持つべき色を作り上げたら、こうなったというべきだろう。ある意味、ティム・バートンに通ずるところがある。作家と言える数少ない監督のひとりだと思う。
また、この監督はエンディングに決して潔さを求めない。フランス映画のような尻切れの結末ではないが、大団円にこだわらないところがある。原作に沿っているのかもしれないが、こういう監督の下地があると、ただの告白に終わらず、どこに着地するのか分からないサスペンス的な要素が増大する。
話の展開は、ほとんど松たか子のひとり芝居といってよく、とくに冒頭の告白シーンは、淡々とした長台詞ながら引き込まれる。この語りの間を使って、今の学校、学級崩壊の様子を見せつけるカメラと編集が巧い。
これまでも、愛する者を突然奪われた復讐劇はあったが、どちらかというと終盤に来て実行を回避するのが通例だ。それは倫理観からくるもので、観る側もそこに同情や共感を覚えたものだ。
そういう意味で、この作品には、ある種の驚きがある。むなしさを超えた驚きがある。凄い作品ができたものだ。
命は
観てR15に納得。中学のときに見ていたら,良くも悪くも影響を受けすぎたかもしれない;高校生の今もあまり変わらないのかもしれないけど。
少年A,Bは誰もがなりうる。告白は“映画"ではあったが“現実"でもあった。目の前にいる人,あるいは自分自身が明日殺人犯になっている可能性はゼロではない。
私達はただ,誰かと繋がっていたいだけなのに。現代はみんな気を使い過ぎて「踏み込んでほしい1歩」を踏んではくれない。映画のクラスのように,大切なことには触れようとしない。だから繋がりを見失って生きていけなくなる。命の重さが分からなくなる。
人の命は平等。現実はそうも言えないことくらい,普通の高校生にだって分かる。だからこそ考えなければならないのかも。ほんの少しでも命の重さを知るために。
そのための映画だと思う^^
ばんばん人が死ぬアクション映画より,ずっと意義のある映画。俳優さんも映像も音楽も素晴らしかったです^^
でも思い出すとなんだかホラー映画みたいだ(笑)
書くうちに評価が決まってきた!
シュールな映像
アナーキーな物語
スタイリッシュな演技(者たち)
英語による修飾語が多い僕のレビューです。
そんなときは迷っているんですね。どう評価しようか、と。
映像は日本映画離れしている。
多用されるストップモーションとクロースアップ。
ナイフが、目が、耳が、シャボン玉が、爆弾が、
破裂が、血が、牛乳が、すべてのもの等価値で映し出される。
表現の限界に挑んだのかなとも思う。
人間のダークサイドをぐんぐん、見せつける。
復讐する教師役の松たかこにしても、
犯人の母親役の木村佳乃にしても、
バカな熱血教師の岡田将生にしても、
こんな役やってもいいのかってほどの徹底振り。
R25が納得できるストーリーでもあった。
そういえば、
この映画、ハリウッドでのリメークのオファーがあるという。
中島監督は「松さんの役はぜひ二コール・キッドマンで」
といってるらしい。そういえば、二コール・キッドマンが
最高に輝いていた「アザース」にどこか似ていると思った。
人間のダークな面と、物語の密室性ってところかもしれない。
中島監督の作品ははじめてみるけれど、
TVCFの作家だったようだ。
短時間で印象に残るようにするためには、インパクトの力が必要。
それを連続的に、絶え間なく描ききった力量は大したものだ。
こうやって、書き込んでいるうちに、
「告白」はすごい映画なのではないか、と思い始めてた。
ただ、楽しい映画を求めてる時には、見ないほうがいいとも思う。
原作未読のすゝめ
俺は心底、羨ましい。
原作を読まずに、これから映画館に足を運ぶ方々が。
あの原作の手触り、質感、匂いまでが表現(再現)されてるなんて、思いもしなかったし、不可能だと思ってた。
原作で感じた衝撃が、この映画でのファーストインプレッションだったら、どんなに良かっただろう…と劇中何度もほぞを噛んだ。
クライマックスで、観客席から悲鳴に近い感嘆の唸り声が上がった時、心底、実感した。
…それぐらいの仕上がりです。
参りました。
紛う事なき、傑作です。
主人公、森口に松たか子、犯人Bの母親に木村佳乃、ウェルテルに生田斗真。このキャスティング、正直最初はどうかと思ったけど、これも文句の付けようがなかった。全員素晴らしかった。てか違和感がなかった。
それに一番危惧してたこと。監督が中島哲也だってこと。
「下妻物語」や「嫌われ松子の一生」や「パコと魔法の絵本」…
あのノリでやられたら、カナリキツいな~と思ってました。ましてや、ミュージカル仕立てにでもされたら最悪だ、と思ってたけど…杞憂に済みました。
そんなバカな心配するんじゃなかった。
中島監督のテイストと、原作の世界観…見事に融合しています。
やっぱりこの人、天才ですね。
じゃあ、これだけ褒めちぎって何故満点じゃないのか?
それは何つーか…原作以上の衝撃は、やっぱり得られなかったからですねw
残念。俺、残念。
うん…やっぱ、原作未読を推奨します。
PS.あのラスト。あそこで、解釈が分かれそうですねw
まぎれもない傑作
拙ブログより抜粋で。
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命は軽いか、重いか。もし殺人を犯しても裁かれないなら、それは“軽い”のか。
風に漂うシャボン玉に大切なものを思う心があれば、そこに軽いも重いもないと気づくはずなのに。
映画は、松たか子演じる女教師・悠子の“告白”で始まり、その冒頭のホームルーム後、次々と別の告白者に独白がリレーされ、それぞれの主観から事の真相が少しずつ判明していくという構成。
予告編などでは先生の娘を殺した生徒は誰か?と煽っているが、悠子の最初の告白で犯人はすぐに判明する。
この映画の主軸は犯人捜しではない。犯人はわかった上で、その真相が二転三転していく過程が一級のサスペンスとなっている。
そして浮き彫りになる心の闇、負の連鎖。
それぞれの主観が変わることによって事実の見え方が変わるという構成から、黒澤明監督の名作『羅生門』(1950年)を思い出したが、そんな安易な発想すら墓穴のミスリードだった。
この映画で打ち明けられる各々の“告白”は、観客の目線を切り替える主観のように見せかけて、実は嘘や願望も含んだ、体裁を取り繕った告白。観客はそれを客観的に見させられていたのだった。
全体で見れば、「こんなこと現実にはあり得ない」と思う(思いたい)が、個々の登場人物の行動はさもありなんと思わせる無理のない展開で、そこから連なる負の連鎖が恐ろしい。
キャスト陣の素晴らしい演技もその説得力に貢献する。
とりわけ松たか子が凄い。静かに語りかける口調の裏側にある揺るぎない復讐心。そしてラストカットのなんとも言えない表情が目に焼き付く。
中学生の子どもたちも、よくぞまあ、こんな役をという熱演だ。
映像詩のように日常の風景が淡々と、しかし緊張感が途切れることなく提示され、先の展開は予断を許さない。
何度も登場するミラー越しに切り取られた光景は、観客の同情を拒否し、距離を置いた目線で客観的にこの事件を見つめさせようとしているかのようだ。
直接的には悪をあげつらわない。もちろん肯定もしない。人間の心の闇を露わにし、目の前に提示し、その判断はそれぞれの観客にゆだねられる。
すべてを語らず曖昧にされた“余白”が、「いじめはいけない」とか、「人殺しはいけない」とか、そんな安易な感想を封じ込め、考える時間を与える。決して巻き戻せない時間を。
世代間ギャップ。あらゆる人の感想が聞きたい。
あの中島監督作品。何はともあれ鑑賞しに出掛けなくては。
まずは監督。映像、演出、共にすばらしかった。モラル的に難しい内容の作品だっただけに、いかにポイントを外しながら、本質を見せるか。すばらしい仕事だった。
本来的には映像技術を前面に出すのが好きな今時の監督であろうと思うのだが、中島監督が他の監督と違うのは技術に振り回されていない部分にある。作品に必要だから技術を使う。必要なかったら排除する理性を持っている。だから観客に集中力を強いる事ができるのであろう。
予告やCMなどで情報なしでの鑑賞ではなかったが、はっきり言ってしまえば、予告とCMは無用。邪魔ですらあった。まっすぐ、見るべし。そして、考える。
この作品は毒である。子供には見せたくはない、大人は反射的にそう思う。あまりに機械的に。
実は本作、大人にとって不都合な話でもある。大人は全て人格者ではないし、知識が豊富でもないし、才能だってない、もしくは、才能を活かす術を知らず、社会から落ちこぼれないよう、ただ、汲々としている。子供と大人の差はどこにあるのか。
本作の恐ろしさは、子供の愚かさを明るみにしながら、そのレッテルを貼った大人が甘えてくる子供にこたえようとしない、その能力を持ち合わせていない本当を見せつけられる部分にある。
ここまで言ってしまうと世も末なのだが、ここで思考停止しては負け。答えを早急に求めてしまうから、世の中が悪くなる。目の前の失敗を恐れて未来の可能性を断ってしまうのはいかがなものか。遠回りしなければ、最善を導き出せない事もある。
まぁ、世の中、みんな大変なんだよ、ってことで。書き続ける事が辛くなってきたので逃げました。
まっすぐ見て、それに耐えられる作品だし、今日の私のように考えられる作品でもあります。
注意としては、丸のみしないで下さいね。ふぐ料理は適切に調理してこそ楽しめるのですから。
命を知る課外授業。
復讐劇ではない、身を削らせて命の尊さを教える教育劇だ
今年上半期のなかで、最も良い出来栄えの作品に出合えた。
それは「告白」。
湊かなえの原作小説を実写化したものだが、中島哲也監督の天才肌な演出が
冴えまくり、「嫌われ松子の一生」や「下妻物語」で手がけた煌びやかな
様子をごっそりと割愛してしまっている。
松たか子だけでなく、岡田将生、木村佳乃。
こんな演技が出来たのか、と思わず唸ってしまう場面も数々。
岡田は内心の不安を明るさでひた隠そうとする若き教師を、
木村は物語が進んでいくに従って狂気を秘めていく殺人犯の母親役を、
実に繊細に演じている。
ストーリーを丹念に追っていけば、クライマックスの矛盾(というか謎)は
解消される。松たか子演じる森口は、結局のところ殺人犯にはなっていない。
しかし、そんなことはどうでもいい。
久し振りにエンドクレジットが流れるまでスクリーンに釘付けとなり、
筆舌に尽くしがたい余韻を残す作品に出合った。
今年の賞レース、本命が出現した。
告白
「ざまぁwww」
〈チラ裏〉
キャコ迷いました。
沢山のざまぁwwwが集まった作品だと思います。
是非ね、共感して…
ざまぁwwwされてください。
原作でおさらいしてみようと思いました。
狂気の美
ミステリーとしても駄作。社会派作品としても0点
この作品は『イヤミス』などとと言う言葉を生み出したとありミステリーとして括られてますがミステリーじゃありません。
ただの胸糞サスペンスホラーです。
しかも面白くはないです。
悪意を増幅させた非人間的な人達が主人公(とそれに共感しして悲劇のヒロインぶってスカッとしたい人)の為にサンドバッグになる映画です。
あっと驚くどんでん返しも何もありません。
言うなれば『殺人版スカッとジャパン』とでも言うような作品です。
見る気があったりネタバレ嫌な人に向けて一言言うなら『スカッとジャパンが嫌いなら見なくて良い』です。
この作品を見て有益な社会的メッセージなど一切ありません。
女性や頭の悪い人に対して精神的オ◯ニーを提供するだけの暴力作品になります。
寧ろこれを見て有益な社会的メッセージを受け取ったと思う人はまずこんな映画より実際の事件や少年法が生まれた経緯をよーく調べた方が良いです。
作品の中ほど稚拙で悪意に塗れた人間というのは現実世界には居ませんし、居ても本当に極稀でそんな人達は復讐されても反省もしないので復讐してスカッとする事はありません。逆恨みするだけです。(なので厳罰化もあまり意味ありません。現実のモンスター的な人物はリスクの管理や未来についての見通しなどないからです。)
特に子供に関して言えば100%周りの大人が悪いのでサカキカバラ事件を妄想でスカッとジャパンにしてみたみたいな作品を参考にするのは本当に実社会を知る上ではオススメしません。
※ここから下ネタバレ含みます。
まずマトモな共感性やちゃんとした物語を読んだ事のある人なら作者の都合で人間性を無視して動くキャラ達に不快感を憶えます。
例を出すと気弱な筈の少年Bが罪を逃れる目的でプールに主人公の娘を投げ捨てようとしてたのに、生きてるのに気付いてもプールに投げ捨てた(は?なんで?罪逃れするならその場に放置して立ち去るか同級生の少年Aのいたずらに騙された事を正直に警察に言えば良い)り、少年Aのせいでイジメられてるのに美月という女子生徒が少年Aと恋人みたいになった(しかも仲良くしてたのが原因で殺されます、それをやって少年Aの残虐さを強調したかったんでしょうが少女側の行動原理の説明が稚拙で全く理解不能です)りと、この作者の『こんなに悪人なら何やってもOK!』というスカッとジャパンをしたいだけの無理やりなキャラ設定に苦笑いしか出ません。
極めつけに稚拙な(そしてこの作品のクオリティを一番下げている)のは最序盤から最後まで何故か警察にノーマークな主人公です。
失笑しか出ません。
まず普通は終業式であんな演説をして子供の誰も親に言わないなんてありえませんしバレたら親や学校側が問題にします。
子供の事を嫌いで馬鹿にしているような作中の態度の割に随分と中学生風情の口の堅さを信用しているものです。(しかも嫌われてた先生の娘の死が実は殺人だったなんてセンセーショナルな事件はイジメが異常に流行る性格の悪いタイプの中学生ならすぐにネットやら誰かに話します、中学生なんて善良でも基本口軽いです。)
この描写の時点で作者の頭の悪さが露呈しています(これでミステリー書こうなんて数千年早い)が、更に後半、少女Aが作った爆弾を堂々と隠しもせずに彼の母の大学まで持ってってます。
アレも流石に嘘では?と思ったんですけど映画見る限り本当に爆発させたっぽく終わったのでそれも頭が悪すぎてイライラしました。
まずそれではあの母親が殺人犯です。
中学生である少年Aは殺そうとしてなかったのですから持ってった主人公も捕まります。
そこの描写も何もなしに主人公が決め台詞決めて終わるというのは『ああ〜これは頭の悪い主婦層が好きなスカッとジャパン系の自分勝手な復讐◯ナニー物語だな』としか思えません。
そのオナ◯ー物語にごってりミステリー『風』の脚色をしてるに過ぎません。
というか女向けのコンテンツ大体こうです。(女の好む暴力快楽や性的快楽を満たす要素を男が作った文化的文脈をなぞってるように見せかけて満たすだけ)。
これが評価されてしまうのは日本って2010年からずっと終わってたんだなって思ってしまいます。(見たの今年ですけど)
評価0でもいいくらいの稚拙な脚本ですがキャストや監督などスタッフの皆さんのお陰でなんとか最後まで見れるテンポ感や暗めですけど美しい映像が見れたのでそれに免じて1.5は残します。(つまり内容が普通なら4.5レベルの映像でした。)
映像の綺麗さしか見れない新海誠ファンとかには良いんじゃないでしょうか?
あと美月少女役を演じた当時14歳の橋本愛の美しさは圧巻です。
この頃の線が細く儚い雰囲気の橋本愛ならば実写版Anotherをやってもアニメに負けてるとは言われなかったでしょう。(残念ながらAnother当時は成長してしまい(全然美人ではあるけれど)儚げな雰囲気はなくなっていて叩かれていましたが。)
可愛い時代の橋本愛を眺めるだけなら最高の映画です。
※追伸
別にオ◯ニー程度の言葉で使用出来ない文字扱いとか殆ど言論統制に近い映画.comのレビュー制限には辟易します。
あなた達が見るのを推奨してる『映画』の方がよっぽど知性の足りない人達が見るには過激な刺激の描写だらけですよ。
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