劇場公開日 2010年6月5日

告白(2010)のレビュー・感想・評価

全329件中、301~320件目を表示

4.5怖い・・・

2010年6月18日
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鑑賞方法:映画館

怖い

まず、松たか子さんの演技がリアルでよかったです。
微妙な表現を見事に演じきっていましたね。原作の小説を上回る感じです。
それぞれの告白、言葉が意味深でわかりにくい部分もありましたが、難しすぎてしんどい感じでもありませんでした。

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北野悦司

5.0予想以上でした

2010年6月17日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

普通のサスペンスなら、犯人探しのストーリーかと思ってしまうところだが、この映画は、犯人が特定され、殺人犯と解っていながら、通常生活を送るところが面白い。ラスト近くの爆破シーンのスローモーション映像の逆回りがすごい。

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ルイス

4.5今時の子供達は…?

2010年6月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

子供は本当に親しだい。この映画を見て、つくづく思った。子供達より、その父兄より、何よりも恐ろしいと思ったのは、松たか子演じるシングルマザー。教師を辞めた後、実は色々遠隔操作をして、復讐をしていたとは…あの口調もかえって怖いよ…

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バーディー

5.0劇場が凍りつきました!!

2010年6月15日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

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shinematsuyama

4.0表現力の凄さを実感

2010年6月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

原作を先に読んでから観ました。
ストーリーに忠実でありながら、難しい展開を
表現した映像にはびっくりです。
中島監督の表現力の幅は本当に凄い。

牛乳パック、携帯電話、雨などを効果的に使ってる。

また音楽も映像にあっていていいです。
センスを感じる作品です。

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のーまん

5.0痛みを恐れる子ども達。 痛みを恐れた大人達。

2010年6月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

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浮遊きびなご

4.0松たか子さんの演技力、凄かったです。

2010年6月13日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

この作品を初めて知ったのは、2年前の秋頃、ミステリー好きの
同僚(女性)から薦められて読んだ時でした。

最初は女性教師のモノローグ調が淡々と続き、
なんだこれはと思いましたが、少し読み進めていくうちに
どっぷりハマって、結局その日のうちに読み終えたのを
覚えています。

内容は申し分ない面白さと言うことと、表現の仕方は
違えど、なんだか初めて新堂冬樹を読んだ時に近い
感じを受けました。

この一作で湊かなえの本が好きになり、最新作の
「夜行観覧車」まで全て読ませて頂きましたが、やはり、
最初に読んだこの「告白」を読んだ時の興奮は凄かったです。

映画ですが、一言で言うと松たか子さんの舞台のようでした。
腸が煮えくりかえり、今すぐにでも復習をしてやりたいと思う
気持ちを抑えながら淡々と進むモノローグシーン。

同じ調子で繰り広げられる、彼女なりの犯人に対する裁きは
ゾクッとさせるものがあります。

あと、 親バカの木村佳乃さんもかなり苛つきましたし、
犯人役の生徒が狂ってしまうシーンもよくあそこまで演じられ
たな~って。演技力がある証拠ですね。

blogへも是非遊びに来てください!

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moriemon

3.0荒唐無稽な話だと片づけられない。

2010年6月13日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

人を殺しても罰することもできない13才の少年にいかにして復讐するか。
罪の意識すらもたない彼らに、どんな贖罪をさせるのか。
原作もあるので、巧みなストーリー構成にはなってる。

中島哲也監督の映像も美しい。
ただ、森口先生の告白が外部に漏れずに、話が進むのには、ちょっと疑問をもったまま見てました。
生徒たちがそれを秘密にするには、もう一つ理由付けがあってもよかったのでは。

実際に日本で起こったいくつかの少年犯罪をモデルにしてるので、荒唐無稽な話だと片づけられない。

ハリウッドでのリメイクの話もあるようだが、日本的な少年犯罪が向こうでわかるのかな?そもそも13才で罪にならないって日本だけでは?

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aotokage

4.5原作、監督、演者のスゴさを感じます。

2010年6月11日
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鑑賞方法:映画館

怖い

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とく

4.0予想以上に楽しめた。

2010年6月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

プロモーションだったり前評判で持っていたイメージより楽しめた。
ストーリーの構成と、子供たちの表情、映像の色味などが良い。
クールで落ち着いた佇まいを徹底しながらも、時折感情が露呈する森口先生(松たか子)彼女の告白が淡々と続き、真相が語られながら復讐劇が始まっていく。

子供たちの演技力や木村佳乃がインパクト大でした。

しかし自分らの中学時代とのギャップに戸惑うなぁ・・・。
今の学校って大変ですね。先生も生徒も。

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@BECK@

5.0衝撃的問題提起大傑作

2010年6月10日
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鑑賞方法:映画館

怖い

元々松たか子のファン、ということで見に行った映画でしたが、大好きな松たか子を演技と知りながらもとても恐ろしく感じました…。

見終わったあとしばらく言葉を発することができませんでした。

良くも悪くも見た人が一生忘れることの無い映画なんだと思います。

とにかく凄い。
私的には物凄い大傑作‼

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にな

4.5圧倒され続けた!

2010年6月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

上映中、何度も震えた。悪寒かもしれないし、感動で震えたのかもしれない。
映像と色彩の独特な美しさは中島哲也監督の十八番だろうが、それぞれの主観のみが真実の、曖昧な閉じられた世界で松たか子演じる森口の黒衣が浮かび上がる。森口の抑制された美しさが悲しくて仕方なかった。
人を殺す14歳たちの愛されたいという気持は何故に人を殺すのかという問いに対する答えなのかもしれないと思った。

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もっちりもっちり

1.5なんかもうメチャクチャだな

2010年6月10日
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鑑賞方法:映画館

前評判が高くて期待していただけに、不満とガッカリが募り厳しい評価になりました。

女教師の執拗さ、男子生徒の動機、クラスメートの画一的反応、どれも全く説得力がなく、安易にセンセーショナルでラディカルな方に持っていった感じ。
フィクションとはいえもう少し観客を納得させる展開をしなくては。。。
一体何がやりたくてこんな映画をつくったのか。

てか、、、ホントにみんなこれいいと思ったの~? え~???

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jaja100

1.0見るんじゃなかった

2010年6月10日
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まっちゃま

4.5アタシ的、今年のアカデミー賞!!

2010年6月10日
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鑑賞方法:試写会、映画館

悲しい

興奮

知的

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marilyn

4.5今までの中島監督とは違う。そして、松たか子凄い!!

2010年6月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

6/9 観賞  原作既読
購入本ではなく、図書館で予約順番を待って待ってして、1日で返却した一気読みの本だった「告白」。(当然、印象のみの記憶が強く、細かい内容は残っていない・・・・これは覚えている方だけど。)

が、その原作の印象を壊すことなく映画になっている。
よりグレードUPしているといっても過言ではないかも。
冒頭の雨のシーンでの雨粒まで美しく、フルカラーヴィジョンでなくても、
やっぱり映像の綺麗な監督さんであることを再認識した。

中学生達のキャスティングも、ぴったりはまってたんですが、
やっぱりなんと言っても松たか子。
本を読んでいるときの外見イメージは、勝間和代をきゃしゃにした感じを思い浮かべてたんだけど、
松たか子を見ても全く違和感がなかった。
怒りが深くて深くて、深いが故にどんどん冷静にクールに計画を遂行させてしまえる、子供達の心理が手に取る様に分かってしまう、
教師としての経験がこんな所にいかされるなんて、
何て悲しすぎるのだろう。
でも、松が演じる森口先生は、本当にここまでの報復を望んでいたのだろうか?
どんなに犯人を苦しめても、我が子は帰ってこないのに。
そんなこと、わかりきってるのに。

みんな、身近なものしか望んでなかったのに、ちょっとした歯車の狂いがこんな事に。
ちょっとした、きっかけばかりなのに。

R15は正解だと思う。うちの子もこんなこと考えているのかと、ちょっと怖くなった。
観るべし!!の映画かな。

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grayteer

4.0またひとつ、垣根を越えた作品ができあがった

2010年6月9日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

「嫌われ松子の一生」や「パコと魔法の絵本」といった極彩色世界とは打って変わり、色があってなさそうな活気のない気だるい世界を表出している。これは中島哲也監督がこれまでの描写術を封印したわけではない。監督の感性で、物語が持つべき色を作り上げたら、こうなったというべきだろう。ある意味、ティム・バートンに通ずるところがある。作家と言える数少ない監督のひとりだと思う。
また、この監督はエンディングに決して潔さを求めない。フランス映画のような尻切れの結末ではないが、大団円にこだわらないところがある。原作に沿っているのかもしれないが、こういう監督の下地があると、ただの告白に終わらず、どこに着地するのか分からないサスペンス的な要素が増大する。
話の展開は、ほとんど松たか子のひとり芝居といってよく、とくに冒頭の告白シーンは、淡々とした長台詞ながら引き込まれる。この語りの間を使って、今の学校、学級崩壊の様子を見せつけるカメラと編集が巧い。
これまでも、愛する者を突然奪われた復讐劇はあったが、どちらかというと終盤に来て実行を回避するのが通例だ。それは倫理観からくるもので、観る側もそこに同情や共感を覚えたものだ。
そういう意味で、この作品には、ある種の驚きがある。むなしさを超えた驚きがある。凄い作品ができたものだ。

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マスター@だんだん

4.0命は

2010年6月8日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

観てR15に納得。中学のときに見ていたら,良くも悪くも影響を受けすぎたかもしれない;高校生の今もあまり変わらないのかもしれないけど。

少年A,Bは誰もがなりうる。告白は“映画"ではあったが“現実"でもあった。目の前にいる人,あるいは自分自身が明日殺人犯になっている可能性はゼロではない。
私達はただ,誰かと繋がっていたいだけなのに。現代はみんな気を使い過ぎて「踏み込んでほしい1歩」を踏んではくれない。映画のクラスのように,大切なことには触れようとしない。だから繋がりを見失って生きていけなくなる。命の重さが分からなくなる。
人の命は平等。現実はそうも言えないことくらい,普通の高校生にだって分かる。だからこそ考えなければならないのかも。ほんの少しでも命の重さを知るために。
そのための映画だと思う^^
ばんばん人が死ぬアクション映画より,ずっと意義のある映画。俳優さんも映像も音楽も素晴らしかったです^^

でも思い出すとなんだかホラー映画みたいだ(笑)

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みやこ

4.5書くうちに評価が決まってきた!

2010年6月7日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

シュールな映像
アナーキーな物語
スタイリッシュな演技(者たち)

英語による修飾語が多い僕のレビューです。
そんなときは迷っているんですね。どう評価しようか、と。

映像は日本映画離れしている。
多用されるストップモーションとクロースアップ。
ナイフが、目が、耳が、シャボン玉が、爆弾が、
破裂が、血が、牛乳が、すべてのもの等価値で映し出される。
表現の限界に挑んだのかなとも思う。

人間のダークサイドをぐんぐん、見せつける。
復讐する教師役の松たかこにしても、
犯人の母親役の木村佳乃にしても、
バカな熱血教師の岡田将生にしても、
こんな役やってもいいのかってほどの徹底振り。
R25が納得できるストーリーでもあった。

そういえば、
この映画、ハリウッドでのリメークのオファーがあるという。
中島監督は「松さんの役はぜひ二コール・キッドマンで」
といってるらしい。そういえば、二コール・キッドマンが
最高に輝いていた「アザース」にどこか似ていると思った。
人間のダークな面と、物語の密室性ってところかもしれない。

中島監督の作品ははじめてみるけれど、
TVCFの作家だったようだ。
短時間で印象に残るようにするためには、インパクトの力が必要。
それを連続的に、絶え間なく描ききった力量は大したものだ。

こうやって、書き込んでいるうちに、
「告白」はすごい映画なのではないか、と思い始めてた。

ただ、楽しい映画を求めてる時には、見ないほうがいいとも思う。

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xtc4241

4.5原作未読のすゝめ

2010年6月6日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

俺は心底、羨ましい。
原作を読まずに、これから映画館に足を運ぶ方々が。

あの原作の手触り、質感、匂いまでが表現(再現)されてるなんて、思いもしなかったし、不可能だと思ってた。
原作で感じた衝撃が、この映画でのファーストインプレッションだったら、どんなに良かっただろう…と劇中何度もほぞを噛んだ。
クライマックスで、観客席から悲鳴に近い感嘆の唸り声が上がった時、心底、実感した。
…それぐらいの仕上がりです。

参りました。
紛う事なき、傑作です。

主人公、森口に松たか子、犯人Bの母親に木村佳乃、ウェルテルに生田斗真。このキャスティング、正直最初はどうかと思ったけど、これも文句の付けようがなかった。全員素晴らしかった。てか違和感がなかった。

それに一番危惧してたこと。監督が中島哲也だってこと。

「下妻物語」や「嫌われ松子の一生」や「パコと魔法の絵本」…
あのノリでやられたら、カナリキツいな~と思ってました。ましてや、ミュージカル仕立てにでもされたら最悪だ、と思ってたけど…杞憂に済みました。
そんなバカな心配するんじゃなかった。
中島監督のテイストと、原作の世界観…見事に融合しています。
やっぱりこの人、天才ですね。

じゃあ、これだけ褒めちぎって何故満点じゃないのか?
それは何つーか…原作以上の衝撃は、やっぱり得られなかったからですねw
残念。俺、残念。

うん…やっぱ、原作未読を推奨します。

PS.あのラスト。あそこで、解釈が分かれそうですねw

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ロロ・トマシ