WOLF 狼
解説
「狩人と犬、最後の旅」で高い評価を受けたフランスのニコラ・バニエ監督が、シベリアの大自然を舞台に撮りあげた若き遊牧民とオオカミを描いたドラマ。極寒の地シベリアで暮らす遊牧民エベンク族の少年セルゲイ。彼の一族にとって、オオカミは大切なトナカイを狙う憎き存在でしかなかった。ところがある日、傷ついた母オオカミとその子供たちを見つけた彼は、その人間と変わらない親子愛にすっかり心を動かされてしまう。2009年・第22回東京国際映画祭「natural TIFF supported by TOYOTA」部門で上映。
2008年製作/105分/フランス
原題または英題:Loup