SPACE BATTLESHIP ヤマトのレビュー・感想・評価
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実写版が後制作だと評価が難しいですね
アニメファンです。こうゆうSFモノは先にアニメ作られると実写がほんと難しいですよね…やっぱ表現に限界がありますもんね。
でも実写は実写なりのアレンジは面白い点はあった。雪の設定とか。でもアナライザーの実体がほぼ見られない事や、スターシャやデスラーが実体を持たない事、ガミラスの兵が総機械だった辺りに資金や表現の限界を感じられてちょっと寂しくなりました。
そして主役の俳優さんにも一言。キメ台詞ははっきりと力強く言って欲しかったな。アニメの中からは命をかけて航行する姿勢が伝わるんだけど、実写は…。チャラいのも不要でしたね。
でも全ての原作有り(兼アニメ化有り)の実写作が全て残念だった訳じゃありません、中にはそれを超えた素晴らしい物もありました。制作者サイドにおられる方々にはこれからもそうゆう作品を世に出して頂けるよう、果敢にチャレンジして行って頂きたいと思っております。
艦長が・・・総統が・・・。
Yamato World
アニメ"宇宙戦艦ヤマト"からは想像できない、実写でしかできないような迫力や世界観があった。アニメとはまた一味違った作品であった。
「生きるために何をするか」、「何が大切か」。
壮大なスケールの物語から臨場感溢れる、リアルで感動のある物語。
原作アニメとは全然配役などが違うが、実写版ならではの面白さ、壮大さがあった。宇宙戦艦ヤマトの迫力ある船体、戦闘シーンなど、鳥肌がたちます。波動砲や主砲の鮮明さ、迫力にも圧巻します。
そしてクライマックス。皆のヤマト愛が溢れています。とても感動です。
雪と古代進の愛にも注目です。
1945年4月の戦艦大和にも触れ、戦争の悲惨さ、帰る場所、待っている人がいるという思い、大切に思う気持ちを描かれていて感動しました。
間違いすぎ
ヤマトの基本コンセプトが守られてる?
ヤマト自体はアニメに追随した感じで、普通に観れた。
違いのある部分はある種の諦めをもって観なければならないと思う。
モリユキがあんなキッツイ感じとか(笑)
アイハラが女性とか(笑)
古代くん、沈没とか……。
と、色々言いたい事はあるが昨今の実写化映画ではダントツの安定感と思う。
クソ映画
これはこれであり
オリジナルのヤマトのリアルタイム世代でもちろん大ファン。
劇場で観たとき、これはオリジナルファンから袋叩きにされるのではないかと危惧した・・・
でも自分的にはokです。
そもそもヤマトって、大日本帝国海軍の象徴だった軍艦をわざわざ甦らせ、敵はこれまた判りやすいナチスドイツのカリカチュア、しかも2作目以降は特攻万歳という、と~っても「アブナい」シリーズなわけ。
何も知らないガキだったから無邪気に見れたのであって、だんだん物事が判り始めてくると共に子供じみた正義観にも辟易して見なくなってしまったので、好きなのはファーストヤマトだけ。
あのヤマトをそのまま実写でやられたら、それはもう吐き気を催すほど醜悪なものになりかねないので心配していたけど、ちゃんと現代SFっぽい設定になっていたので安心した。
スターシアや森雪なんて実写ではホモ・サピエンスが演じるのは無理!って心配していたのだけど、これも上手く回避していたし。
黒木メイサもキムタクも、決して巧い役者ではないけれど、彼らも含めて役者を巧く生かした設定、脚本だったように思う。
なんにしても、ヤマトが実写画面で波動砲をぶっ放すシーンだけですべて許す(笑)
エヴォリューション映画の最たるもの
コンセプトは違うけど、実写化のおもしろさはかなりあると思う。
ヤマトの実写化と聞いて、できるのか?と思っていましたが、実に見事に実写化してました。
キャラは多少いじっていましたが、他はほぼ原作どおりで、よくまとまっていておもしろかったです。
映像がすばらしくて、日本映画でも、やろうと思えばここまでできる、というところを見るだけでも、見る価値はあると思います。
でもちょっと残念だったのは、戦艦の形をした宇宙船が、エイリアンと戦う話になっていたところ。
表面上はそのとおりなんだけど、作品の本質はちょっと違うと思う。
なぜ戦艦大和の形なのか?なぜ地球規模の話なのに日本人しか乗船していないのか?説明がつかなくなる。
ヤマトって、本当は、後の歴史シュミレーション小説やマンガ(「紺碧の艦隊」「ジパング」等)の元祖だと思う。
だからガミラス艦隊や指揮官は、アメリカ(ドイツ?)艦隊を想像できないとおもしろさが半減する。
その辺を、以前のアニメの「復活編」では、独自のキャラクターでやろうとして、失敗していた。
実写版では、さらに難しくなるためか、あえて挑戦せず、スルーしていたのがちょっとひっかかった。
ここをスルーすると「宇宙戦艦ヤマト」ではなく、違うもののような気がするのは私だけではないと思う。
あと出演者の演技も、CG撮影やSF映画に慣れていないためか、山崎さん以外はわざとらしい感じがした。
時間が短いためしょうがないんだけど、前ふりがなく人が死ぬのも、ついていけず感動できなかった。
原作のおもしろさには遠く及びませんが、そのかわり、実写化困難な作品を最新技術で実写化したおもしろさがあって、キムタク主演等の派手さもあり、年末年始に見るにはぴったりの作品だと思います。
ヤマトの話よりも木村卓也の英雄伝
総合:55点
ストーリー: 60
キャスト: 30
演出: 45
ビジュアル: 70
音楽: 75
木村卓也演じる古代進は軍人崩れの民間のスクラップ回収業からいきなり戦艦の戦闘部門指揮官になってるうえに、勝手に部下を助けにいって艦を危険にさらすなどいいかげんで、地球が滅亡するという緊迫感を感じさせない。地球と人類の危機ために自己犠牲を覚悟した旅に出るのではなく、個人の価値観優先で自由に振り舞い行動されるのは思いっきり白ける。ヤマトの主人公である古代進を演じているのではなく、普段のテレビドラマを演じている木村卓也がそのまま登場している。訓練を受けた軍人という振る舞いや雰囲気が全くないのに、彼の話が作品の中心になっているのは、配役と雰囲気の設定が本来の作品の深刻な話の主題に合っていないのではないか。
新しい映画なのだが、CGを除けば昔の映画そのままな懐古的雰囲気を感じる。後半のイスカンダルの場面は持ち直したけれど、特に前半の宇宙での戦闘場面はまるで70年代あたりのSFを見ているみたいだった。近年のスターウォーズは素晴らしい映像技術だが、本作は昔のスターウォーズに少しだけCGを加えただけのようで、この分野ではやはり洋画にはまだ対抗できていない。作り物感満載の艦内のセットもいただけなかった。
スター〇レックのパチもんみたい
原作は名前だけ知ってる程度。
いろいろ突っ込みどころのある映画でしたが、まあそれなりに楽しめたかなといった感じです。
とりあえず難ありといった感じで
キャストはキャストまんまにしか見えなかったり
人類の命運を賭けた旅というのにどことなく気の抜けたムードだったり
ワープする度にいつも大惨事とワンパターンだったり
計画を練ってるかと思ったら何も考えずに強行突破で大惨事だったり
ところどころ最近公開されたスタートレックだったり(気のせい?)
・・・とまあ細かい点を言えばきりがないのですが(笑)
VFXはハリウッドと比べるとそりゃ月とすっぽんも目に見えてる状態でっすが、日本映画としてはすごいほうだと思います。役者の視線や銃口がCGのある方向に向いてない気はしますが。
しかし今作に出てくる放射能除去装置は今の日本に本当に必要になっちゃいましたね。震災前に公開された本作ですが、まるで震災後に制作された映画になった気がします。
時間がたつと映画の価値観っていろいろ変わるもんですね。
原作のヤマトを知らない方が楽しめるかな。
いっぱい違う
キムタクを乗せて、ヤマト発進!
オリジナルの「宇宙戦艦ヤマト」を見ている人からは絶対支持は得られない。
スタッフ・キャスト一丸となって、一生懸命“ヤマト”を実写化したのだろうけれど、やっぱり何か、どこかが違う。
「ゴジラ」が「GODZILLA」に、「ドラゴンボール」が「DRAGONBALL」になったのと同じ。
気になった点はキリがないんだけど、主なものを挙げると…
(展開が速すぎというのはしょうがないとして)
・デスラーが登場しない!何なの、ラストのあのデスラー擬きは?
・デスラーが登場しないので、当然他のガミラス人も登場しないので、敵側のドラマが無い
・敵側のドラマが無いので、一体何と戦ってるのかイマイチ伝わらず、緊迫感が無い
・アナライザーがバトルロボになってる(笑)
・森雪も戦闘機乗りになってる
・佐渡先生が何故に女に?
・ヤマト内部が思いっきりセット感丸出し
・そして何より、このヤマトに古代進は乗っていない、乗っているのはキムタク
…などなど。
山崎貴監督、最近は漫画やアニメの実写化ばかり。「ALWAYS」はもうイイでしょう?
「ジュブナイル」や「リターナー」の頃のようなオリジナルを作る精神は何処に行ったの?
アニメ実写化の傑作
昔ヤマトの完結編を見た後、もうこれ以上続編は作らないでくれ、ヤマトを安らかに眠らせてやってくれ、と心から願ったヤマトファン(矛盾に見えるが大多数のファンの本音だった)にとって、この作品はストーリーは踏襲しているものの本当に新しいヤマトでした。
かつて ヤマトへの熱狂が困惑になりそして失笑を伴った幻滅へと変わっていった私にとって、このヤマトは素晴らしい。
・もっとも素晴らしい点は、主要人物の性格を全て別人にしたことですね。
現実の俳優がアニメのキャラになれるものではない。ならば完全な別人にした方が受け入れられる。しかし主役が変わればそれはヤマトと言えなくなるのではないかと言う人もいるかもしれないが、いえいえ主役はヤマトです。ヤマト本体です。これが別の宇宙船だったなら私はこの映画を見ていなかったでしょう。
ヤマトは何の演技もしません。しかしヤマトという名とSFらしからぬ古風なその姿に、ノスタルジーとは違った何か大きな意志を感じてしまうのです。
主役のヤマトは使命を帯びれば何度でもよみがえる。ここに私は主題の一つをみます。
・もう一つの重要な特徴は アニメの台詞回しと脇役のアニメっぽい単一方向的な人物像をそのまま取り入れた事だと思います。
アニメの台詞をそのまま俳優がしゃべればクサくなります。とくにヤマトの台詞はそうですね。恥ずかしくなるような理想主義的な台詞が、シリーズには沢山ありました。
アニメの顔は人間の複雑な表情をもっていないので、芝居がかった台詞も単純な顔に中和されて似合ったりしますが、微妙な表情を持った俳優がアニメの台詞をしゃべればクサクなる。
それを回避するために、実写だからといってヤマトを複雑な人間ドラマにせず、どちらかというと何か壮大な叙事詩のように描く。(元々ヤマトはそんな感じでしたがw)
ああ、これはヤマトだとしみじみ感じました。
・そして何と言ってもヤマトの姿!
カッコいいですね~。
たまに模型っぽく見えるのは御愛嬌ということで。
SF邦画大作にしては意欲作
原作を読んだことなければヤマトと聴いたことあるレベルで
たまたまテレビであってたので録画した程度の人間の感想です
SF邦画にしてはCGのクオリティも話のテンポもよく、
戦闘シーンもおもしろかったと思います
キムタクが主演になると全てキムタク色に染まるので
原作とは全然ちがうんだろうなーとは思いながら見てました
ただ被弾→爆発→船員「うわああ」が多いのと
ワープ、波動砲の繰り返し、主題歌の多用はちょっと盛り上がりには掛けたかな
いざって時に鳥肌物の興奮を与えて欲しかった
ただ、全体で見れば最後まで楽しめました
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