劇場公開日 2010年12月1日

「キムタクを乗せて、ヤマト発進!」SPACE BATTLESHIP ヤマト 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0キムタクを乗せて、ヤマト発進!

2012年6月5日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

単純

オリジナルの「宇宙戦艦ヤマト」を見ている人からは絶対支持は得られない。
スタッフ・キャスト一丸となって、一生懸命“ヤマト”を実写化したのだろうけれど、やっぱり何か、どこかが違う。
「ゴジラ」が「GODZILLA」に、「ドラゴンボール」が「DRAGONBALL」になったのと同じ。

気になった点はキリがないんだけど、主なものを挙げると…
(展開が速すぎというのはしょうがないとして)

・デスラーが登場しない!何なの、ラストのあのデスラー擬きは?
・デスラーが登場しないので、当然他のガミラス人も登場しないので、敵側のドラマが無い
・敵側のドラマが無いので、一体何と戦ってるのかイマイチ伝わらず、緊迫感が無い
・アナライザーがバトルロボになってる(笑)
・森雪も戦闘機乗りになってる
・佐渡先生が何故に女に?
・ヤマト内部が思いっきりセット感丸出し
・そして何より、このヤマトに古代進は乗っていない、乗っているのはキムタク

…などなど。

山崎貴監督、最近は漫画やアニメの実写化ばかり。「ALWAYS」はもうイイでしょう?
「ジュブナイル」や「リターナー」の頃のようなオリジナルを作る精神は何処に行ったの?

近大