泣きながら生きて

劇場公開日:

泣きながら生きて

解説

ある家族の10年間を追ったTVドキュメンタリーを見て感銘を受けた大学生が、関係各社に働きかけて劇場上映を実現。1996年の東京、7年前に妻と娘を上海に残して来日した丁尚彪(ていしょうひょう)は、1度も中国に戻ることなく日本で働き続けていた。娘に一流の教育を受けさせたい一心で朝から晩まで休むことなく働き、家族への送金を続けた結果、娘はニューヨーク州立大学に合格し、渡米する。製作期間10年、撮影したテープは500時間を超える。

2006年製作/108分/日本
配給:ムーンビームス、ピクチャーズデプト
劇場公開日:2009年11月28日

スタッフ・キャスト

監督・撮影
ナレーター
段田安則
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映画レビュー

5.0泣きっぱなしで見ました

2010年2月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

ずっと泣きながら見ました。 ひたむきな丁さんの表情。多くの思いを抑えながら、しかし抑えきれずに見せる涙。悲しみ。そして家族への愛情。ひとつ一つの言葉。 感動に打たれ続けました。 仕事をする時、家族と久しぶりに出会う時、そして別れる時の丁さんの目が、言葉に尽くせない感情を伝えているようでした。 本当に本当に感動する映画です。 そして何か勇気づけられる映画です。 ぜひご覧ください。

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こたこた

5.0涙なしには観られません!!

2009年12月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

2006年11月3日 フジテレビ2時間枠で放映されたドキュメンタリー。 高視聴率、大反響をよぶものの 諸所の問題がありDVD化や再放送ができず。 「このまま風化させてはならない」 そんな熱い思いを持った一人の視聴者が 数多くの関係者の心を動かす。特別興行という形をとり 全国の映画館でドキュメンタリーを再放送することになった。 これが、上映までの経緯だそうです。 ☆彡     ☆彡 涙、止まんないんですけど これじゃ「泣きながら生きて」じゃなくて 「泣きながら鑑賞して」に、なっちゃうよ 〈 胸をはって生きたい 〉 〈 両親には恩がある 〉 ある中国人一家を追ったドキュメンタリーです。 製作のキッカケは1996年、都内にて一人の中国人男性と出会ったこと。 男性。 7年前に来日。 就労ビザを持たぬ不法滞在状態で、 国に妻と娘を残し、家族のため1日3つの 仕事をかけもちし、必死に働いて送金をしていた。 話は、ここから始まり、 男性が日本に来た経緯と理由、 そして国に残してきた妻と娘、 この3人を中心に中国人一家の聞きしにも勝る あまりにも壮絶で苦難に満ちた人生が描かれていきます。 え~、これ以上書くと ネタバレになるので詳しくは書けない(苦笑) ◇   ◇ 公開初日は 1日2回午前・午後の上映で共に満席でした。 上映中から劇場中にすすり泣く声があふれ、 上映後、周りを見渡すとハンカチで涙をふく女性ばかり。 それは、泣いていない人を探すのが難しいほどでした。 苦難を嘆かず愚痴らず受け入れる。 娘のため、妻のため、すべてを受け入れ前向きに生きていく。 その姿に、涙なしには、観ていられないのです。 “感動の影に音楽あり” 『白線流し』DVDを買ってしまうほど大好きなドラマ。 今作、同ドラマのクライマックスで流れる音楽が使われています。 この音楽が要所、要所で流れてくるんです。ドキュメンタリー内容にも もちろん感動をしているのですが、この音楽でもかなり持っていかれてしまいました。 ☆彡     ☆彡 レビューを書く前、 HPの予告編映像を観たのですが、 あの感動が甦り、おもわず眼が潤んでしまいました。 製作期間10年、 フィルム時間を合計すると500時間。 エンドロールには故人となってしまったスタッフ名が流れるほど。 中国人一家の筆舌しがたい困難な人生にも胸を突き動かされますが、 長期間家族を追い続けたスタッフの熱意にも頭が上がりません。 今回、このように映画館で上映されなければ、 こんなに素晴らしいドキュメント作品を見逃してしまうところでした。 “感動する作品との出会い” 最高に贅沢な時間をありがとうございました。 これがあるから、映画館へ行くのを止められない。 次なる感動を求めて、これからも映画館へ向かいつづけます(笑顔)

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septaka