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映画「レント ライヴ・オン・ブロードウェイ」 レント ライヴ・オン・ブロードウェイ
解説
1996年にトニー賞を総ナメにし、2005年には映画化もされた傑作ミュージカル「レント」のブロードウェイでのラスト公演を完全収録した作品。1989年、ニューヨークのイースト・ビレッジで毎月の家賃も払えないような生活をおくる若者たちの青春と葛藤を描く。エイズ、ドラッグ、同性愛などショッキングな問題を真正面から捉えた意欲作で、世界各地に「レントヘッド」と呼ばれる熱狂的なファンを持つ。
2008年製作/152分/アメリカ
原題:Rent: Filmed Live on Broadway
スタッフ・キャスト
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2022年5月29日
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鑑賞方法:DVD/BD
結局普通に働いてレントを払うようになる話だった。オープニングの勇ましい感じから、主人公一味は芸術家としてあらゆるマイノリティや逸脱行為を肯定していたけれど、結局夢を追うとか映画を撮るとか曲を作るとか言っていたのに、旧友はドラッグに溺れて死にかけた後に一命を取り留めるものの、取り立てて明るい話題もないまま幕は落ちる。未来は存在しないという言葉は頼もしいけれど、そういった生き方をしてどんちゃん騒ぎする人々に対して、ハリウッド周辺のスタジオシステムで勤勉に出世してきた監督脚本その他の悪意が表れているのではないかと思った。マイノリティだったりセクシャリティに対しては描ける限りの自由が表現されているが、それでも恋愛至上主義的な価値観に結局回収されるのもいかがなものか。
20世紀末のNY、イーストヴィレッジを舞台に、ある年のクリスマスイブからの一年を描いたミュージカル「RENT」。
2012秋、シアタークリエにてオリジナル版の演出を手掛けたマイケル・グライフによる新演出版が上演され、
マーク役を賀来賢人さん、ロジャー役を中村倫也さんが演じられました。
「Seasons of Love」、「Another Day」、「I’ll cover you」などR&B、ロック、タンゴ、ゴスペル・・・様々なジャンルの名曲が舞台を彩るこの作品。
レント(Rent)は、プッチーニの有名なオペラ作品である「ラ・ボエーム」をストーリーの母体としたボヘミア文化のミュージカルです。ラ・ボエームでの舞台がパリであったのに対し、レント(Rent)ではニューヨークの若者の街、イーストヴィレッジ。イースト・ヴィレッジの若者のコミュニティを、笑いあり、涙ありで讃えたストーリーとなっています。レント(Rent)のコンセプトは、ロックオペラ構想に基づいています。ロックミュージックをクラシックな芸術と融合させることを目標として制作されました。したがって、音楽は、楽しく、MTV世代が好むロックです!
12年4カ月で連続上演5140回というロングラン公演記念を残して、2006年に惜しまれつつも幕を下ろした大人気ミュージカル。
2016年12月、20周年来日公演も行われました。
音楽がかっこいい!
一瞬でこの世界にひきこまれ勇気とパワーをもらえる
感動のミュージカル。
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