クヒオ大佐のレビュー・感想・評価
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ところどころ俳優陣の演技に引き込まれるところはあるものの、私にはコ...
騙されたい願望
最後もう一つ騙されたかと思って焦った。
でもやっぱり夢でした。 満島ひかりっていっつもジーンズシャツ着てる気がする。あと映画に出てくるバスに座ってるシーンて場所あそこ多いよね。前から見て左側の後ろから2.3番目あたり。
最後騙し続けてたクヒオ大佐が騙された形(毒きのこ)になって死ぬのかと思った。
ライトな作品。
コメディ?堺雅人に頼りっきり。
結婚詐欺師は医師か操縦士が鉄板らしい
総合45点 ( ストーリー:45点|キャスト:60点|演出:55点|ビジュアル:70点|音楽:60点 )
くだらない詐欺師と彼に騙される女たちを物悲しくも滑稽に描く。実在した結婚詐欺師だそうだから、こんな馬鹿げたように見えてもそれなりの力はあったのだろう。
だが笑えたわけでもないし、真剣に詐欺の過程を追いかけ女心をさらけ出すわけでもないし、観終ってすっきりするわけでもない。それがどうした、これだけでもう終わりなの?、という感じでした。喜劇なんだろうけれど馬鹿馬鹿しくて笑えないこの演出の質が高いと思えないし、こういう路線は趣味に合いませんでした。ただ女優陣は良かったと思います。
女優人が俺得
いい加減あきらめなよ
2014年、しょっぱなが「クヒオ大佐」になるとは。
しかもTVで見てしましました。
クヒオ大佐ほどじゃないけど、ああいう男性っていますよね。
いろいろこじらせている人。
あと、クヒオ大佐の女たちも、実際にあそこまでじゃないけどいてる。
そう言う意味では、よくできているのかも。
松雪泰子の最後のああいう行動っていいなって思います。
あこがれ。
私は女だけど、ああいう女の人ってキレイだなって思います。
クヒオ大佐もお金だけじゃなくて、男性経験のあまりないしっかりもの女性の淋しげな綺麗さとか、小さな職場で同僚と元カレ上司のはだけた姿をみて自暴自棄になっちゃう女の子の瞳とか、そういうのを一番愛おしいって思えたらよかったかも。
個人的には、松雪泰子の弟役の新井浩文さんのなんだかんだ姉想いな感じがよかったです。
実話が元だと考えるとおもしろい
かわいそうでバカな結婚詐欺師のコメディー映画です。
アメリカ軍人のふりして、つねに制服を着ているところや日本人が外国人のふりして話してる変な訛りの話し方。怪しさ満点な男が主人公です。
辛い現実から逃れるために、妄想する癖がついて、自分でもなりきっている所や中途半端な知識のためにすぐぼろが出る所が他の結婚詐欺師とは違うと思いました。
安っぽい詐欺師をコミカルにかかれているのがすごいなと思いました。
騙す人、騙される人の背景を延々と語らないことで、想像力を掻き立てられる内容だと思います。ターゲットになった人とならなかった人の違いを感じました。
暗くて要点がわからない
究極のネタ男の調理法は…
【アメリカ人になりすました結婚詐欺師のコメディ映画】
わーおもしろそう!…えっ!実話!?!?いやいやホントに実話!?(知らなかった)というのが観る前の印象w
こんなありえないお話が実話と知ってどんなS級のおバカさんかすごく楽しみになりました。同時にこんな変な手口で1億円も女性から騙し取ったということは頭が切れる…というより先天的にそういう(母性本能をくすぐる系のw)天然の魅力がある人なのかも、そうじゃなきゃねぇ、、なんて考えてわくわくしながら見始めました。
クヒオ大佐はS級のおバカには間違いありませんが予想に反してなかなか小賢しい男でしたw
もちろん小賢しいだけなのですぐ剥がれるメッキなわけですが。
[弟]も小悪党なんだけど完全にクヒオ大佐が劣勢な会話は笑えるしスカっとしましたw (「なんで($札に)両替すんの?全部バレてるのに(真顔)」とか)というかアメリカ人を名乗るのに最低限の英会話もできないとか保険かけてなさすぎるw
実際のエピソードとどれくらい違うのかにもよるけど、この“小賢しい男”を映画化するならもっともっとドタバタコメディ風なものが観たかったなあ。もうあんなクオリティーの高い付け鼻じゃなくバラエティーで見るようなので全然OKw 肩の力抜くというか不真面目に「これが前代未聞のアホですよ」くらいのテイストで良かった気がする。『腑抜けども-』の監督らしくない生真面目な感じがしました。
クヒオ大佐のキャラクターからまったり系になるのはわかるけど、がっつり笑えたのは上記の[弟]との絡みくらいで設定(といっても実話なんだけどw)から想像したようなパンチはなかったのが残念。
あとあくまでも“滑稽な人”として描くべきだと思うからなんで金髪にしなかったのか不思議。本人はそうやって偽ってたんですよね?
堺さんのクヒオ大佐っぷりが素晴らしかった(あの役は彼にしかできない)から違和感というか…似合わなければ似合わないほどいいと思うのに。
滑稽な人と言いましたが、彼はイタいだけじゃなく“詐欺師”なので映画化するなら同情したくなるような作りにはしちゃいけないと思うのです。
辛い過去から妄想に生きていた本人に詐欺師という自覚はなかったかもしれないし、また“恋は盲目”にもなれない“彼”に惹かれた女性には別に真偽は重要じゃなくて、お互いが望んだ恋愛で後悔しないなら騙したり騙されたりも勝手にやればいいと思うけど、
他の人の生活(お弁当屋の店員さんたちとか)まで巻き込むとそれは“悪”だとおもうから(逆を言えば彼がフォローが徹底した小賢しくないプレイボーイならそれを“詐欺”と呼ぶか迷う)、柔らかい空気やバックボーンやそれを売りにしない人柄だけじゃ色々説得力に欠ける。
確かに超映画にしたいネタ男だけどw、こういう実在の人物をこういう風に映画にすると“悪名でも武勇伝”的な印象が残るし(武勇伝と呼ぶには色々とダサいしw、もちろんクヒオ大佐にも色々事情はあるだろうけど)、終始ネタ映画に徹してほしかったかなー。
あんなことができるくらいの本人は、色んな意味で“すっごい恥ずかしいこと”というのは分かってるんでしょうかw まああそこまで突き詰めたのは凄いっちゃ凄いんだけどw 今はどうしてるのかなあ。
思ってたのとは違ってなーんだと言う感じは否めないんですが、役者さんの演技だったりニガクリタケが伏線になってたり、最後数分は「???」状態が続いた後「なるほどw」とスッキリできる演出は良かったです。
にしても松雪さんまたお弁当屋さん!?w 綺麗だし可愛かったけど久しぶりに『デトロイト-』みたいなパンクな役もみたいな〜 今回コメディ映画ということなので期待しちゃってましたw
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