パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉のレビュー・感想・評価
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次はどうなる?
ジョニデのアクションやペネロペさんのちょっとしたサービスカットなどもあるし、筋立ては単純で分かりやすいので大人も子供の楽しめる思います。3Dなのに上映時間が長いのはちょっと肉体的にキツイかなとも思いますが。
で、ブラックパール号を取り戻して意気揚々砂浜をを去ってゆくジャックの後姿で本編が終わった後、エンドロールの最後でアンジェリカが拾ったジャック人形をどう使おうかしらんと意味深な笑いを浮かべる姿が次回作への期待を膨らませてくれます。
暗い海・緑ふかい岩場の孤島。。
冒険が勇ましい。
欧米の歴史を掘り起こす緊迫感が、この季節に涼しげ。
自然環境の生い茂る迫力が、満足感を持って、人間の思いに入り込んでくる。
なまみの気持ちを奮い立たせる健康の彫りの深さを言えてる。
ハリウッド女優の凄まじきロマンス的欲望の甘みが、背景に、情熱的フルーツの新鮮味のようにメロンメロンにとけた。
民族間の葛藤よろしく、登場人物が駆け引きをし合う中盤は、製作者側に深い思い入れがあるのだろう。細かい言い合いはよく分からなかったが、
燃えつきかけたそれぞれの命が再生できる様子は、精神のこの時代に、あきらめないしたたかさを後押しする自然パワーで、
主役のスパロウの最後のシーンは、「永遠には生きない・・・望みもしない・・・が、人類の影の支えになる役目を握りこんでいる」事実を表現しているのではないか?
音楽でワクワクしたものの・・・・
マンネリ感が否めない新作。
想像をうらぎらない展開。
王道と言う以外に賛辞はないかも。
脚本が今一のせいでしょうか?、とにかく長い↓↓
人魚のくだり以外は、う~~~ん・・・でした。
ペネロペも、ヒロインとしてのパンチにかけるし、パイレーツファンでなければ辛いかも。
近くの劇場が3D上映のみだったので、3D鑑賞でしたが、3Dはもったいないですね。
なんというかこう、熱の無い続編
実を言うと……
自分、本作を観た時点で2,3作目を観たことありませんでした。
1作目は楽しめたけど、それ以降は何となぁく観る気が起きず
(話の流れくらいは知ってたけど)。
本作公開にあたって『どれちゃんと予習しておくかい』と
レンタル店へ行ってみたが、これがなんとひとつ残らず借りられていて唖然。
あらまあ。
という訳で今回は、1作目の記憶を辿りながらの鑑賞となった。
シリーズファンの方々からは今回概ね好評のようだが……
個人的にはイマイチかな。
ファンの方にとっては『ジャック船長が帰って来た!』とか
『また海賊達の派手な冒険譚が観られる!』という嬉しさがあるんだろう。
けどジャック船長、でずっぱりの割には
映画全体であまり目立った働きをしてないような。
や、『しっかり働いてるけど目立たない』と言った方が正確か。
冒頭の脱出劇も、
偽スパロウとの剣戟も、
人魚を追い払う為の決死の策も、
目も眩む高さの崖からのダイヴも、
最後の“生命の泉”での行動も、
演出が淡白すぎてその危険さの度合・切迫感が伝わらない。
黒ひげが独りで船員の反乱を食い止めるシーンはちょっとワクワクしたし、
人魚の襲撃シーンもスリリングで良かったが、
他の見せ場は早くも僕の記憶から消えかけている。
全体に、なんかこう、熱が無い。スリルが無い。
脚本の『ここでこういうアクション入ります』という文字を読んでる感じ。
あと新登場のキャラ達。
自分を悪党だと自覚している黒ひげは清々しいほど凶悪で良いが、
その娘アンジェリカについては、『実の娘では無いかも』
というくだりは必要だったのかな。結局サスペンスにも繋がらなかったし。
宣教師の兄さんも己の信仰に対する悩みを抱えてたと言うが、
何を悩んでいるか殆ど描かれないのではシンパシーを抱くのは難しい。
冷酷な黒ひげ相手に一歩も退かず啖呵を切る姿や
人魚シレーナへの真摯な立ち振舞いがカッコイイだけに、
『もっと話に活かしゃ良かったのに』と残念に思う。
シレーナもパーソナリティが見え辛かった。
他の人魚とは違う、と宣教師は言ってたけど……『恋は盲目』と申します。
僕にはその違いがあまり分からず。
一言で纏めると、
話を詰め込み過ぎてキャラ描写不足+活劇としての演出不足、かなあ。
つまらなくは無いが、エンタメ映画としての面白さは
1作目の8,9割くらいにダウンしてる印象です。
<2011/5/22鑑賞>
人魚が怖かったよ~
人魚が妖怪になるところ、夢に出て来そうなくらい怖かったです。
ディズニーでこんなにコワイ思いをするなんてビックリでした。
人魚はアリエルのイメージじゃないんですね。
3Dっぽくなかったのは何ででしょう?
字幕は浮いていたような・・・・
1話目はディズニーランドの「カリブの海賊」が映画になったワクワク感がたまらなかったですが、今作はアトラクションのイメージとかけ離れちゃったような・・・・
次回作は有るのかしら?
新キャラクターがパッとしないかもぅ~。
大人気シリーズの第4弾です。
前回の終わりで続きがあるのかな~?と匂わせつつ
でも3作目でシリーズ終了かしら?とも思っていたら
新たなキャストを加えてドーンっ!と公開されました。
1~3作までを観ていなくても、楽しめる映画になっていますよ。
子供が観ても解りやすい内容になっているのが、やっぱり嬉しいです。
お話は~
永遠の命をもたらす泉を求めて、
ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)
彼の元恋人で、極悪海賊黒ひげの娘、女海賊のアンジェリカ(ペネロペ・クルス)
イギリス国王の命をうけたバルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)
更にはスペイン海軍まで入り乱れての大冒険が繰り広げられます。
今回、バルボッサが良いです。男!バルボッサって感じ~。
黒ひげは、極悪海賊役なんだけど・・それほどインパクトないかも。
アンジェリカは、普通にとっても可愛い女性で
1~3作のヒロインキーラ・ナイトレイみたいに鼻っ柱も強くないし
ちょっと物足りない気もします。
上映時間も長いですね。
観ていて飽きちゃうことはないんだけど
出来たら、もう少し短くしてもらえるとイイかなって思いますよ~。
3Dは映像が綺麗で堪能出来ました。
冒頭の海面の映像、まるで自分が本当に海にいるようです。
活劇部分も迫力ありましたよ。
観客動員はやはり多いものの、レビューを見ると厳しい意見が多いようで。
うなずけちゃうなぁ。
ジャック役のジョニー・デップは勿論!完成品なんだけど
新しいキャラクターが、今いちパッとしないせいなのかしら
わたしも評価は平凡で、星3つです。
でも、どうやら~まだシリーズをひっぱりそうな雰囲気も醸し出していたりして。
次回作に期待しまぁ~す
魅せ場がないまま。
シリーズ4作目で監督がR・マーシャルに代わった。
私はこの監督、別に嫌いではないが(ミュージカル監督?)
今作を観れば明らかに過去3作とは違うことに誰もが気づく。
ある意味、映画なんて監督のモノ^^;だから自由なんだけど、
(ハリポタシリーズなんかでもそう、分かっちゃいるんですが)
言い換えれば監督次第でこんなに変わっちゃった印象が強い。
まぁ好き好きなんで…^^;良いも悪いも観方次第なんですが。
すでに冒頭~中盤でウトウト眠くなり、あっれ~?こんなに
つまんなかったっけ??もっと迫力あったよなー!?なんて
自問自答のくり返し。確かにキャストもメインがいなくなり(汗)
ジョニデ扮するJ・スパロウのみに焦点を押し付けたような、
(まぁ彼は彼でソツなく演っているのでvファンは楽しめます)
これで140分どうなんだ?もたせるのか?という無謀な挑戦。
多分シリーズものの宿命になる「単調さ」や「飽き」は前作から
チラホラあったかな、と思う。話自体がどんどん袋小路に
追い込まれて収拾つかなくなってるような^^;そんな感じ、、
特異なキャラクターをバンバン出して、映像で見せ場作って、
ぶらっかいまーと、ばーびんすきーは、頑張ってた気がする。
だからまぁ…すっごい奥深い話を期待してたワケではない^^;
ワケではないんだけど…コレもないよねぇ。が今回の感想かな。
お馴染バルボッサとギブス(スパロウ父はチラリしか出ない)に
今回は黒ひげとアンジェリカが登場。あとは新人二人(簡単^^;)
あ、猿も少し?
ちょこっとだけデンチ伯母さん出てました。いや~あのメイク。
生命の泉の在りかを知っているのはジャックだけ。みんな群がる。
コメディ仕立てで面白く見せようというのは冒頭からアリアリで
笑えなくはないのだけど、やはりこのシリーズ特有のアクション、
ジャック以外のところで感じられた印象深いドラマ性も少ない。
腐った海賊にハスッパな女、地味すぎる宣教師と人魚(ゴメンv)
音楽だけかなり合っててミュージカルならいいんですけどねぇ~。
いっそパイレーツ・オブ・ミュージカル。とか銘打って、皆に歌って
踊ってもらい、シカゴ、NINE、スウィニー~のかけ合わせみたいな、
そんなパフォーマンス活劇なら、監督お得意だったかも?なんて。
(いやホント素人が言いたい放題でスイマセン。)
なんか続編もありそうなんで…^^;次回は考えた方がいいですね。
監督を代えるか(どうなんだろ)、ミュージカルにするか(ないって!)
(ブーツ(足)^^;を脱いで朝食…じゃなくて水分を。ココは笑えました)
ドラゴンクエスト
パイレーツオブカリビアンのシリーズ最新作。
シリーズらしく、ジャック・スパロウ船長のいつものおとぼけぶりは健在。
そこここで、楽しませてくれる。
ただ、ストーリー的には、三者三様、命の泉をめざして旅をして、
最終的に同じ場所に集まって、命の水を奪い合う。
そこへの一本道。
黒ひげが死にかけて、アンジェリカが助けようとして、一緒に瀕死になり、
そこで命の水を飲むときの話も予想通り。
というか、そういう展開しかできないか。
もうひとひねりとか、「そうくるか!」ってところがあったら、
もっと楽しめたかも。
痛快!
初めてのパイレーツ!いやぁよかった!しかし3Dしかないのはいかがなものか?MOVIXさん!メガネのおかげで集中力減・・・なんかスクリーンはちっちゃくみえるし・・・3D良いとこなかったぞ~!!でも、作品自体は前作を見てなくても充分楽しめました!あいがとう!ジャック!!
期待しちゃいけない
まぁそもそも期待し過ぎは禁物。メンインブラックシリーズと同じで実はこじんりした映画。2の迫力を期待したり、1のわくわく感はまったくなし。とゆうかまったくの外伝的ストーリーだし。
ただ正直残念なのは悪役。ここは魅力的であってほしかった。黒ヒゲが悪役って聞いてなんか重量級のボスみたいなの想像してたが普通の呪いを恐れるおっちゃんだった。バルバロッサのようなずる賢さもなければディビィージョーンズのような威圧感もなし。剣で船操ったり船をビン詰めにする力がまったく無意味。最後もスカポンたんだし。
それにしても…本編よりバルバロッサがブラックパール奪われた話しのほうが興味あったのはじぶんだけでしょうか?(笑)
この物足りなさを 埋めるのは
ジョニデがいて、ぺネロぺ・クルスが参入して、ジェフリー・ラッシュや キース・リチャーズなど 錚々たるメンバーなのに なぜか物足りなさを感じる。。 楽しいのに、ワクワクするのに、どこか飽きを感じる『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』を観た時のように ちょっとガッカリする。 これってもしかして、オーランド・ブルームや キーラ・ナイトレイが外れて 年齢層が上がったから?
前作のラストで暗示された 永遠の命をもたらすという「生命(いのち)の泉」をめぐり 数々の野望が渦巻くなか、海賊ジャック・スパロウが新たな冒険へと旅立つ (作品情報より抜粋)。
初の 3D字幕で鑑賞したのですが、なぜ(日本の配給会社が)吹き替えを押すのか やっと理解できました。 3D字幕、面倒臭い。。 セリフは当然、本人の声(英語)で聞くのが ベストなのですが、いつも控え目に書かれる字幕文が 3Dで浮いて・主張するので 邪魔。。
また、字幕だけに限らず アクションシーンにおいても 一緒に体感できるような構成ならいいのに 背後から覗いているようで、「ぶつかりそう・触れられそう」などの リアルな感覚が望めない。 だったら、出演者の顔 一人一人(特にぺネロぺ・クルスの美しさ)をしっかり認識・表情が読める 2Dで鑑賞したほうが よっぽど楽しめるんじゃないかと思いました。
ストーリーも悪くはないのですが、マーメイドや聖杯など 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』を思い起こさせたりして、ちょっと落胆(『ハリポタ』のダーズリーおじさんも 王様で出演してましたね)。 エンディングに至っては、アンジェリカ(ぺネロぺ)のとって付けたようなあのセリフで プライベートとリンクさせたのかとシラけました。。でも一応めでたいので、「おめでとう、ぺネロぺ☆」
個人的に注目したのが 牧師とマーメイド。 この二人、(私の中では)ジョニデ&ぺネロぺより 印象に残りました。 牧師・フィリップを演じた サム・クラフリン。瞳がとてもキレイな イケメン。 イギリス出身の 俳優さん。 マーメイドのシリーナを演じた アストリッド・バージェス・フリスビー。 繊細で 守ってあげたくなる無垢な少女(マーメイド)。バルセロナ出身の女優さん。 二人の これからの活躍に期待します☆
人気シリーズの続編ということで 自動的に☆3つ。 豪華出演者で ☆+1.0。 だけど(出演者の)セリフにイマイチ魅力を感じなかった ☆-0.5で、トータル ☆3.5評価です。
P.S. 続編が出るなら(出るでしょうね)、ぺネロぺ妹の モニカも (ボディダブルじゃなく)出演させてほしいです!!
愉快 愉快!!!
パイレーツ オブ カリビアンの第4作、「生命の泉」3Dくを観た。
監督が変わって ロブ マーシャルになった。「シカゴ」、「NINE」などのミュージカルを手がけた監督だ。137分。デイズニー配給のアメリカ映画。ハワイで撮影された。
第1作「呪われた海賊たち」、第2作「デッドマン チェスト」、第3作「ワールドエンド」の3作は、カリビアンの海賊首領のジャック スパロウが主役というよりも、ウィル ターナーと エリザベス スワンの恋がメイン ストーリーだった。
第1作で、子どもの時に ウィルとエリザベスは ボートで運命的な出会いをする。時がたち、大英帝国の総督の娘、エリザベス(ケイラ ナイトレイト)は大人になって 貧乏な鍛冶屋のウィルに 再び運命的な出会いをして、二人は恋に陥る。ウィル(オーランド ブルーム)は 貧しい天涯孤独な青年だが 父親から受け継いでいた彼の血が 海賊たちの狙う財宝を開ける鍵になる。
第3作で この二人はやっと結婚にこぎつけるが、ウィルは 「さまよえるオランダ人」の伝説どおりに永遠に海の上を彷徨い続け、7年に一度だけ上陸を許されて エリザベスに会う。
第3作のエンデイングロールが終わった後のフイルムでは、7歳になった子供と並んで丘に立ち ウィルの帰りを待つエリザベスの姿で終わった。伝説どおりで行くと 上陸を許された時の 心の行き違いでウィルの船は 沈んでしまい、女は身を投げて二人とも死ぬが、これによって永遠に二人は救済されるというお話がある。ともかく、ウィルとエリザベスのお話は 1-3作で終了した。もう、この海賊シリーズで オーランド ブルームとケイラ ナイトレイトに、会うことはできない。
第1作から第3作までの主役をウィルに譲り 舞台回しの役をやっていた キャプテン ジャック スパロウ(ジョニー デップ)が 第4作では文字通りの主演主役をやる。おなじみの登場人物、黒ひげ(イアン マグシェン)、キャプテン バルボサ(ジェフリー ラッシュ)、ジャックの父 キャプテン スパロウ(キース リチャード)、ギブス航海士(ケビン マクナリー)、も みんなみんな健在で 登場する。ジャックの昔の女で、黒ひげの娘アンジェリカ(ぺネロペ クルース)が 初登場する。
飲めば永遠の命を持つことが出来るという「生命の泉」を求めて 大英帝国も スペイン政府も キャプテン バルボサも、黒ひげも アンジェリカも ジャック スパロウも探索の旅に出る。
生命の泉から湧き出る水に 人魚の涙を1滴落とした水を 二組の銀の杯に入れて飲み干したものだけが 永遠の命を手に入れることができる。まず、人魚を生け捕りにしなければならない。
月夜にボートを浮かべて、若い男が恋の歌を歌う。歌声に誘われて 人魚達がやってくる。しかし人魚達は その美しさで、男達を魅了して海底に連れて行って沈めてしまう。キャプテン バルボサは 黒ひげの捕虜となったジャック スパロウを利用しながら、人魚を生け捕りにして、生命の泉まで連れて行く。探し当てた泉で、英国軍、スペイン軍、バルボサ、黒ひげ、アンジェリカとジャック スパロウの全員が 顔をあわせることになって、、、。
というお話。
監督が変わったが、音楽の素晴らしさ、映像の美しさは変わらない。これは海賊というお伽噺だから、画面が美しくなければならない。デイズニーが全力投球して 沢山お金を使って製作しているだけに映像は素晴らしく美しい。
ジャック スパロウは、海賊の首領なのに、片目がつぶれている訳でもなく 怖くもない、いつも英国軍からは追われ、バルボサ側や黒ひげ側にとっ掴まって 脅迫されて財宝までの道案内をさせられる冴えない首領、おまけに今回は彼の船を沈められているから、海賊船さえも持っていない親分。女たらしで へろへろしていて、もったいぶっていても、実は逃げ回ってばかりいる。ジョニー デップが作り上げたジャック スパロウに 魅了される。彼の役者としての 徹底した役作りのこだわりが 実に愉快だ。カリビアンの海賊は まったくもってジョニー デップが作り上げたおとぎばなしだ。
ぺネロペ クルースの舌足らずの英語が可愛い。子どもの時から役者よりもダンサーになりたかった と言っているが、彼女の健康で水みずしい姿が美しい。映画「帰郷」で 酒場で仲間達にせがまれて、ギターを抱えて民謡を歌った場面が忘れられない。スクッと姿勢を正して こぶしの効いた民謡を歌出だしたとたんに、スペインの乾いた大地が感じられた。彼女には強い女の役がとても似合う。
今回初登場の宣教師 フィリプを演じたサム クラフトンと、彼が恋の陥る人魚のシレーナを演じた アストリット ベルジェ フリスべが 印象に残る。人魚がたくさん出てきて、それがみんな美人。特にシレーナは人間に生け捕りにされて何度も死に絶え絶えになる姿が はかなくて、可哀想で、宣教師フィリップが何度死んでも 助けにもどって来い と祈らずにいられない。
第4作は このシリーズで初めて3D画面になったが、特に3Dで見る価値はない。どう観ても とてもきれいな画面で よくできている。前回沢山出てきた えぐい怪物や 生きていて戦う怖い骸骨も出てこない。安心してみていられる。筋も単純でわかりやすい。
この海賊シリーズはとても おもしろい。1作目から4作目まで、全部続けて観たら 見落としていたことがたくさん出てくるだろう。どうして ここに、というような 意味がわからなかったところなども、納得できるだろう。新しい発見も沢山ありそうだ。
長い長いエンデイングロールのあとの映像で、次の第5作も ぺネロペ クルースで続くことがわかる。今後も キャプテン ジャック スパロウに敬意を表して 見逃さずにちゃんと最後まで観よう。このシリーズ、何作続いても、おもしろい。
まさに海賊版「レイダース」
ただ女優を集めただけの「NINE」のロブ・マーシャルが監督に決まったとき以来、新作は大丈夫か?という思いだった。
蓋を開けてみれば、ジョニー・デップもジェフリー・ラッシュも役を忘れていなかったし、スタッフも何をすべきか解っているパイレーツ組が出来上がっているから、娯楽作品の王道を行く余裕の仕上がりだ。安定感がある。ILMによるVFXは相変わらず美しく、3Dも誇張がなく自然で、色調も落ち着いた画調に整えられている。むしろ、ロブ・マーシャルには実写の部分でもっと意地を見せて欲しかった。
冒頭、ケヴィン・マクナリー演じるジャックの片腕・ギブスが、妙にこざっぱりした顔で登場して笑いを誘う。ひとりツヤツヤしている。
憎まれ役バルボッサの国王ジョージ2世に対する忠誠はなんのためか? まさか後世が「英国王のスピーチ」を手助けするためのコネ作りではあるまい。バルボッサは指揮官として優れた判断力を垣間見せる。
過去3作に出てきたサルも妙なかたちで登場して元気なようだ。
テーマ曲を聴いて、その作品を想起できる映画がほんとうに少なくなったが、ハンス・ジマーによる音楽にはワクワクする。
“生命の泉”を追い求める黒ひげと女海賊アンジェリカ。18世紀、英国の敵国だったスペインはそんな“まやかし”なぞには目もくれず、金銀財宝にしか興味がないという揶揄の可笑しさ。いい加減だが義を重んじ、場当たり的な行動に見えながら機転が利くところがある我がキャプテン・ジャック・スパロウ。
彼らの世界では、オカルト的な噂は、単なる噂ではなく事実となって次から次と襲ってくる。この世界にどっぷり浸かる楽しさが堪らない。まさに海賊版「レイダース」だ。
ペネロペ・クルスらしさが存分に出ていないところは残念だったが、ま、計算外?の妊娠では仕方あるまい。次作に期待。
最後は、実よりも名をとるジャックの粋な行動で締めくくる。
2作目「デッドマンズ・チェスト」や3作目「ワールド・エンド」でのダラダラした構成が、今回、一話完結にすることですっきりしてスピーディーになった。
わたしゃ、マネをする気はないが、毎晩、指を開いた手が頭上を舞い、脚はヨタヨタと、帰り途はいつもジャック・スパロー状態だ。
新章、好調な船出なるか?
どうも商業目的の匂いがぷんぷんするが、ジャックやバルボッサといったお馴染みのキャラクターの登場や、ハンス・ジマーによるテーマ曲を聞くと、ついつい楽しんでしまう。
「2」「3」はキャラクターやストーリーがごちゃごちゃし、見てて苛々したが、今回は「生命の泉」を巡る冒険物語になっていて、「2」「3」よりかは見やすかった。
「1」の時のようなワクワク感はもう薄れたが。
最恐の海賊として、有名な黒ひげが登場するが、あっけない最期と共に、インパクトは今一つ。
さすがにバルボッサやデイヴィ・ジョーンズを超えられなかったか。
ストーリーは中途半端で終わり、次作へ続く的な展開に、またか…と思う。
全体的にジョニー・デップやパイレーツ・ファンの為の映画という感じもするが、ハリウッド王道娯楽活劇として無難に楽しめたかな。
シリーズもずっと見てるし。
多少マンネリですが、さすがにバランスよく面白い。
今回冒頭はロンドンから始まるので、全然海の上じゃないところでジャックが活躍するのが不思議な感じでした。イギリスの宮殿や法廷に海賊ってすごいミスマッチでおかしかったですね。
あとブラックパール号じゃなくて、黒ヒゲの船に乗ることになるんですが、このくだりが少し長すぎたように感じました。
その後の展開があるし、ロンドンのシーンも展開が早かったので、この船のシーンだけがちょっと眠気を誘うというかw
全体で2時間くらいにまとめてもよかったんじゃないかなと。
今回の見所は人魚ですね、一部TVのCMでも出ていますが、キレイで怖い、人魚です。
後、新キャラでベネロペクルスが出ていますが、女子の方にはもう一人神父さん役の男の人が出てきますがかーなりの正統派イケメンさんですので、是非皆さん楽しみにw
3Dで見たんですが、最初のほうは3D感(奥行きのある立体感)をすごく感じましたけど、後半はあまり効果的には使われていなかったように思います。(多分3Dじゃなくても同じくらい楽しめると思います)
パイレーツシリーズは最後のエンドロールあけにまだ映像がありますので、終わるまで席を立たないことをオススメします。
あとあと、トリビア的ですが、ディズニー映画の冒頭(と終わり)にお城をモチーフにしたマークが出てくると思うんですが、今回はお城のてっぺんの旗がちょっと特別仕様になっていたので、そこも注目ですw
笑えるしロマンティックなところもあり、ワクワクなところもあり、全ての要素がsバランスよく、さすがディズニーって言う出来です。
また次回作ありそうだなぁ。。。という終わりでしたが、少し飽きてきた感じもしなくもないのですが。。。
キャプテンの新たな船出
4作目が思いの他、早目にお披露目されて些か拍子抜けしております。
3部作で綺麗にまとまって終わった感のあるこのシリーズ。
続編観たいちゃ観たいけれど、これ以上は蛇足になるんじゃ??
辛辣な映画ファンの反感を買うんじゃ??
ま何だかんだ、自分としてはジャック・スパロウに逢えるんなら物語構成なんざ正直どうでもイイんですがw
ハイ、待望でしたw
逢いたかったんですよッ!!ジャックにッ!!
前作はジャック・スパロウが主人公ではあったんですが、物語の主軸にあったのはウィル・ターナーとエリザベス・スワンの恋物語。
今迄はジャックがウィルとエリザベスの周囲にひょこひょこチョッカイ出してる印象。
4作目にして!!
やっとジャック・スパロウの独壇場というか!!
ジャック・スパロウ劇場というか!!
純粋にジャックが暴れ回れるのを拝めたので、個人的満足度がケタ違いに高いです!!
繋がりはあれど、前3部作に別れをキッチリ告げていますね!!
待ってたキャプテン!!待ってたジャック・スパロウ!!
5作目もこの調子でヨロシク!!
もうジョニー・デップのライフワークですね。
なにも残らなかった
過去三作のように期待して見に行きました、映像・音楽は素晴らしかったと思います。 しかし心躍ることもなく鑑賞後何の余韻も残りませんでした。
盛り上がりが無くストーリー的には何かが欠けている感がありました。
次回作への布石のようなエンドロールがありましたが、たぶん次があっても劇場へは足を運ばないと思います。
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