ホーム >
作品情報 >
映画「ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト 鮮血の美学」 ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト 鮮血の美学
解説
ウェス・クレイブンが1972年に製作した監督デビュー作「鮮血の美学」を、クレイブン自らのプロデュースでリメイクしたバイオレンスホラー。両親と森の別荘にやって来た少女メアリーは、友人のペイジに会うため町へと向かう。しかし、そこで知り合った青年とその父親らによって拉致され、ペイジは殺害、メアリーも暴行を受けて重傷を負ってしまう。犯行後、森で事故を起こした犯人グループは、偶然にもメアリーの両親の別荘にたどり着き……。
2009年製作/100分/アメリカ
原題:The Last House on the Left
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2021年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ウェス・クレイヴン監督のデビュー作であるオリジナル『鮮血の美学』をそのまま製作側にまわってリメイク。タランティーノも影響を受けたというオリジナルだが、このリメイク版を見ただけでもタラちゃん好みだとわかる。なんといっても主人公だろうと思われるメアリー(パクストン)がレイプされ、殺されてしまうのだ。この展開は驚愕。実は重傷を負いながらも必死で逃げて別荘にたどりつくんだけど・・・
それからは両親の復讐劇。父親が医者なだけに復讐方も面白い。最後に悪党を殴り倒しただけにとどまらず、電子レンジで頭をチンするなんてのは冗談かと思ったけど・・・
2018年6月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ってラストが笑
スティーヴンキングおすすめということで鑑賞。前半つらいシーンもあり、被害者家族が哀れで胸が痛い…と思いきや、やると決めたらやるねお母さん。
そこからはさぞかし創意工夫に満ちた復讐が続くと期待したけど、わりとあっさり。
どっちに行きたいのさ?とモヤっとしたけど、まあおもしろかった。
殺人を楽しく軽く描いちゃった結果、良い意味でイヤーな気持ちになるこの感じ、なるほど、製作がスクリームの人か。
2014年11月24日
Androidアプリから投稿
気づくだろ普通w
娘が車で出かけてるって言ってんだから…
その時点でピンときて娘の名前くらい確認するだろw
設定に無理が有りすぎるクソ映画
ダックスなんとかのコメントが幼稚過ぎてワロタ
2011年4月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
アメリカホラー界を支える重鎮、ウェス・クレイブンが製作を務めた、壮絶なるサスペンスホラー作品。
森の別荘に休暇に訪れたとある一家。両親と離れて友人と遊びに出かけた娘メアリーは、そこで凶悪犯罪者一味に遭遇。重症を負わされる。命かながら別荘に逃げ帰ったとき、そこにはあの連中がいた・・・。
常に新しい視点で、新しい題材でサスペンス、ホラーの良品を作り上げてきたアメリカ映画界。本作は、実は劇場未公開作品である。本当に、勿体無い限りである。限りなく少人数の登場人物、最小限の舞台を思う存分転がし、息もつかせぬ展開を無理なく描き出す。
犯罪のプロと、医者である父をもつ普通の家族。どう考えても対峙するには無理のある設定である。だが、そこに復讐という要素を持ち込むと、人間はその本性を剥き出しにする。
多少なりとも作り手には医療の知識はあるようで、無駄に生々しく治療の場面を強引に持ち出す。その先には人間の肉体への執着、その力の無限の可能性を追求した視点がある。普通の人間は、どこまで残虐になれるのか。一晩の出来事を通して、その一つの答えをシンプルに、鋭く突きつける。
ごめんなさいが、言えなかった強面の犯罪者の行く末に思わず合掌すると共に、「普通、平凡」という言葉に、それほど意味なんてないと実感させられる。いざとなれば、男の頭にあんな馬鹿でかいハンマーを突き立ててしまったのは、可憐な奥様である。
怖い、若干グロテスク、汚い。三拍子そろった純粋なスプラッターホラーだが、その先にある迫力と、怒涛の高揚感。怖いものに抵抗が無い方は、是非とも本作の魅力を味わっていただきたい。
一つ、本作から実生活において活用できることがある。
「悪いことしたら・・・ごめんなさいと言いましょうね、早めに。」
すべての映画レビューを見る(全4件)