インセプションのレビュー・感想・評価
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全然眠れないインソムニアと対を成す。
やはりルールだらけの夢オチ話しは頂けぬ。
夢で死に過ぎて死に癖がついた嫁の挿話は怖かったが。
なかなか寝付けぬ空の旅、深く深く深く眠れたらイイね、ってだけのお話しと読んだ方が、全然眠れないインソムニアと対を成して楽しい。
手に汗握る
最後までハラハラドキドキ、アドレナリンが追いつかない
多くを語らないことと複雑な設定が相まって展開の予想が全くつかず、スピード感がワクワクを持続させる
まぁ仕組みがいまいちよく分からないところも多かったけど、夢の中の出来事だからそれでもいっかと思える
あと最後の終わり方もよかったな 私はどっちに転がってもいい
作り上げられたストーリーと壮絶なアクション
よく考えながら見ないとわからなくなってしまうほど複雑に作られた設定。
TENETでもそうだったが、アクションシーンの迫力はクリストファーノーランの魅力である。
りょうたのおすすめ。
いつの日か
現実離れした世界観ながら論理的に大きな破綻がないだけでなく、しっかり感情に訴えかけるメッセージもあって、右脳と左脳がフル回転しているのでしょうか。ノーランの頭の中ってどうなってるんだろう。
6歳娘に見せたところ、パニックだったようですが、最後のシーンの意味は自分なりに解釈できたみたいです。いつか娘が成長して、議論が交わせるようになるのが楽しみです。
Matrixの檻を多重にするとどうなるか
すごく示唆に富んでいて面白い映画でした。
檻の中にいることを自覚して外界を知っていても、
多くの人はそこから自発的に抜け出す意思を作れないけれど、
多重の檻を作るとさらに深い檻の中に閉じ籠ってしまう。
自分は外に出る人生を過ごしたい。
現実味のある夢
わざと夢の中に入り込むから当然明晰夢なんやけど
でも入り込み過ぎて現実に戻った時にそこが現実か分からない逆明晰夢みたいになる
アクションとか色々描いてるけど結局はそこなんよな
現実の5分が夢の1時間
この設定はかなりおもしろかった
夢で一緒に50年間過ごすとか怖いけど夢がある(夢だけに?)
でも映画のストーリーではそこを上手く描けてないと思うんよな
もったいない
それでも戻って来れた時の感慨深さは格別
ノーラン監督らしい映画でした
こういうことある
最初の説明チックな30分くらいは、頭の体操って感じだったけど、その後は、とってもわかりやすいし、のめり込めた。
夢から覚めたつもりで、それもまた夢だった、ってことはたまにある。
そういう、誰でも漠然とは知っている感覚に、親子関係やら夫婦関係やら仲間(師弟)関係やらを練り込んで仕上げると、こうなるのね。
「夢に囚われる」のって、魅力的だけどすごく怖い。
そう思ったことがある人は、是非見てみてください。
映画館で観ればよかった
異次元のストーリーに触発される異次元の感情、子供の頃に描いたような妄想を大人の物語として昇華し、細部まで抜かりない(あったとしても設定上の許容範囲)。
何よりこの規模と映像美は映画というメディアを最大限に活かしており、2時間強のあいだ全く緩めることのできない緊張と高揚で、観た後はどっと疲れる。
こういう作品を、最高の映画って言うんだろう。
つかみどころのない世界を描いた上質なエンターテイメント。
創造される建造物・街…。
崩れ落ちる建造物・街…。
滅びの美学。
天地創造への高揚。
創造主になったようなエモーショナルな映像をベースにして、
緊迫感煽る展開、音楽。
一瞬とも目が離せない。
そんな冒険譚に並走する、親子のテーマ、夫婦のテーマ。
冒険譚と親子・夫婦のテーマ、どちらが隠し味なのか、本道なのか。
突っ込みどころは満載。否、この映画を理解するためのトリガーなのか?
今、誰の夢をベースにして話が進んでいるのか?
なぜ、コブの投影だけが侵入してくるのか? 潜在意識はすべての人間にあるのに。 メンバーは訓練されていると仮定しても、サイトーとアリアドネは訓練されていないのに…。
モルにとっての子どもの意味は? 「母なら」という私の固定観念?
親子・夫婦のテーマは掘り下げ方が足りないのは、構成の都合? それともコブの想いにだけ焦点を当てているから?
なぜ、隠れ家に電話?
なぜ、サイトーは参戦する? 単なる好奇心にしてはリスクが…。猜疑心なら、なぜ夢に悪影響がでてこない? インタビュー記事では、あえて無国籍的な得体の知れない人物っぽくとあったけれど、それはなぜ?
そして、あのコマ…。
考え出すと、迷宮に入り込む。
夢…。
フロイトやユングをはじめとする臨床心理学の夢分析等からみると、この映画の夢は整然としすぎている。
”設計”されているとはいえ、こんな単純なものではない。
意図せず”夢”に表現されるもの。すべて表現されているようにみせかけて、巧みに隠蔽されているもの。前意識と無意識、集合的無意識。さりげなく転がっている石にすら、そこになんらかの夢主にとっての意味があり、その意味付けは1つではないのだが。
「”潜在意識”に働きかけて行動変容を」って、催眠術・サブリミナル効果でも取り上げられるテーマで、古くから取りざたされたテーマ。
でも、直接頭の中をジャックするって発想が、怖くも面白い。
俳優陣の声でその演技を堪能したいのだが、
字幕だけでは物語の設定を理解しきれない。
吹き替え版を見てやっとわかったところもある。
予告の字幕と、本編の字幕と違うところもあるし。
マイルズが「Please」と懇願しているように言っているのに、字幕は命令調だったり。
英語が判ればもっと楽しめるのにとジレンマ。
脚本、この組み立てで合ってます?
どーやって撮影したんだろう?
そればかり見入ってしまって
何がどうなってるのか理解できなかった(笑)
もうちょっと気楽な夢ならつき合えるけど…
あたしはずーっと夢を自分のもう一つの世界と捉えてて
目が醒めたらすぐメモを取り続けている
夢の続きも見る訓練しているし
何せ寝ている間にもう一つの人生やれるんだから
ただ寝て起きてはもったいない!
その点でとても興味ある題材なんだけどな〜
ヒロイン、何かで見たことあるな…
とずっと思いながら見てたけど
「JUNO」のヒロインだった!大人になった!
ありがちなラストでいいんですか?いいんです。
単純に楽しめた。おもしろかったが正直な感想。
映像もおもしろいし、夢の中で夢を見てと何層も夢に深く潜るという構造が
とてもワクワクできた。
奥さん(モル)は登場し過ぎで、ややしつこく感じた。
主人公以外はキャラの掘り下げがほぼ無いので、
ストーリーに厚みはない。
あと渡辺謙の老人メイクが不出来に見えたのはワザと?
ラストはこうなりそうだなと思っていたら
全くその通りで逆にびっくりした。
何が現実か
夢の中の夢の、そのまた夢の…って
何が現実なのかは自分で決めればいいってメッセージなのかな。
ちょっと後ろ向きに聞こえかねないけど、実はすごく勇気を与えてくれるものなのかも。
「メメント」もそうだったけど、よくこんな構成で書けるなって感嘆。
どうせ夢だ ぶちかませ!
ノーラン監督映画に慣れるための第一歩。おうち鑑賞ですが、すごい興奮して面白かったです。
夢の20分は現実の3分(数字は違ってるかも)実感できます。無重力の中、一人で頑張るアーサー、かっこよかった!誰かか何かを守りたいために私は夢の中でよくパンチを繰り出すのですが、全然当たらない。それは夢の中が無重力だからなのか~と自分勝手に納得しました。でも、ボクシングジムに通って実際にミット打ちをするようになったらそういう夢は見なくなったんです(そのお気に入りジムは会長の都合で閉店して残念)!夢の中で自分が何語を話しているかも、現実と関係あって私ができない言語(圧倒的にほとんどできないが)は夢でも絶対喋ってない。死んだ人には会える。知らない人や見たことない人には多分会ってない。人間は何でも意識的に行動していると思っているけれど、実は行動の大半は無意識に支配されていると、心理学専門の人が例を出して説明してくれたことを思い出した。
マリオン・コティヤール「コンティジョン」でも素敵だった。ソレンティーノ監督の「グランドフィナーレ」主役の指揮者のマイケル・ケインに会えるとは!!ロバートのお父さん、ついこの間みた「ユージュアル・サスペクツ」のコバヤシ!そしてアリアドネ(エレン・ペイジ)は「ローマでアモーレ」(ウッディ・アレン)で親友の彼をたらし込む嫌な奴だ!と、知っている役者さんが沢山出ていたので、ほっとしました。ノーラン監督の映画、見ていける自信が少しつきました!
話題のテネットは?名作?迷作?どうなんでしょうか?
ザ・セルとか?記憶探偵と鍵の掛かった少女とか?
はたまたマトリックスも?ある意味ではそうかも?
〜な、いわゆる脳内潜入物の本作。
映画ドットコムの皆さんは、Cノーランと言えばダークナイトなんでしょうが?
ウチ的にはインターステラーと本作です!
確か?本作は?劇場の大スクリーンで見て、ガチでおったまげた!
それ位素晴らしかった!!!
2020年の今、結末を知ってて見返しても素晴らしい!
伯爵の品質保証作品!名作!
☆評価はネットの無料視聴水準にて、最初のシーンから一秒たりとも逃さずにね。
見ながら飲みたいお酒】
ウイスキー!!!
併せた肴】
濃厚なチーズ!ハードなのか青カビか?
エレンペイジちゃんのデビュー作?出生作?
バッドマンの秘書?アルフレッド?のMケイン?
マリオンコティヤールに?
今や世界の!ケンワタナベ渡辺謙!
映画偏差値も映画経験値も高め!!!
しかと見届けろ!名作だど(=´∀`)人(´∀`=)
見終わった後の心地良い疲労感。
まさに!これが映画だ!!!
夢を現実とすり替えた人間の悲しさ
現実を認識するのも、夢の中で自由にふるまうのも脳だが、その脳が見せる光景が本物かどうか判断する手段を、私たちは持たない。夢を見ている間は夢を見ていることに気がつかない。
私達は結局、脳の囚われ人なのだ。
肌に触れてる感触、温かみ、唇の湿り気も脳が判断しているのなら、そこに対象となる人間が実在していなくても(理論的には)いいのかもしれない。
しかしどんな理想郷も、元々現実世界で経験したことをベースとして成り立つ。
人間を生まれてからベッドに縛りつけ、目を隠し何も教えず何も触れさせずにいたら、豊かな世界を脳内で描けるだろうか。
身体という容れ物をコブとモルは遠ざけてしまった。やってはいけないことだ。
モルの存在の正体がはっきりしたとき、何ともいえない感情が湧いた。
何年も何年も、自分達の美しい世界に入り浸っていた二人。
コブのモルへの語りかけは、自分自身への言葉なのだろう。モルが自分の世界から消えてしまったら、もうはっきりと彼女を思い出せないかもしれない、という恐れ。
そんな人間の弱さや愛を余すところなく描いたこの作品は、圧倒的なSF作品なのに夢世界のギミックな部分はあくまで脇役で、人間という不思議で悲しい生き物をたっぷりとした情感で描いている。
この映画の視覚効果はその仕掛けを楽しむべく追求されたものではなくて、2人の美しい悲劇を描くために追求せざるをえなかったことが、結果として完璧な作品となった。
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