インセプションのレビュー・感想・評価
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うーん。
とりあえず長い!
なかなか本題に入らず眠気が、、、
宣伝で期待したほどストーリーも複雑でないし、ディカプリオ以外の人の設定が浅いのか、誰にも感情移入できなくて疲れました。夢の中の世界を複雑に構成したり表現したりしようとしすぎて、ストーリーはごくごくありがちな感じ。
渡邊謙の演技はよかった!
思っていたよりストーリーが複雑でよかった。
正直、ディカプリオはそんなに好きではないけれど、渡辺健もエレン・ペイジも割と好きだし、このサイトで評価が高かったので、行ってみた。観たい映画はストーリーをチェックしないので、導入部はいきなり話が始まり、とまどった。けれども、ストーリーはよい意味で複雑で面白かった。お金を払っていった甲斐があったと思う
ノーラン監督のホラ話につきあってみない???
話題の映画を字幕版で観た。内容が難しそうだったので、吹替の方がよかったかなと思ったが、時間の都合で字幕版になった。でも、わかりにくくはなかった。但し、内容はいまいち。映画「マトリックス」と似た部分があるが、あちらはSFだと割り切って観ることができたが、こちらは一応現実の話だと思うので、何だか、ありえないんじゃ?という気持ちが先に来て、映画に入り込めなかった。リアリストの顔がのぞいてしまった。キャストは主演をできる人が何人も出ていて豪華極まりないし、お金もかかっている。しかし、設定自体に無理があると思う。思いつきを無理やり映画にした感じ。小品ながら「メメント」の方が断然いい。また、ディカプリオの役柄も「シャッター・アイランド」に似た設定でまたかよ~と思い、たまには軽い役もやった方がいいんじゃない?と言いたくなった。
インセプションされちゃいました♪
この作品2回鑑賞したのですが、好きすぎて
あと何回観に行こうか悩んでるくらいですw
こんなにイマジネーションの快感に酔いしれ
反芻することに悦びを感じることができる作品も
そうないと思います。
ノーラン監督の緻密に構築された枠組み、軸、ルールが
一貫してブレてないとこが素晴らしい♪
モチーフ的には今まで観た映画にいくらでもあった、
強盗、現実と虚構、夢や洗脳と新しいテーマという訳じゃない
だけに、この斬新なアプローチ!たまら〜んかったのですよ。
「マトリックス」や「パプリカ」なんか似てるのは数知れず
あるけど爽快感がまるで違う。
また、夢だけでなく主役のコブ(ディカプリオ)の
秘められた過去のトラウマの絡み方がただのSFでなく
ミステリー要素ありドラマを熱くしてくれてよかったです。
あと良き相棒でありポイントマン、アーサー
設計士アリアドネ、偽造師イームス、調合師ユスフ
依頼人であり観光客サイトー(謙さん)そして、モル。
キャラクターも個々に必要性があって誰一人
かけることなく魅力的でした。
<基準&ルール>
・夢の世界は現実の世界より時間の進み方が早い
・夢から出る為には自分を殺すor衝撃(キック)してもらう
・夢の主が目覚めると夢の世界は崩壊する
・夢の世界を記憶を元に創ると現実と区別がつかなくなる
・エクストラクション=夢の中でアイデアの抜き取り
・インセプション=アイデアの植え付け
・インセプションする場合、3階層の深い所(潜在意識)に
植え付けないと、自分のアイデアでないとバレてしまう
・薬物で深い睡眠中、夢の中で死んだ時、“虚無”に落ちる
過去に夢の共有者が虚無を構築した場合、形は残る
・夢か現実か確かめる為に、自分だけのトーテムという
アイテム(コブの場合コマ)がある
・ペンローズの階段の理論を応用して設計する
なんつーか、良くできてます。
ノーラン監督はこんなシナリオを作っておいて
ドラマに映像に説得力第一のリアル主義だから徹底してそこもすごい。
今回の話題ではブルーバック合成してないとか。
確かに人物はほとんど現場撮影で、爆破で飛び散る破片にも
工夫がほどこされ、超スーパースローでその様子がじっくり伺える。
それにちょこっと周りをCGでトッピング♪(またここがスゴイんだけどw)
改めて撮影がもたらす臨場感は大事だと思い知らされました〜。
第2階層のぐるぐる回るホテルなんかも30mのオープンセット(毎分8回転)
キューブリック好きな監督の発想らしいけど今でも全然楽しい撮影方法ですよね♪
(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が器用に立ち回ってて、ずっと観てたかったですw
最後にネタバレになるかな?
オチが夢なのか現実なのかで議論あると思います。
散々夢に出てくる子供の衣装が、最後唯一違う衣装を着ています。
さて、あなたはこれをどっちと解釈しますか?
確かに面白い
物語の発想や映像にはかなり引き込まれるものがあり、見事な映画なのですが…内容を完全に理解するには3、4度観賞する必要がありそうです(個人的に)今は何階層にいるとか、大まかなことは理解できるのですが、できるならもう少し親切な作り方ができなかったもんかと…分かる人は分かるのでしょうけど。
インセプション
時間的に吹替え版を見ました。そのおかげでよくわかりました。もし、字幕追ってたら理解できなかったかもしれません。予習はしていったほうが良いと言われてたのでちょうど良かった。
結構、楽しい映画です。しかし・・・ほんとに渡辺健っていつの間にかハリウッドスターだったのですね!
難解だが良くできている
久しぶりに素敵な映画を見たという感じです。
ハッピーエンドで、感動的でしたね。
ただし、ミステリーに慣れていない人は、良くわからなかったかもしれません。
私のブログに結末解説を載せましたので、参考にしてください。
渡辺謙は大活躍でしたね。
そして、相棒役は(500)日のサマー、設計士役はジュノです。
彼らは短期間で大人になったように感じました。
きっと、夢の世界で、長い長い経験を積んだのでしょう。
夢のまた夢~
渡辺謙さんとデカプリオの共演ということで、主人と見に行きました。確かに他の共演の俳優も上手で、渡辺さんの露出度も多い作品でしたが。夢のまた夢また夢で、単純でないので分りにくく、主人はさっぱり分らないと言う始末。最近シャッターアイランドもすっきりしない映画で残念です。時間を短縮すれば、もっと良くなったのでは、まあ現代社会の病んでいる部分を描きたかったのかなと思いました。
夢の中は夢
全く情報なしで映画を見に行った。
インセプション。渡辺謙とデカプリオが出演することだけ知っていた。
夢というテーマは、昔からある古典的なものだ。
でも、その捉え方は、想像を絶しており、驚きの連続だった。
複雑な話なのに、分かりやすく整理されている。
監督の力は本当に大したものだ。
映画を見て、あらためて夢とは、どういう仕組みやルールで運営?
されているのか、不思議になった。
個人的には、突然始まり霞のように消えていく幻像という感覚だ。
頭が悪いから、見た夢はすぐに忘れてしまう。
それはそれでいいのだろう。
夢と現実の区別ができなくなっては困ってしまうのだから。
面白かった!
最初は、ちょっと戸惑ったけど、観ていくうちに映画にのめりこんでいってしまった!展開が早く画面全体が迫力のあるシーンで一杯だった。絶対劇場で見た方が面白いと思う。ラブシーンもあり、最後はちょっとジーンときてしまった!!もう一度観たい!
ふつうです
今までもったいぶったり、はぐらかしてばかりいたクリストファー・ノーラン監督からすれば(題材は別にして)方法論は実に分かりやすい。道はほぼ一本道であれはここにつながっているのか?と悩むことも少ない。と言っても観客のために敷居を下げてもいない。ただ最初のエピソードが入ることによって結末が予想できてしまうのは失敗。それと夢の重層性の問題も出すのが早くて損している。重層的といっても各層の時間の問題を別にすれば複雑ではない。
あと、この監督なので相変わらずアクションはだめ。凄くない代わりに画面に酔うこともない。オリジナル脚本と言ってもよくある話なのでオリジナリティはなし。そうしたマイナス要素も含めて全体の印象はきわめて普通。
ディカとケンちゃんの夢泥棒放浪記
ディカプリオと渡辺謙の共演、そしてあの故ヒース・レンジャー演じるジョーカーを造形した、「ダークナイト」のノーラン監督最新作である「インセプション」の日本向け予告編を見る限り、最初に想起するのは筒井康隆の「パプリカ」である。
人の夢の中を舞台に描かれるSFアクションという意味では同じジャンルに属する作品だと思う。実際、アニメ「パプリカ」の監督である今敏のオフィシャルサイトの掲示板でも、「インセプション対パプリカ論争」とやや挑発的で攻撃的なタイトルのスレッドが立っており、なにやら楽しそうだ。ただ、観賞者の感想をざっくり拾っても似て非なり的なところで落ち着いているようだ。本当にそっくりなら、今さんではなく筒井康隆の方が激昂して、断筆宣言またしちゃうっつうの…。
まあ冗談はさて置き、それで観賞してみて実際のところどうだったのかというと、
思ったより意外に複雑な内容でなかったので入り込みやすかった。 傑作ではないが秀作である。でも観賞後の帰り際、後ろから来たカップルが酷評していた。多分ついていけなかったんだろうね、かわいそ。
「パプリカ」は、筒井康隆の原作で今敏がマッドハウス制作でアニメ化している。
ひとの夢の中に入って精神疾患の治療を行う夢探偵が主人公である。
「JM」は、ウイリアム・ギブソンの「記憶屋ジョニー」が原作で、キアヌ・リーブス主演でハリウッドで映画化されている。
キアヌ演じる記憶屋ジョニーは、自身の脳をメモリーにして機密情報を移送することを生業としている。蛇足だが個人的には「ニューロマンサー」の映像化が期待される。
「攻殻機動隊」は、士郎正宗原作のマンガで、押井守がプロダクションI.G.制作で劇場用にアニメ化し、さらにテレビシリーズ化もされている。
近未来、マイクロマシニングを使用して脳の神経ネットにデバイスを直接接続する電脳化技術や、義手・義足にロボット技術を付加した発展系であるサイボーグ(義体化)技術が発展、普及した。その結果、多くの人間が電脳によってインターネットに直接アクセスできる時代が到来した。人間、電脳化した人間、サイボーグ、アンドロイド、バイオロイドが混在する社会の中で、テロや暗殺、汚職などの犯罪を事前に察知してその被害を最小限に防ぐ内務省直属の攻性の公安警察組織「公安9課」通称「攻殻機動隊」の活躍を描いた物語。
あ、これすべてwikiの受け売りね。
「マトリックス」は、ウォシャウスキー兄弟がたぶんこれらの作品を踏まえ、映画化したのだろう。今回の「インセプション」でも、「マトリックス」的な要素やディテールが非常に多く使われている。
もうひとつ「解体屋外伝」は、いとうせいこう原作の小説で、浅田寅ヲの作画で「ウルトラバロック・デプログラマー 」として漫画化しているが、解体屋は、操作者、戦闘者、解析担当という三つのキャラクター(しかし元はひとつなのだが)がチームとなって、洗脳されたひとの頭の中を元に戻すことを生業としている。今回の「インセプション」と比較してこの作品が一番近い作品の気がするのはぼくだけかな…。
こういった感じで、ひとの頭の中をかき回す映画やアニメは意外に多い。
その中のひとつであるから、新しい世界観を創造したような意外性はぼくからしたらない。だから、この作品が「ディカとケンちゃんの夢泥棒放浪記」と酷評されてもしかたない。
でも、この重層な物語をよくここまでエンターテインメント化できたか、そちらの能力の秀でているところが、ノーランの実力と、傑作ではなく秀作である理由である。本当に描きたかった世界観を率直に描いてしまったら多分誰もついていけない。パプリカで今敏が筒井康隆の原作を踏襲できなかったのは、それが映像化の、エンターテインメントの限界だと思う。文学をエンターテインメントは超えることができない、これは別のこととして主張したい。
話はそれたが、今回の作品の秀逸さのひとつは、「夢の中の夢」を「夢の中の夢の中の夢の中の夢」まで入り込んで映像化したことだ。「夢の中の夢」などというフレーズは藤子F不二雄ぐらいしか思いつかない。だから、またしてもSF(すこしふしぎな物語)の領域なのである。それは、ラストシーンで明らかだ。またしても作品の結末を観賞者に任せている。そうして、もうひとつのラストシーンなどと言ってDVDで嘯くのか…。
なんだか酷評しているようだが、ぼく自身の評価は極めて良好である。
渡辺謙の演技は妙技と化して非常によかった。それから、設計士のアリアドネを演じたエレン・ペイジは、予告編では子供かと思ったが、学生のくせに自信満々なのがすごく印象的である。さすが「JUNO」で幼い妊婦を演じただけはある。
あとアーサーの第2層のシーンとユスフの第1層のシーンが非常に対照的なのも演出的に効果的だったと思う。しかしながら、ロバートの潜在意識に潜り込んでからのストーリーがあまりにも単調だったのが残念である。
「インセプション」は結果的にサイバーパンク的なSFアクションに終始してしまったが、この手のシチュエーションをモチーフとした作品が今後作られるとしたら非常にうれしい。「インセプション」の2作目でもいいし、個人的には大好きな世界観なんで大いに映像化してほしいものである。
「夢オチ」が許される!
面白かったです。映像的にも面白かったです。
私は、もしかしたらスロー映像が好きかもしれません。
最初からぽんぽん展開していくので、飽きませんでした。
私はその展開に理解がおいつかないとこがありましたが、
きちんと途中で整理でき、最後まで楽しめました。
また、伏線をはりめぐらせていっきに回収するような作品でもなかったので、
その点も好印象でした。
「夢の世界」に対していろいろな設定がされているのに、
最後に一気に回収されたら頭ついていけなかったと思います。
タイトルにも書いてますが、あくまで「夢」なので、
なんでもありにしてしまえばそこまでなんですが、
きちんとなんでもありにできない設定がされているので面白かったです。
難しかったけど面白かった
う~~ん、難しい(>_<)
人の夢の、また夢の.............そのまた夢の世界に入り込んでく???
なんか複雑で、はじめなかなか内容が理解できませんでした。
でも今回は予告負けしてませんでしたよ。どんどん入り込んで面白くなります。
現実の時間より夢の時間は長いようで短く、そのまた夢の時間はさらに短く......。
だから夢の時間を普通にすると、現実の時間がスローモーションで描かれてくわけで.........。
無重力のシーンは面白かったです。
最後は夢?現実?どっちって感じで...........。
内容は難しいけどお勧めです。
予告やみんなのレビューを見て少し予習をしてから、劇場で観るといいかもしれませんね。
期待しすぎてたんだな、きっと
よく目を凝らして頭を使わないと話についていけないだろうと、気合を入れて集中して見た。デザインされた夢のなかの街並みや構造にはすごく興奮したけれど、キャラクターの誰にも感情移入することができず、見終わった後に何も心に残らなかった。映像が私の頭を2時間強ぐるぐる回って、またすーっと出て行ったような感じ。ジョセフ・ゴードン・レビットがいちばん頑張ってたな。
知的欲求を満たしてくれる贅沢な傑作
ディカプリオ、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、マリオン・コティヤール(劇中ピアフが使われているのも一味ついてる)、エレン・ペイジ、渡辺謙、キリアン・マーフィ、マイケル・ケイン、そしてトム・ベレンジャー、ルーカス・ハースまで。。。まだまだ名わき役揃い。
彼らの演技を診るだけでも十分もとは取れるのに、この脚本・演出の分厚さ。。。並みじゃないです。
まさしく監督の構想とそれに見合う企画・デザイン、映画そのものの計算され尽くした構造といい、一度見ただけでは把握し切れない用意周到さ。
これぞプロフェッショナル!
そして、時間が許すのならもう1,2度劇場で観る価値のある作品。
これこそ2度目以降に味が染み渡ってくる職人芸だ。
クライマックスの演出が落ち着く際に、「これは天才だ・・・」とカラダがしびれた。
音楽ハンス・ジマーもいい仕事してます。
紙一重だけど、インセプションの世界観と見事にマッチングしている。相当に作りこんだのがわかる。
途中若干中だるみと感じてしまいそうだったが、体調次第だと思う。長いのは確かなので、しっかりと体調を整えて、心して観賞することをオススメします。
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