インセプションのレビュー・感想・評価
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面白いし、感動するんだけども、ストーリー展開が速くて難解。吹替版がおすすめです。
吹替版にしようか、字幕版にしようか悩みました。 最近のハリウッド映画の大作は映像のみで、中身のない作品が多く、たぶんこれもそうなんだろうと予想し、字幕はじゃまなような気がしたので、吹替版で見ました。 でも実際見てみたら、中身がありすぎて非常に難解、逆の意味で吹替版でよかったような気がしました。 いろんな夢が同時進行するし、夢のまた夢、夢のまた夢のまた夢、夢のまた夢のまた夢のまた夢、みたいな場面がたくさん出てくるので、ついていくのがたいへんでした。 でも、それぞれの夢の中での戦いはかっこいいし、夢の中だけに、常識を超えた映像がすごい。 それを関連させて同時進行させることで、独特の緊張感を出してました。 あとディカプリオが、久しぶりにかっこよかった。 ディカプリオって、いい男だから、わざとかっこわるい役やって、演技の幅を広げようとするようなところがあるけど、この映画では、インセプション作戦のリーダーコブ役で、仲間を集めたり、指揮したりして、先頭に立って戦っていて、素直にかっこよかった。 そしてディカプリオの演じているコブの意識の奥に隠している、悲しい思い出が、インセプション作戦の最後、大詰めのところで浮かび上がってきて、感動のシーンになってました。 この映画、いい映画なのは間違いないんですが、ストーリー展開が複雑で速いので、一回見ただけで、全部把握するのは、けっこう厳しそうです。 字幕読んでいる間に訳がわからなくなり、つまらなかったということになりかねないので、吹替版の方がおすすめです。
複雑で独特な設定と高質な映像
総合:80点 ストーリー:75 キャスト:80 演出:85 ビジュアル:85 音楽:70 まずは冒頭に登場するかつての安土城かというような豪華絢爛な日本の城の内装に驚かされた。CGでどんな映像でも作れる時代になったとはいえ、どんな映像を作りそれをどう撮影するかは製作者の感覚と想像力と技術力に大きく依存する。この映画ではそれがかなり良く出来ていて、実写とCGとのバランスとカメラワークが絶妙であった。どこまでがセットなのかわからないが、部屋の作りから家具まで細かなところまで作り上げられていた。無重力の場面はセットそのものを回転されて撮影したらしいが、本当に無重力のようだった。 それから夢の中に現実を作り上げるという複雑な設定が興味をかきたてた。独特な世界観であるので理解するのが簡単ではないのだが、それでも「マトリックス」「攻殻機動隊」を見たことがある人には大まかな部分は理解できたのではないだろうか。人間の精神世界は宇宙と同じくらい未知の世界だとも言われているので、それを探索していくのは面白い。
迷った時のディカプリオ
最近レンタルしました。やはり人気俳優さんは脚本を選べる立場だからでしょうか。相変わらずの迷った時の〜&ディカプリオにハズレ無しだと思っています。 この映画はおそらく2周目に突入して初めて本当の面白さがわかるのかなと。 ただ内容の密度が結構濃い〜のですぐに見たいとは思いません。 何も考えずに見るとワケわからない、細かく考えながら見ると少し疲れる。そんな感じです。 一昔前はせっかくの良い内容もベビーフェイスが評価を落とすなんて印象も時折ありましたが、今ではすっかりセクシーなディカプリオさんなのではないでしょうか。 ラストシーン、それぞれの好みに解釈できる感じが個人的に良かったです。 僕は笑顔になりました
複雑なストーリーが好きなディカプリオ?
デカプリオさんは、やたらと、難しい、複雑な映画に好んで出演していると思います。2枚目俳優のコンプレックスなのだろうか? 映画として悪くないし、見終わった後も充実感はあるのだが。。 彼が、もっと素直に快活に笑う映画を見てみたいとも思いました。映画は、壮大なCGにハラハラさせられながら、最後には胸がキュンとなる良い映画だと思いました。
映画で思考を酷使したくないです
設定が夢の中…しかも夢の中で更に夢に入っていくという多重構造。 映画を難しくしすぎ、または弄りすぎる。 ややこしいがゆえに映画に入り込めないし、楽しめない。 脚本や人物設定も緻密過ぎて弄りすぎたのか、それともイマイチ曖昧だったのか。 いずれにしても、わたくし的になりますが完成度はよろしくないです。 映画は、まずは観る者を引き込むことが一番大事だと思います…が結局入り込めないまま脱落してしまう人もいるのではないでしょうか。敢えて難解に仕立て奇をてらう作戦なのかなと思ったり。(言葉が悪くて申し訳ない!) 「この面白さが理解できないの?ストーリーについていく理解力がないだけじゃないの?」 と言われる方もいるかもしれません。 しかし、やはり自分の好みではないし、まだこの手の映画のルーツ的な「マトリックス 」の方が楽しめました。 映画を観ながら思考を酷使したくありません。 ちなみにダークナイトは好きですが。
マトリックスのぱくり
ノーラン監督が、ダークナイトの成功により沢山資金を頂いてつくったカンフーなしのマトリックス映画。トランスフォーマーシリーズを長い!って言ってるやつが多い中、この映画の尺の長さにはふれず笑 なにかとメンドクサイ映画なので人にお薦めすは出来ない。キッパリ
難しい・・・けど面白い!!
TVで予告を見てすごく気になっていた作品。 夢の中を行ったり来たりする凄く難しい映画と聞いていましたが、 普通に楽しめる作品でした。 最後のコマがどうなったのか気になります・・・!!
面白い
アイディアが浮かんだ時のハッとしたひらめき 誰でも経験のあることでしょう それはあなた自身が生んだアイディアであり、それに対してとてつもない行動力が発揮します。 人から与えられたアイディアでは、与えられたという概念を消すことができず、自身から生んだアイディアとの行動力の差はかなり大きなものになります。 その差をなくすためにはどうすればいいのか。 そう、あたかもその人自身が生んだアイディアにすればいいのです。
矛盾点の楽しみ
『3階層の夢を行ったり来たりする複雑な映画。』 私はこの映画を観る前に、そう聞いていましたが想像 していたよりも内容は難しくなく、ただ単純にスリル ある作品として楽しめました。 とは言っても、このインセプションを観終わった感覚は 不思議なもので『時間軸移動、時間、空間』の矛盾点が まさに夢の設定だからこそ可能な演出だと思います。 これは他の映画で感じたことない感覚です。 ストーリーの話を少しすると、序盤にディカプリオの過去が チラホラ出てきますが、正直言うと夢の操作や侵入などの システム説明を主とするべきで、この過去はストーリー上の 後付けか?伏線に必要なのか?と不満を感じていましたが そんなことはなかったです。終盤に必要な核でしたね。 また、インセプションを観た数日後に私自身も睡眠時に 夢を見たのですが、この時にもあらためて作品の凄さを 感じました。 というのも、現実時間と夢時間の体感する感覚が映画と 似ているんですよ! その点、根拠ある作品かなと… 最後になりますが、劇中のカギを握る『コマの原理』を 最低限理解していれば楽しめるのではないでしょうか? 夢の表現は素晴らしいです。一見の価値あり!
映像のワンダーランド
CMでさんざん流れていた街がめくれあがる映像、一体どんな映画なのか楽しみに拝見… 初めて「マトリックス」を観た時と同じように、ただただその映像のおもしろさに興奮でした。ストーリーは他人の夢の中に入り込み、そこにある意識を植え付けるため、ディカプリオ扮する主人公とその仲間が奮闘する…というこれまた「マトリックス」と少し似たような設定。ストーリーはあまり深く突っ込まず、映像のおもしろさに酔いしれればすごく楽しい映画だと思う。 街がめくれあがる、街が粉々になる、回転し、無重力になる世界…イメージするのは簡単だけど、実際にそれがリアルに映像になっているのだからすごい。映像の強さ、おもしろさを存分に楽しめた。 そしてラストは少しゾクッとする終わり方。全編を通して流れる音楽も素晴らしく、ドキドキ、ゾクゾクするその音楽とともにエンドロールをぼーぜんと眺めてしまいました。
すごい!!!
これは最近見た映画の中で一番面白かったです!! 難しいと聞いていたので一字一句見逃さないように見てました。笑 (もちろん字幕です) 夢と現実・・・ この設定自体が面白く、考えさせられる部分がありました。 人の夢の中に入り込むなんて!しかも夢の中の夢・・・ 私自身DVD見終わった時夢から目覚めた気分になりました。笑 それくらい入り込んでましたね。 よくこんな凝った話を2時間で完結させたなと思います。 しかもあの展開からハッピーエンドに終わるとは思えなくて終わったときはほっとした気分です。 これから現実的にこんなことができちゃうんじゃないかと一瞬思ってしまいました~笑 いや~本当面白かったです! ぜひもう一回見たいですね☆
渡辺謙は世界のアクターとなり・・・
渡辺謙がハリウッドのスターたちの中で燦然と光る演技を見せてくれていてそれだけで感動です。このまま、デニーロみたいになって欲しいね。さて、作品ですが映像や、テンポ、音楽ともに素晴らしかったのですがストーリーは私には少し、難しかった。いわゆるパラレルワールドの究極版。ただし。想像の世界をこれだけ映像にできたということはCGって解っていてもすごいと単純に思う。いやー世の中変わったなーと年寄りみたいに感慨深い想いがあります。
ぞわっとくるラストシーン
再三流れていた 街が折り畳まれる映像などに惹かれてみましたが これは印象に残る映画になりました。 何層にもつながっている世界観 世界の終わりとハードボイルドワンダーランドを思わせました。 ラストシーンが 何とも言えない良い余韻を残します。
斬新
人の夢の中の世界を描いた作品としては、 映像も物語も斬新で面白かったです。 「夢の中で死ぬと目が覚める」とか 「夢の中で夢をみている」(夢の二重構造)とか 「夢の中では時間がゆっくり流れている」とか その辺のお約束ごとは、誰もが経験しているであろうことで 納得できるものだったし。 ただ、心に問題を抱えている主人公に なぜ仲間がついてくるのか?という部分は、すこし疑問でしたが。 サイトー役の渡辺謙さんがいい味出してます。 意味深なラストシーンを良かったし、 久々に重厚ないい作品に出会ったという気がします。
あのコマは倒れたのか?
夢の世界での描写が面白かった。 硝子の中の景色がその硝子が割れると本物になっていたり、 町全体が折りたたまれたようになったり。 特に面白かったのは、 現実世界で車が落ちて、くるくる回ったりすると、 夢の世界でも無重力状態になったり、くるくる回ったりするところ。 思わず笑ってしまった。(ストーリー的にはシリアスなところなのに。) ストーリーとしては、コブが家に帰るためのミッションなんだけど、 仲間との結びつきの説明がないから、 なぜ、コブのためにそこまでやれるのかがわからない。 ふつう、ただの仲間だったら、あそこまではやらないでしょ。 そこがマイナスポイントかな。 ラストのコマは、倒れそうだったけど。 倒れたのか?
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