インセプションのレビュー・感想・評価
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「インセプション」したい
タイトルなし
最後のシーンコマが回り続けている、夢の中か否か分からないまま映画が終わる。
印象的な終わり方だが、コブに注目するともはやコマをみていない。彼にとって最後はどちらでも良かったのかもしれない。
最高傑作
最後までスマート
4
ダークナイトに続き、ノーラン作品を
観ましたが、これまた深いメッセージ性に圧巻。
最後どうなったのかが気になり、
解説を読み漁りました。
ノーラン監督は「最も重要なことは、あのシーンでコブがコマを見ていないということだ。
あの時彼は、コマではなく子供たちを見つめていた。
コブはコマを捨てた、ということなんだ。」と。
夢か現実かという「自分の居場所」が重要なのではなく、
「自分が何をしたいのか」という根源的な自己欲求こそが大切なのではないかというメッセージではないかと解釈がありました。
とりあえずもう一回見直したいと思います。
個人的にアーサーがすごく好きで、
ミッションに乗じてアリアドネにキスするシーンや
第2階層目でのアクションシーンお見事でした。
最後のオチはどっちだったのか。個人的感想。
人の夢の中に侵入し、エクストラクション(特定の情報を
抜き取る)犯罪を生業にする主人公コブは、
日本人実業家サイトーから依頼を受ける。
それはライバル企業の跡取り息子ロバート自身が
父親の会社を潰すように仕向けること。
コブは情報の抜き取りより危険なミッションである
インセプション(情報の植え付け)に挑む。
●お互いの夢を共有しオープンワールドに近い世界を
一緒に過ごせる
●夢が多層構造になっている
●自身が抱える心の問題によって、潜在意識が投影される
など、設定が複雑で初見だと内容が咀嚼しきれないかもしれない。
自分がそうでした。
2回連続で見て、やっとストーリーの全容が
掴めたような気がします。
そこで気になるのが、あちこちのサイトやレビューで
話題になっている最後のオチ。
コマは回り続けるのか否か。
自分がどう感じたのかを述べます。
自分はコマは止まったと思います。
なぜなら、コブは現実世界で生きることに
強いこだわりを持っていたから。
コブがモブに抱く罪の意識は依頼をこなす中で変わりました。
アリアドネを義父に紹介してもらう時、
義父から「現実と向き合え」と声を掛けられますが、
この時のコブは上手く答えを返せていません。
インセプション作戦の準備をしている時、
アリアドネと夢を共有した際は
「子供の名前を呼ぼうとすると2人が消える。
子供に会うには現実の家に帰るしかない」と発言し、
現実世界を意識していることが伺えます。
モブが自殺をした際も現実で暮らそうと説得をしていました。
さらに、物語終盤で虚無に落ち、モルと会ったシーンでは
コブが現実を生きる意志があることを明確に表しています。
モルが「現実なんて信じなくていい。選んで夢の世界にいると
認めるべきだ」というニュアンスの説得をします。
しかしコブは「子供たちの家に俺は帰る」と断言します。
さらにモルに向かって「君は違う。本物のモルの影でしかない」
とまで言い切っています。
ここまで現実を生きることに固執していたコブが
子供たちに会えるのなら夢でもいいと判断するとは思えません。
よって、コマは止まる。
と自分の中で結論付けました。
皆さんはどう感じたのでしょうか?
人によって結末が180°変わるって
凄い物語ですよね。
すごい世界観。
脚本考えた人すごい。
世界観がはんぱない。
内容が難しくて、理解しようと
話についていくのに必死だった。
複雑な話なのに、設定がしっかりしていて
素晴らしい。
夢の階層によって時間の経過が違うとか、
設定がしっかりしている。
無重力のシーンは
どうやって撮ったの?ってくらい凄かった。
セットをグルグル回したのかな?
夢の世界から帰りたくない妻に
ここは現実世界ではない。と
考えを植えつけたことで
現実世界でも、ここは現実世界ではないと
思うようになって
自殺してしまったってこと?
はー怖い。
夢の夢の夢の夢、、、という風に
だんだんどこか現実なのかわからなくなっていく。
ラスト、家に妻が待ってたらどうしよ?と
思ったら子供たちだけで
夢じゃないと安心したけど
コマの回転が
回り続けるのか止まるのか
分からないところでカットされていて
え?現実?夢?どっち??という風に
謎のままで終わっていたのが、
流石だった。
脳乱イリュージョン!
.
自宅で鑑賞。敬愛するP.K.ディック的な話。(現実を入れると)五階層からなる入れ子細工な作りでM.C.エッシャーの『ペンローズの階段(無限階段)』も登場。複雑な構成故に難解な面もあるが概ね理解出来るのは夢の中にしっかりルールを設定したからか。前半は映像の力、後半は構成の力で飽きさせない。L.ディカプリオ演じる“コブ”のトーテム――独楽のラストシーンや第三階層の金庫内のアイテム(風車)等、観る者に解釈を任せる作りが成功していると思う。“サイトー”役の渡辺謙もまずまず。再鑑賞してみたい一作。70/100点。
・三本連続鑑賞した内の三本目。よく判らない箇所が多々有るのですが、一番気になるのはクライマックス近く、第一階層の車が落ち始めるシーン。第二階層のホテルでは無重力になるのにソレ以降の階層では影響を受けてない様に見受けられます。直下の階層にしか影響受けないのか、或いは階層を跨ぐタイムラグでかと訝るが、車が入水すると一番下の第四階層――城の崩壊時には鉄砲水みたいなのが出て来る。結局、第二階層のみ無重力なのはドウ云う事でしょうか?
・鑑賞日:2011年8月28日(日)
最高すぎる!!!
面白い
無理な設定をそれらしく意味やルールをつけ、わけのわからぬ緊迫感を与えてくれる。夢を共有したり操れたりするってことは、予想外の事象は他のメンバーの深層心理の具象であるのだから、極度の意外性はないはず。第1層から第3層、それぞれに残されたメンバーの設計図があって階層を守り他のメンバーは危険をクリアしながら奥深くへ進むという面白さ。死んだら目覚める・・・しかし、本編ミッションでは多量の薬物を使ってるため虚無に落ちてしまう。そして、夢では時間が長く感じられることから下に行く度に時間が長くなる。さすがに橋の上からバンが落ち着水するまでにってシチュエーションは緊張感がないけど(笑)。
それにしても不可思議世界を映像化できるようになったもんだ。冒頭の日本をイメージしたと思われる岸壁の城には笑ってしまいそうになる。その中のサイトーが老いぼれになったシーンがクライマックス最後に使われ意味を成してくるのだ。
ラストでは二人の子供に再会するシーン。これが夢なのか現実なのかという論争が起こったらしいけど、ハリウッド映画だということを考えれば現実なのだろう。そこまで夢ならば、ストーリー全体もどこまで夢なのかわからなくなる。
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