新宿インシデント

劇場公開日:

  • 予告編を見る
新宿インシデント

解説

ジャッキー・チェン製作・主演の下、アジア各国で活躍するスタッフ・キャストが集結したバイオレンスドラマ。行方不明の恋人を探すため、中国から日本に密入国した鉄頭。新宿・歌舞伎町にたどり着いた彼は、同じく不法滞在の仲間たちと共に過酷な日々を送っていたが、やがて裏社会へと足を踏み入れ……。監督は「ワンナイト・イン・モンコック」のイー・トンシン。共演は「女帝」のダニエル・ウー、「墨攻」のファン・ビンビン、竹中直人ほか。

2009年製作/119分/香港
原題または英題:新宿事件
配給:ショウゲート
劇場公開日:2009年5月1日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3

(C)2009 Emperor Dragon Movies Limited All Rights Reserved

映画レビュー

4.0生きる為

2022年10月27日
Androidアプリから投稿

悲しい

怖い

単純

悪事に手を染めるし、人も殺す。
不法入国者には選択肢が少ない。
でも生きる為には仕方ない。

日本の闇の部分を扱った社会派クライムドラマ。噂じゃ青龍刀事件が元になってるとか?

ジャッキー主演だがアクション無しでR15。
アクションとコメディに頼らない、けっこう真面目で重い映画だが、ジャッキーの演技の触れ幅の大きさがわかる作品だと思う。

印象に残ったのは最後の下水道のシーン。
二人が出会った場所で終わるのが良かったな。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
カミムラ

4.0ジャッキー・チェンが出てるのにR15+

2018年12月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

吹き替えで。
2009年の映画、設定は暴対法施行直前後の1990年初め。
新宿、大久保が舞台でロケは神戸南京町でも行われたらしい。
ジャッキー・チェン映画なのにお笑い一切無し、カンフーアクション無し。
泥臭い暴力のみ。
翻弄される中国密入国者が闇に取り込まれる悲哀をノワール調でみせる。
何故に放送されないのか不思議でしょうがなかったが
完全に蔑称として「支那人」と連呼しているので無理なのね。支那は地理的な文言なのになぁ。。。
ファンビンビンの顔の小ささと派手さが浮きまくり。
ジャッキー・チェンのベッドシーンあり。白人と騎乗位
阿傑が義手を手に入れてからの変わりようがエグい、一体何をイメージしたのか?ブレードランナーのパリス(ダリルハンナ)か。
スケールのでかいVシネ
澤田 拳也がいい役どころ
倉田保昭さんが勿体無い
腸が出たり腕切れたり焼かれたりエグ目

コメントする (0件)
共感した! 1件)
消されるので公開しない

3.5任侠密入国者

2018年10月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

ジャッキー映画の物語はいつも似た展開だが、この映画はかなり違う。なんせ冒頭から密入国の話なのだ。

カリカチュアされ気味の日本描写だが、さほど的外れでもない。異国人には成り立ちも内情もわかりにくい暴力団内部も意外としっかり描いてる。ジャッキー映画なのに。

しかし中盤以降はカオス。ヤクザ抗争に話が移り暴力シーンが加速していく。(ジャッキーは一切高い所にも行かずカンフー技も出さない)
民族的対立をも描いているのにも驚き。そしてクライマックスは邦画ヤクザ映画も顔負けのバイオレンス!終わり方も意欲的!

ジャッキー映画ファンが喜ぶか?と聞かれたら難しいかもだが、俳優ジャッキー好きならこのチャレンジングな試みは評価するだろう(自分は後者)

コメントする (0件)
共感した! 1件)
散歩男

2.0退屈はしないが楽しめはしない

2014年4月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

寝られる

ジャッキーはこの映画で「賞も視野に入れている」と言っていた。それまでのアクションスターとしての肩書から、演技派俳優として評価されることを望んでいたように思う。

しかし一朝一夕にはいかないものである。日中の社会問題をリアルに織り込んだ話で陰鬱さを遠慮なく盛り込めば、テーマが重くなって自動的に深刻な映画たりえてくれるとの思い込みが、根底にあったように思う。日本と中国の両方で、わっと評価が高まってほしかったのだろうし、日本においては「ブラック・レイン」のような評価を期待していたのかもしれない。

だが、香港映画人として刷り込まれた、度を越したサービス精神?が相変わらず顕著で、とにかく観客を退屈させまいとあらゆる要素を放りこみすぎてしまう。時にそれがリアリティを逸脱するものであっても、退屈よりはマシという香港ムービーの血が、まるっきりナンセンスでグロテスクで悪趣味なだけのシークエンスを作りだしてしまう。切り落とした手を屋台で焼くくだりはやり過ぎで、香港映画だなぁと思ってしまう。

竹中直人の役は、なんだか腹の中に陰謀でも秘めてそうに見えたので、本当にジャッキーのお友達として友情を温めあっているとは思わなかった。だから最後も素直には感動できなかった。

ひたすら陰気な話を続けて、主人公死亡の悲惨な幕切れなら、芸術映画とみなされる…そんな風に思い込んでいるとしたら、ちょっと勉強が足りないなと感じる。

こんなジャッキーみたことない、と宣伝文句に打っている時点で、結局はジャッキーの従来ファン頼みの興行と丸わかりである。一般の映画ファンに評価され賞を獲るような演技派俳優になりたいという夢は、配給会社にすら同感を得られていない。

また、歌舞伎町の不法入国者が減ったのは都による浄化作戦など行政が本腰を入れたからで、中国の経済発展だけが理由ではない。あのエンディングの表示も無責任すぎると思う。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
shotaro5124

他のユーザーは「新宿インシデント」以外にこんな作品をCheck-inしています。