母なる証明

ALLTIME BEST

劇場公開日:2009年10月31日

解説・あらすじ

「殺人の追憶」「グエムル/漢江の怪物」のポン・ジュノ監督が手がけた3年ぶりの長編。国民的人気女優のキム・ヘジャ、5年ぶりの映画出演となるウォンビンが親子を熱演する。貧しいながらも幸せに暮らしていた親子であったが、ある日1人息子が警察に拘束されてしまう。殺人事件の容疑者にされてしまった息子の無実を信じ、孤立無援の母は悲しむ間もなく、たった1人で真相に迫ろうとするのだが……。

2009年製作/129分/PG12/韓国
原題または英題:Mother
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2009年10月31日

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映画レビュー

4.5ほんと、すみません

2011年6月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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共感した! 5件)
しんざん

4.0緻密にディテールを紡ぎ上げ、母の心のうねりを描き出す傑作

2020年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 4件)
牛津厚信

4.5『バカは罪である』『醜いほど深い親子の絆』など、映画の中心トピックがすごくクリアに伝わりやすい素晴らしい映画。

2025年8月15日
Androidアプリから投稿

ポン·ジュノ末恐ろしーーって心底なる要素が目白押し。
まずは何より主人公親子のキャラ造形にこれでもかというほど成功している。こいついそう感ビンビンの絶妙な存在感を感じる役どころはグッド。無能すぎてどーしよーもない息子と過保護すぎてどーしよーもない母のコンビのバランスが最高で、このバディーの行く末を見たいって開始10分もあれば素直に思えてしまう時点でいい映画だと思う。さらに、母のポンコツ探偵ぶりの面白さや、息子の頼りなさを応援する要素や先の読めない展開や裏切りや。。。
ずっと見てたい主人公たちが、ハラハラドキドキのジェットコースター展開でテンポ良く物語を進めるなんて傑作以外の何者でもないでしょう。
〇〇越しの構図を多用した撮影などもフレッシュだった。パラサイトのガラス越しのショットなどにも通じてる?
藁を母が刻むところの断続的な連続音も、シティーオブゴッドのオープニングのようでめっちゃわくわくした。素晴らしい!!

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ディミトロ

2.0良くも悪くも、ポン・ジュノっぽさ全開

2025年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

映像はとにかく湿度が高く、どこを切り取っても暗くて、不潔で、不愉快。
まるで息苦しさを狙って演出しているような重たい空気が全体を包んでいる。

「母親だから何をしても許される」わけじゃない——
そんな違和感がずっと漂っていて、その不快さを最後まで引きずる作品だった。

そして、ポン・ジュノ作品にありがちな“カタルシスのなさ”。
感情が爆発するでもなく、納得できる結末があるわけでもなく、ただモヤモヤが残る。
この手の映画を「深い」とか「考えさせられる」と高く評価する人も多いけれど、正直、自分にはまったく刺さらなかった。

映像や演出に独特の魅力はあるけれど、残念ながら今回は完全にツボから外れてしまった一本。

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abu