「蟹工船」を配信している動画配信サービス(VOD)
「蟹工船」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!
自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「蟹工船」を楽しむ方法をまとめて紹介します!
「蟹工船」の配信サービス一覧
| 配信サービス | 配信状況 | 料金 | |
|---|---|---|---|
| | 見放題 | 月額2,189円(税込)~ | 今すぐ見る |
「蟹工船」の配信サービス詳細
おすすめポイント
映画/ドラマ/アニメ/電子書籍を観るならU-NEXT(ユーネクスト)。名作はもちろん最新作も!豊富な作品の中からお好きな動画を見つけて、是非お楽しみください。
配信形態
見放題 / レンタル / 購入
無料期間
31日間
月額料金
月額2,189円(税込)
ダウンロード可否
可能
複数端末同時視聴
可能
※最大4台まで同時再生可能
特典
(ポイント付与等)
毎月1200ポイント付与(購入・レンタル・コミック購入・ライブ配信チケット購入・映画館で使用可能)
支払い方法
クレジットカード(Visa/Master Card/JCB/アメリカン・エキスプレス/ダイナースクラブカード)、キャリア決済(d払い/au PAY(auかんたん決済)/ソフトバンクまとめて支払い/ワイモバイルまとめて支払い)、楽天ペイ、Amazon.co.jp、Apple Account、Google Play、ギフトコード、U-NEXTカード
全作品数
340,000本
見放題作品数
300,000本
映画作品数
見放題17,700本以上/レンタル1,200以上
ドラマ作品数
見放題5,400本以上/レンタル680本以上
アニメ作品数
見放題5,800本以上/レンタル260本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介
解説・あらすじ
2007年から08年にかけて人気が再燃し、話題となった小林多喜二による1929年のプロレタリア文学の名作を、「弾丸ランナー」「疾走」のSABUが映画化。出稼ぎ労働者達が蟹缶の加工を行う船・蟹工船で、劣悪な環境と低賃金に疑問を抱いた新庄は、労働者たちを蜂起させ、非道な監督の浅川に立ち向かう。松田龍平と西島秀俊が激しく対立する労働者と権力者に扮する。
レビュー
kossyさん
投稿日:2022-06-09
2008年頃に小林多喜二の「蟹工船」が再評価され、文庫本が爆発的に売れた。山村聡による1953年版も再上映されたりと、2008年の新語・流行語大賞にもベスト10入りするなどした。格差社会という言葉が流行したのも、その2年前。このリメイク版もオリジナルを観てから感想を書こうと思っていたのに、オリジナルは台詞が聞き取れない・・・リマスター化希望。
かなりコミカルなシーンも多く、言ってみれば、とっつきやすい印象。1930年代の帝国主義の時代。西島秀俊演ずる浅川監督は「金儲けのためではない。国家的事業であり、ロシアとの戦争なんだ」と強調する。ロシアの海域にも入ったりもしたが、駆逐艦が常に蟹工船を護っていたのだ。
過酷な労働条件。逃げ出す者もあったが、見つかり拷問の末に自殺。新庄(松田龍平)が死んで抵抗しようと仲間をそそのかし、集団自殺を図ろうとするコミカルな部分も、宮口の死によって状況が変わる。ロシア船に助けられたこともあり、新庄と塩田が労働者の権利を教えられ、ストライキを行使しようというあらすじだ。
ごく一部の資本家と権力者という階級社会。ゼロからは何も生み出せないし、それは労働者たちも同じ。閉鎖的な空間だからこそ、その絶妙な駆け引きがあり得たと感じるが、心情的にはもっと根本的な生存権にまで及んでいたように思う。全ての階級社会を否定するわけではないが、その主従関係が閉鎖社会の船中にあって狂気と化した内容。理性を保っていたのは労働者側だったが、地獄を見たのだから当然なのかもしれません。とにかく、地獄絵図との対比は斬新だった。これを観た後ではカニ缶を食べたくなくなること必至!
【2009年7月映画館にて】
かなりコミカルなシーンも多く、言ってみれば、とっつきやすい印象。1930年代の帝国主義の時代。西島秀俊演ずる浅川監督は「金儲けのためではない。国家的事業であり、ロシアとの戦争なんだ」と強調する。ロシアの海域にも入ったりもしたが、駆逐艦が常に蟹工船を護っていたのだ。
過酷な労働条件。逃げ出す者もあったが、見つかり拷問の末に自殺。新庄(松田龍平)が死んで抵抗しようと仲間をそそのかし、集団自殺を図ろうとするコミカルな部分も、宮口の死によって状況が変わる。ロシア船に助けられたこともあり、新庄と塩田が労働者の権利を教えられ、ストライキを行使しようというあらすじだ。
ごく一部の資本家と権力者という階級社会。ゼロからは何も生み出せないし、それは労働者たちも同じ。閉鎖的な空間だからこそ、その絶妙な駆け引きがあり得たと感じるが、心情的にはもっと根本的な生存権にまで及んでいたように思う。全ての階級社会を否定するわけではないが、その主従関係が閉鎖社会の船中にあって狂気と化した内容。理性を保っていたのは労働者側だったが、地獄を見たのだから当然なのかもしれません。とにかく、地獄絵図との対比は斬新だった。これを観た後ではカニ缶を食べたくなくなること必至!
【2009年7月映画館にて】
鑑賞日:2022年6月9日 映画館、VODで鑑賞
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