カイジ 人生逆転ゲームのレビュー・感想・評価
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ここから始まるヒリヒリした感覚
ギャンブルを真正面からマンガにした本作
本来不健康なテーマだが、これだけおもしろくリアルに描いた福本伸行先生は相当やってないとこの境地は表現できないと想像したもんだ
大学生の頃リアルタイムでヤンマガを読んでいた
毎回胸をギューッとさせられる展開でした
マンガが先、後にお笑いのテンダラーの浜本を見た時に「まんまやん!」と思った
けど、これか実写版となってカイジを藤原竜也さんが演じる。
ギャンブルにおけるドキドキはそう呼ばない
ヒリヒリする感覚と言う
これが危険なのだ
でもやめられない、それがギャンブル
そんな心理状態をこの映画は見事に見せてくれる
人生逆転ゲーム!お金の魔力!
映画用に原作を上手くまとめた感はある。ざわざわ...が少ない優等生カイジ。
原作は読了。これだから実写化した邦画は苦手。どう観ても"演技"している。舞台ならこれで良いが、映画は違うと思う。
藤原竜也の演技、ちゃんと初めて観たのだが確かに上手い。表現も表情も素晴らしく良いが、上手さのベクトルが少し違う。"舞台"で見せるカイジだったら、満点と思う。
大事なセリフの雰囲気はちゃんとカイジしているが、映画としての評価は個人的に難しく感じる。
藤原竜也の整った顔立ちからか、カイジの雰囲気が違い過ぎる。もっとクズっぽい、ギラついた目と尖った感じが欲しい(鼻の話ではなく)。松山ケンイチの佐原もそう。2人共、どうしても優等生的な雰囲気が見え隠れしてしまう。
利根川は大柄なイメージだったので、小さな香川照之では小物に見えてしまう。上手いんだけどクセのある演技は少し違う感じだった。
唯一、光石研の石田はドンピシャな配役。弱々しさもとても良かった。
若い鈴木亮平が黒服役で放つオーラが、一際目立っていた。
で、遠藤はどうして天海祐希??うーん。
尺にまとめたのはとても上手く、実写では表現や視覚的に難しい場面も綺麗に端折っていて好感。脚本、演出も予想を一応上回っていて良かった。
原作"カイジ"ファンには中々の厳しい出来。原作未読でカイジの雰囲気を味わい、ここを原作への入口としてなら満点かも。と、なんだかんだ言いながら、とりあえず続編は観たくなった。
リスクを恐れず挑む姿勢に感動しました!
映画『カイジ 人生逆転ゲーム』は、極限状態での人間の本質が描かれたスリリングな作品でした。カイジが追い詰められながらも逆境を乗り越えていく姿には、企業経営や挑戦の中で感じる「一寸先は闇」という状況が重なりました。
特に心に残ったのは、人間の欲望と恐怖が交錯する場面で、選択肢が限られた時こそ自分の可能性を信じ、リスクを取る決断が求められるというテーマです。
私は、30歳を過ぎてから起業という大きな挑戦をしましたが、この映画を通じて改めて「リスクを恐れず、前進することの重要性」を感じました。
カイジが示すように、勝負の場面では過去に縛られず、目の前のチャンスに飛び込むことが成功への鍵だと思います。視野を広げ、新しい可能性を信じる姿勢が重要であることを再認識させられる作品でした。
人生を変えるために。。。
原作の完成度が非常に高いと評判なので、チェックした本作。
「キンキンに冷えてやがる」
原作も映画も見たことがなかった私を含めて、多くの人が1回は聞いたことがあり、実際に真似したこともあるセリフではないでしょうか。
中でも作中に登場する「eカード」の戦いがすごく、
心理戦の描写が繊細に描かれていて手に汗握る展開の連続でした。
平民、皇帝、奴隷の3種類のカードを用いて対戦をするこのゲーム。
最弱の奴隷だけが最強の皇帝に勝てるというルールが歴史上の大きな分岐点となる革命を表現しているものになっていて、作品の世界観にピッタリだと感じました。
私は両親の夜逃げや、借金取りが家に押しかけてくる経験など壮絶な過去も乗り越えてきましたが、もしかしたらカイジみたいに連れて行かれて。。。と思ったり(笑)
また、起業家として大事にしてきたことの1つである、「チャレンジし続ける」ことに似ているなと感じました。今の自分の置かれている状況を変えるにはこれまでと違う何か(チャレンジ)をする。それをやるから自分自身の成長になり状況が変わっていくことを日々実感しています。
本作はそんな自分が大事にしてきたことを改めて大事だなと確信させられました。
悪役の魅力。
カイジって名前を付ける理由が無い
かなりシュールだが
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他人の借金の連帯保証人になったカイジが借金を返すため、わけのわからん世界へ。
そこでは金持ちたちが地下帝国を築いていた。
そしてそこでカイジは3つのゲームをする。
まず山本太郎に騙されるジャンケン対決。
最後は山本を逆に騙すが、自分らも負けて地下の炭鉱へ。
次にそこを出るために100mくらいの高さで平均台を渡る。
カイジ以外は全員落ちて死亡。カイジのみ渡りきる。
最後、幹部・香川照之とのカード対決。
イカサマを読み切って逆に相手を騙し、勝利。
5億だか10億だかを稼いでシャバへ戻った。
が、そのまま飲みに行ったところで睡眠薬を入れられ、
天海祐希に持ち逃げされてジエンド。
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設定が余りにもナンセンスで、シュールすぎる映画。
が、1つ1つの勝負はまさに現実的で知的で緻密。
人間心理の描写が見事。
でも、人々を地下の炭鉱に閉じ込めて強制労働させたり、
平均台から落下して死なせたりした組織が、
何故ゲームに勝ったからってシャバに戻すのか?
警察に踏み込まれたらどうすんの?
また何で5億とかの金持って居酒屋に行く?アホやんw
でも藤原らの迫真の演技も結構良くて、面白かった。
「キンキンッに冷えてやがるっ…!」 藤原竜也のモノマネでよく使われるセリフはこの映画から来ている。
動画配信で映画「カイジ 人生逆転ゲーム」を見た。
劇場公開日:2009年10月10日
2009年製作/129分/日本
配給:東宝
藤原竜也
天海祐希
山本太郎
光石研
松山ケンイチ
松尾スズキ
吉高由里子
「キンキンッに冷えてやがるっ…!」
藤原竜也のモノマネでよく使われるセリフはこの映画から来ている。
福本伸行原作のマンガは読んでいた。
船内のじゃんけんゲームのシーンは
上手く再現できていたと思う。
鉄橋を渡るゲームはどうだろうか?
ちょっと興ざめした感がある。
マンガをそのまま実写化するのは
意外と難しいのかもしれない。
利根川幸雄の雰囲気を出すのも
キャスティングが簡単ではないと思った。
終盤のEカードの対戦シーンは緊迫感を高めた。
最後の最後に美味しいところを
持って行ったのは天海祐希だった。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
似たような映画で森下悠里主演の「人生逆転ゲーム」があるが、
個人的にはそちらの方が満足度が高いと思う。
文字通り、人生を逆転させたいと思う方にオススメの映画です。目が覚めます。
友人たちと一緒に、「香川照之」さんの演技を勉強しようと話題になったことがきっかけで、カイジを観ました。
カイジのストーリー自体も面白いですが、それ以上に、人の本質的な部分に関するメッセージが飛び交っていて、とても興味深く、見応えのある映画だと思います。
カイジ(藤原竜也)と遠藤さん(天海祐希)の事務所でのやりとり、ゲーム説明の利根川(香川照之)のスピーチ、橋の上でのカイジと石田さん(光石研)とのやりとり、ラスト勝負のカイジと利根川のやりとりなど、あらゆるところに、人生に関するメッセージが組み込まれています。
・なんとなく生きている
・生き甲斐を感じていない
・人生引っ繰り返したい
etc.
漫画や映画ではないですが、現実社会を生きている皆が、一度は観ても良い映画だと思います。
日々、一生懸命に生きていこうっていう気持ちになりますよ。
なんかポップ…
この作品を見るずっと前から原作は見ていないもののいろんなところでネタを目にしていて期待値が高かったせいなのか、
あまり…だった…。
①前半のジャンケンのところや地下労働のところはよかったけど石田のおっさんとの関係性がもっと濃く描かれていて欲しかった。
②無音で消えたところの演出が微妙だった。(チケット渡す時あんなに押したら倒れるじゃんとか)
③勝負に勝って地上に出てからがポップすぎ
だった。
もっと陰鬱な映画にするのはだめだったのかなぁ。
班長は似てはないけどどことなく雰囲気一緒でよかった。
そしてデスノートコンビに沸いた。
配役に難ありか、原作ファンの小言です。
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